相葉雅紀、『4アウト』完成披露で自身のノックを「すごい」と自賛 侍ジャパン井口資仁監督らの指導で撮影本番に外野フライ3発連続

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相葉雅紀(43)が10月13日、東京都内で開かれた主演映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』の完成披露試写会の舞台あいさつに登壇した。撮影前に井口資仁、飯塚智広の両氏からノックの指導を受け、撮影本番では外野フライを3本連続で打つ場面を一発で決めたと明かした。会場から拍手が起こると「そうなんですよ」と応じ、自分のことを「すごい」と言って胸を張った。映画は11月6日に全国公開される。
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「3発当てて」拍手を浴びた相葉のひと言
舞台あいさつには相葉のほか、黒島結菜、松本利夫(EXILE)、佐々木蔵之介、福松凜、日向亘、DAIKI、寺田ユースケ、稲垣壮洋監督の9人が並んだ。相葉が演じたのは、社会人野球で戦力外通告を受けたのち、身体障害者野球チームの監督になる矢上雄一。監督役として欠かせないのが、選手に打球を打ち込むノックだった。
小学生のころに野球をしていた相葉だが、経験したのは選手の側で、ノックを打った経験はほとんどなかったという。ノックバットは細くて長く、最初はなかなか当たらずに練習が大変だったという。苦労を口にしたうえで、撮影の本番で外野フライを3回続けて打たなければならない場面があり、そこを一発で3本とも決めたと打ち明けた。
ここで客席から拍手が起きる。
相葉は「そうなんですよ」と得意げに応じ、自分のことを「すごい」と言って本番での強さを自賛し、笑いを誘った。この場面は、事故で右腕を失ったチームのキャプテン・島野を演じた福松との共演シーンだった。相葉が隣の福松に3発が決まったことを確かめると、福松は「素晴らしかったです」とうなずく。相葉はすかさず、言わせているわけではないと苦笑いし、これから本編を見る観客に、その場面を後で確かめてほしいと呼びかけた。
指導役は侍ジャパンの井口資仁監督ら
ノックを教えたのは、元メジャーリーガーで、現在は野球日本代表「侍ジャパン」のトップチーム監督を務める井口資仁と、シドニー五輪の野球日本代表で、のちにNTT東日本の監督として同チームを日本一に導いた飯塚智広だった。映画の公式サイトのスタッフ欄には、「野球指導」として井口、飯塚、野寺光秀の3人の名前が載る。
井口は7月24日、日本野球機構(NPB)などから侍ジャパンのトップチーム監督就任が発表された。現役時代はダイエー(現ソフトバンク)や米大リーグのホワイトソックスで活躍し、2018年からはロッテの監督を5年間務めている。メジャーでのプレー経験を持つ人物が代表監督に就くのは初めてで、2028年のロサンゼルス五輪での金メダルが目標になる。
相葉は撮影に入る前から共演者と練習を重ねた。チームの選手を演じた日向は、相葉はノックの練習、選手役は野球の練習で、どちらも負けたくない気持ちだったと振り返り、ヘトヘトになってもバットを振り続ける相葉に、選手役の側は「相葉さん、いつ打つのやめてくれるかな」と思っていたと暴露した。相葉は、言ってくれればよかった、自分も疲れていたのだと返し、空振りするたびに選手役からあおられていたことも明かす。野球経験がないまま三塁手の役を任された松本も、相葉がいつまでノックを続けるのかと思っていたと明かして笑わせた。
共演者が明かした“相葉監督”の素顔
役の外でもチームをまとめていたのは相葉だった。マネージャーの髙橋明日香を演じた黒島は、出演者が多く、ベンチや練習の場面でそれぞれの意見が出てくるなか、相葉が監督のように皆の意見をまとめて稲垣監督へ伝えてくれたと感謝した。松本も、食事会では相葉がおごってくれたと付け加えた。
福松とのやり取りも披露された。島野が自分の生い立ちを語る大事な場面の撮影前日、福松から「相葉さん、ちょっと僕のことを抱きしめてください」と頼まれたという。最初は戸惑ったものの、役のためだと受け止めて抱きしめ、翌日の撮影に向けて「頑張ろうな」と声をかけた。福松は、感情を一気に高めなければならない場面が相葉との最初の撮影だったと説明し、「相葉さんについていけば大丈夫」だと確信し、すんなり撮影に入れたと感謝を口にした。
佐々木が演じたのは、日本身体障害者野球連盟を立ち上げた初代理事長をモデルにした岩橋広司。相葉は、佐々木とは何度も食事をし、相談もしてきた間柄で、役の上の関係と実際の関係が重なって安心感があったと話した。
実話をもとにした『4アウト』とは
原作は、作家・平山讓のノンフィクション小説『4アウト ─ある障害者野球チームの挑戦』(中央公論新社刊)。東京で初めて結成された身体障害者野球チーム「東京ブルーサンダース」の創設にまつわる実話を下敷きにしている。映画では、矢上が監督を務めるチームは「東京ブルーフェニックス」の名前で描かれる。
物語は、戦力外通告を受けた矢上が障害者スポーツセンターに再就職するところから始まる。聴覚障害を持つ泉邦衛(松本利夫)から野球チームの監督を頼まれ、同僚の明日香(黒島結菜)と選手集めに走り回って全国大会に挑むが、初めての大舞台で惨敗。勝ちたいと口では言いながら悔しさを見せない選手たちに失望し、矢上は監督を降りると言い出す。矢上の妻・道子を前田亜季、センター所長の阿武隈薫を斉藤由貴が演じる。
監督・脚本は稲垣壮洋(脚本は原作者の平山と共同)で、これが長編映画デビュー作になる。平山との出会いから映画化を志し、構想から完成までに8年かかった。主題歌は、GRe4N BOYZ(旧GReeeeN)が2011年に震災復興プロジェクトの一環で配信した「Green boys」を、映画のために新たに録音した特別バージョン。配給はS・D・Pが担う。
11月6日公開、同じ月に世界大会も
公開日は11月6日。身体障害者野球の現場を知らなかった相葉は、撮影で強豪チームと対戦や練習をした経験を振り返り、とにかく投手の球が速いと驚きを語った。盗塁がないぶん投手と打者の一騎打ちになることや、片腕の野手が捕球後にグラブごとボールを投げ上げ、ボールだけをつかんで一塁へ送る動きにも「すごい世界」と感嘆していた。
その競技の世界一を決める「第6回世界身体障害者野球日本大会」が、公開から約2週間後の11月21、22日に北九州市民球場で開かれる。日本、アメリカ、プエルトリコ、韓国、台湾の5つの国と地域が参加し、前回大会で2連覇を果たした日本代表は3連覇を狙う。
相葉にとっては、12月15日に嵐の最後のツアーの舞台裏を追ったドキュメンタリー『5 – 嵐という時間 -』のPrime Video配信も控える。
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舞台あいさつの最後、相葉は「このメンバーで全力で作った映画」だと客席に語りかけた。ノックで3発を決めたあの場面も、スクリーンで確かめられる。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]














































































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