演劇女子部『TIME REPEAT』、6公演中止 出演者がインフルA型、チケットは払い戻し

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
BEYOOOOONDSが主演する舞台、演劇女子部「TIME REPEAT」が、初日の10月16日から19日までの6公演を中止した。出演者が体調不良を訴えて病院で検査を受けたところ、インフルエンザA型と診断されたためで、どの出演者かは公表されていない。中止公演のチケットは払い戻しとなり、詳細は後日案内される。10月17日時点では、20日の公演から上演する予定だ。
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初日の開演5時間前、6公演の中止を発表
中止を知らせたのは、主催のアップフロントプロモーションとオデッセーだった。10月16日、演劇女子部の公式サイトとBEYOOOOONDSの公式サイトに「公演中止のお知らせ」を掲載し、BEYOOOOONDSの公式Xも同じ日の13時31分ごろに告知を投稿している。初日の開演は18時30分で、発表から幕が上がる予定の時刻まで約5時間しかなかった。
発表文によると、出演者が体調不良を訴え、病院を受診・検査したところ、インフルエンザA型と診断された。感染した出演者の人数や氏名には触れていない。
中止となったのは次の6公演だ。
10月16日(金)18時30分の回
10月17日(土)12時、16時30分の2回
10月18日(日)12時、16時30分の2回
10月19日(月)18時30分の回
会場は東京・代々木のこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロで、JR新宿駅南口から徒歩5分の劇場だ。公演期間は10月16日から25日までの10日間で、全14公演が組まれていた。そのうち最初の4日間がまるごと消え、上演できる可能性が残るのは20日以降の8公演となる。
中止期間には、ファン向けの企画も含まれていた。18日16時30分の回は終演後にアフタートークショーが、19日18時30分の回はロビーでのお見送り会が予定されていた。どちらも中止となった公演に付いていた企画で、10月17日時点で代わりの機会についての案内は出ていない。
主催者は「直前のご案内となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます」と、急な告知になったことを謝罪した。
払い戻しの詳細は後日、振替公演はなし
チケットの扱いは、主催者の発表で次のように示された。中止公演のチケットを持つ人には払い戻しを行う。ただし、方法や期間はまだ示されていない。「改めてご案内いたします」として、手元のチケットを大切に保管するよう呼びかけている。
振替公演の予定はない。払い戻しの手続きが始まるまでは、チケットを捨てずに持っておくことが大事だ。
チケットは全席指定で9,500円(税込)。Hello! Projectオフィシャルファンクラブ先行、ODYSSEY WEB先行、オフィシャルキャスト先行を経て、9月26日からチケットぴあで一般発売されていた。公演ページの注意事項には「主催者都合による公演中止以外でのチケットの払い戻しはできません」とあり、今回の中止は払い戻しの対象になる。問い合わせ先はオデッセーだ。
会場に足を運ぶ人向けの対応もある。グッズ販売は中止期間中も時間を区切って続け、チケットを持っていない人も買える。販売時間は16日と19日が16時30分から20時、17日と18日が11時30分から17時まで。
先行販売で付いた特典の引き換えも、同じ時間帯にロビーの「特典引換所」で受け付ける。ODYSSEY WEB先行ではメインビジュアルの2L版ブロマイド、オフィシャルキャスト先行では選んだキャストのソロビジュアルのトレカ風ブロマイドが特典で、どちらも非売品だ。
後日の郵送には対応しない。特典の引き換えは公演期間内に限られ、中止期間の4日間のほか、20日から25日の公演期間中も会場で受け付ける。ただし、各公演の開場時間中は案内まで待つ場合があるという。中止公演のチケットを持つ人も、引き換えるなら25日までに会場で済ませる必要がある。
メンバー11人で挑む3年ぶりの主演舞台
「TIME REPEAT」は、BEYOOOOONDSにとって約3年ぶりの主演舞台だった。上演は8月3日に発表され、9月18日にはソロビジュアルと配役が公開されている。
物語の舞台は遠い未来、未知の惑星を目指す宇宙船。極秘任務に挑む乗組員12人のあいだで不可解な出来事が続き、連続死が繰り返される。密室で積み重なる疑念と秘密が、最後に一つの真相へ向かう。公式サイトはこの作品を「本格SFミステリー」と紹介している。
脚本は太田善也(散歩道楽)、演出は西森英行(Innocent Sphere)が手がける。音楽は和田俊輔、振付はYOSHIKOが担当した。
キャストは、BEYOOOOONDSのメンバー11人と、宝塚歌劇団出身の汐月しゅうの計12人だ。配役は次のとおり。
ルナ(西田汐里)、ソーマ(平井美葉)、アリサ(小林萌花)、ジン(前田こころ)、エイジ(清野桃々姫)、リョウ(里吉うたの)、マドカ(江口紗耶)、ツグミ(岡村美波)、テル(小島はな)、エリー(大坪茉乃)、ミカ(杉山結菜)、レオナ(汐月しゅう)。
グループは2026年6月に体制が変わった。6月16日、横浜アリーナでの単独公演で高瀬くるみが卒業し、同じステージで新メンバーの小島はな、大坪茉乃、杉山結菜の3人がお披露目された。公式サイトも、この舞台を「新体制となったBEYOOOOONDSが挑戦する」公演と打ち出していた。
新しい顔ぶれで迎えるはずだった初日。その幕は開かなかった。
メンバーはブログで謝罪、再開へ体調管理
中止の発表後、メンバーは10月16日のうちに相次いで公式ブログを更新した。
西田汐里は14時25分に投稿したブログで、公式Xとホームページで発表があったと伝え、中止となる6公演の日時を並べた。
平井美葉は16時50分の投稿で、楽しみにしていた人たちへ「本当に申し訳ありません」とわびた。続けて「全員で、万全な状態で、舞台に立てるように」と書き、公演の再開に向けて「体調管理に努めます」とつづっている。
杉山結菜は夜にブログを更新し、初日のはずだったこの日の公演が出演者の体調不良で中止になったと説明した。「遠くからきてくださっていた方もいらっしゃると思います」と、遠方から来たファンにもわびている。3人とも、感染した出演者の名前には触れていない。
インフルエンザは全国で増加が続く
インフルエンザの流行は、例年より早い。厚生労働省は8月28日、全国の定点当たり報告数が流行開始の目安とされる1を上回ったとして、流行シーズン入りを発表していた。
勢いは秋に入っても衰えない。10月16日に厚労省が公表した第41週(10月5日から11日)の全国の定点当たり報告数は12.81で、前週の11.35から増えた。全国の定点医療機関から報告された患者数は4万7,746人に上る。前の年の同じ週は2.36だったので、5倍を超える水準だ。都道府県別では、沖縄県の31.34が最も高く、神奈川県21.60、埼玉県20.99、千葉県19.55と、首都圏の3県が上位に並ぶ。
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20日以降は上演予定、案内は公式サイトで
10月17日時点で、主催者は10月20日の公演から上演する予定としている。ただ、今後の状況で変わる可能性がある。20日以降の上演については、演劇女子部の公式サイトとBEYOOOOONDSの公式サイトで改めて知らせるという。
残る8公演は、20日から23日が18時30分の回、24日と25日が12時と16時30分の回だ。21日18時30分の回と24日16時30分の回は、終演後にアフタートークショーが予定されている。20日、22日、23日の18時30分の回は、終演後にロビーでのお見送り会が予定されている。
公式サイトの案内には、中止公演の配信や映像化についての記載はない。払い戻しの具体的な方法とあわせ、続報を待つことになる。
グループの予定も詰まっている。11月11日にはコンサート「BEYOOOOONDS CONCERT 2026 [IT’S SHOOOOOWTIME BUDOOOOOKAN!]」を控え、11月25日には7枚目のシングル「笑止千万/勝利のセンタク」が発売される。まずは20日、予定どおり宇宙船の物語の幕が開くかどうか。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]













































































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