ちとせよしの、24日にメガトンと対戦しリングデビュー マリーゴールド両国で「メガトンさんをボコボコにしたい」

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
グラビアアイドルのちとせよしの(26)が、10月24日に東京・両国国技館で開かれる女子プロレス団体マリーゴールドの「MARIGOLD GRAND DESTINY 2026」でリングデビューする。相手はマリーゴールドのメガトンで、試合は「異業種格闘技戦」として2分2ラウンドで行う。10月13日の会見で、ちとせは「メガトンさんをボコボコにしたい」と宣戦布告した。
両国国技館の第4試合で異業種格闘技戦
マリーゴールドは10月13日、都内で会見を開き、両国国技館大会の全対戦カードを発表した。大会は10月24日(土)の14時30分開始で、開場は13時15分。ちとせの一戦は公式サイトで「異業種格闘技戦 メガトン vs ちとせよしの」と発表され、「人気グラビアアイドル初参戦」と添えられた。
ルールは少し変わっている。ちとせはキックボクシングのルール、メガトンはプロレスのルールで戦い、時間は2分2ラウンド。カードは第4試合に組まれた。
会見に出席したちとせは、ふだんはグラビアアイドル、歌って踊るアイドル、大食いタレントとして活動していると自己紹介した。そのうえで「両国国技館という素晴らしい場所でリングデビュー」の機会への感謝を口にし、対戦相手へ向けて拳を握った。
「メガトンさんをボコボコにしたい」
「ボコボコに」という言葉は、会見を伝えた各メディアの見出しにも取られた。
6月の観戦がきっかけ、7月には道場で合同練習
話は4か月前にさかのぼる。ちとせは6月9日、東京・新宿FACEで行われたマリーゴールドの大会を観戦した。場内アナウンスで来場が紹介されると客席から歓声が上がり、その反応が団体とのつながりを生む。
7月10日、ちとせはマリーゴールドの道場を訪れた。自身のYouTubeチャンネル「よしのんチャンネル」とのコラボ企画で、マリーゴールド・ワールド王者の青野未来、南小桃、メガトン、ザ・レディAI、練習生のあんりと鈴夏の6人と一緒に汗を流している。デビュー戦の相手になるメガトンとは、この日すでに同じリングで練習していた。
ちとせは数年前からキックボクシングのジムに通っている。青野が構えたミットに左右のキックを打ち込むと、青野は両脚ともしっかり蹴れていると驚いた。ちとせ自身は、リングの上で動くのは初めてで、マットの跳ね返りの感覚がジムとまるで違うと話している。
だが、この時点で入団やデビューを約束したわけではない。観戦した試合の激しさを見て、簡単に「やってみたい」と言える世界ではないと感じたと率直に語り、デビューするならしっかり特訓したいと慎重な姿勢を崩さなかった。背中を押したのは青野だ。自分も最初は軽い気持ちから始めたと伝え、デビューするならコスチュームをリメークして贈ると約束した。
それから約3か月。両国国技館という大舞台で、ちとせのデビューが決まった。
グラビアと鉄工所勤務、地元・佐賀への思い
ちとせよしのは佐賀県出身。鉄工所に勤めていた異色の経歴を持ち、グラビアアイドルとして写真集やデジタル写真集を重ねてきた。2023年1月に開いた2冊目の写真集の発売記念イベントでは、地元の仕事を増やして祖父母を喜ばせたいと語っている。
アイドルグループ「あまいものつめあわせ」のメンバーとしても活動する。2026年7月には、デジタル写真集「夏色かえり道」をリリースした。
足腰の強さには理由がある。7月の練習の際、ちとせは高校時代に片道13キロを自転車で通っていたと明かした。ギアを一番重くして立ちこぎで45分ほどかかったといい、その脚力に自信を見せている。
得意技はミドルキックと右フック
会見でちとせが挙げた武器は、ミドルキックと右フックの2つだった。人を本気で殴った経験はないと明かしつつ、「日頃のストレスを拳に乗せたい」と意気込み、KOでの決着を狙う。
グラビアの仕事があるため、ちとせは、あざを作らないように相手の攻撃をよけて勝ちたいと話した。アイドルでもかわいいだけではないところを見せたい、と語る表情には緊張と笑顔が混ざっていた。
対するメガトンは、2025年1月11日に大阪176BOXでデビューした。ボジラのマネジャーとして登場し、囚人服姿のパフォーマンスで会場の人気を集めてきた選手で、得意技はメガトンプレスとメガトンチョップ。前年の両国国技館大会「MARIGOLD GRAND DESTINY 2025」(2025年10月26日)では、当日発表の「大物M」として現れた鈴木みのると対戦し、6分過ぎにギブアップで敗れている。1年後の両国では、迎え撃つ立場に回る。
会見でメガトンは、自分にも意地とプライドがあると口にした。ちとせの挑戦に全力でぶつかると応じ、どこからでもかかってこいと受けて立つ構えを見せている。
3冠戦にラストマッチ、両国大会の主なカードと配信
大会のメインは、青野未来、岩谷麻優、ビクトリア弓月によるトリプルクラウンマッチだ。3人による勝ち抜き戦で、勝者にはマリーゴールド・ワールド、ユナイテッド・ナショナル、スーパーフライ級の3本のベルトが贈られる。
ツインスター選手権では、天麗皇希と後藤智香の王者組がウナギ・サヤカとノア・ヒカリの挑戦を受け、5度目の防衛戦に臨む。3Dトリオス選手権、桜井麻衣のマリーゴールド所属ラストマッチ、山岡聖怜と田中きずなの復帰戦、鈴夏のデビュー戦も組まれた。7月の合同練習に練習生として加わっていた鈴夏も、ちとせと同じ日に両国でデビューする。
チケットの前売り料金は、2階自由席の3,000円からロイヤルシートの120,000円まで。当日は各席1,000円上がり、小中高生向けの当日券は1,000円で用意される。会場に行けない人向けには、プロレス動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」がPPVで生中継する。価格は通常4,400円、UNIVERSE会員は3,600円(いずれも税込)で、見逃し配信は11月24日23時59分まで見られる。
7月の道場で、ちとせは「やるしかない感じ」と笑っていた。両国国技館のリングで、2分2ラウンドの初陣が始まる。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]












































































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