マット・コステロ、怪我で全治4〜6週間 千葉ジェッツがインジュアリーリスト登録を発表、ランドルフに続き今季2人目

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千葉ジェッツは9月29日、マット・コステロ(33)をインジュアリーリストに登録したと発表した。公示事由は左第4・5中足骨骨間靱帯損傷と腓骨筋炎で、全治は4〜6週。今季のジェッツでインジュアリーリスト入りした選手は、9月9日に登録されたブランドン・ランドルフに続いて2人目となった。
左足のけがで全治4〜6週、再登録は10月29日以降
クラブの発表によると、コステロは負傷して回復に時間がかかるため、9月29日付でインジュアリーリストに登録された。公示事由は「左第4・5中足骨骨間靱帯損傷・腓骨筋炎」。B.LEAGUEも同じ9月29日に公示を出し、再登録不可期日を10月29日としている。
中足骨は足の甲にある細長い骨で、第4・第5は薬指と小指につながる外側の2本にあたる。その骨どうしをつなぐ靱帯の損傷に、すねの外側を走る腓骨筋の炎症が重なった診断名だ。いつ、どの試合で負傷したのかについて、クラブは9月30日時点で明らかにしていない。
インジュアリーリストは、けがや病気で長く試合に出られない選手を登録から外し、クラブが戦力を補えるようにする仕組みだ。登録された選手には、30日間の再登録不可期間が設けられている。コステロが試合に戻れるのは早くても10月29日以降で、それまでに組まれている10月の9試合には出場できない。
開幕前から続いた外国籍選手の離脱
ジェッツのけが人は、開幕前から相次いでいた。9月7日、プレシーズン大会「ISLAND GAMES 2026」の琉球ゴールデンキングス戦で、ランドルフとコステロの2人が負傷。クラブは翌8日のパース・ワイルドキャッツ戦について、欠場者の多さなどを理由に試合時間を8分×4クォーターへ短縮すると申し出た。この日はランドルフ、コステロ、ウィリアムス ニカら6人が欠場している。
ランドルフは9月9日付でインジュアリーリストに登録された。公示事由は左ハムストリングス筋損傷で、全治は6〜8週。アリゾナ大学出身の198cmのシューティングガードで、昨季は中国CBAの浙江ゴールデンブルズでプレーし、7月8日に加入が発表されたばかりだった。
穴を埋めたのは、9月24日に加入が決まったルーク・メイだ。クラブはランドルフのインジュアリーリスト登録に伴う加入と説明している。ノースカロライナ大学出身の203cmのフォワードで、茨城ロボッツ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、神戸ストークスでプレーした経験を持つ。
ジェッツは9月12日と13日のプレシーズンゲームも、選手のコンディションを考えて試合時間を8分×4クォーターに変えて行った。9月18日にはゼネラルマネージャーの池内勇太が退任し、代表取締役社長の佐藤博紀が兼任で就いている。開幕直前の9月は、選手のけがと編成体制の変更が重なった。
ユーロリーグ経験豊富なビッグマン、今季はキャプテンも
コステロはミシガン州立大学出身で、身長208cm、体重111kgのセンター兼パワーフォワード。国籍はアメリカとコートジボワールだ。NBAではアトランタ・ホークス、メンフィス・グリズリーズ、サンアントニオ・スパーズに在籍し、2018-19シーズンにスパーズからイタリアのアヴェッリーノへ渡った。欧州でのキャリアの始まりだ。
2019年からはスペイン1部でグラン・カナリア、バスコニア、バレンシアとチームを移り、バスコニアとバレンシアではユーロリーグの舞台にも立った。バレンシアでは2季を過ごし、スペインリーグ優勝とスーパーカップ制覇を経験した。2025-26シーズンは公式戦82試合に出て、平均6.6得点、3.9リバウンド、3ポイント成功率34.4%を残している。
ジェッツ加入は7月13日に発表された。今季から指揮を執るアドリアン・コヴァーチヘッドコーチは、2024年から2026年までバレンシアでアシスタントコーチを務めており、コステロとは2季をともに戦った間柄だ。
Bリーグでプレーするのは今季が初めて。9月11日の新シーズン決起会では、渡邊雄太、田代直希とともにキャプテンに選ばれた。コステロは就任にあたり「全員でチームを引っ張っていくことが不可欠だと考えています」とコメントを寄せている。
開幕2試合は1勝1敗、メイとネイト・ウィリアムズが奮闘
2026-27シーズンは、新しいトップリーグ「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」の初年度にあたる。昇降格のない26クラブによるリーグに生まれ変わり、9月22日のアルバルク東京対琉球戦で幕を開けた。
ジェッツの開幕戦は9月25日、TOYOTA ARENA TOKYOでの東京サンロッカーズ戦。コステロは先発に名を連ねたものの、第1クォーターから第2クォーター序盤までの6分53秒の出場で無得点に終わり、第2クォーター残り8分36秒にベンチへ下がってからはコートに戻らなかった。試合はネイト・ウィリアムズの27得点、富樫勇樹の25得点で、ジェッツが97-92と競り勝っている。加入したばかりのメイも18得点19リバウンドのダブルダブル。
翌26日の同カードでは、コステロの出場はなかった。ネイト・ウィリアムズが28得点を挙げたものの、79-95で敗れている。9月30日時点のジェッツの成績は1勝1敗。
外国籍選手の枠も苦しい。Bプレミアでは外国籍選手の登録が3人までで、そのほかに帰化選手かアジア特別枠の選手を1人登録できる。今季からは登録した外国籍選手3人が同時にコートに立てるようになった。ジェッツが7月に契約した外国籍選手はランドルフ、コステロ、ネイト・ウィリアムズの3人だったが、コステロの登録後に試合へ出られる外国籍選手はネイト・ウィリアムズとメイの2人になる。帰化選手のウィリアムス ニカも8月22日に左ハムストリングス筋損傷(全治6週)と発表されており、開幕2試合の出場は8分22秒と10分19秒にとどまった。コステロの代わりとなる選手の獲得は、9月30日時点で発表されていない。
10月2日のホーム開幕戦からコステロ不在の9試合
次戦は10月2日(金)、LaLa arena TOKYO-BAYで迎えるアルバルク東京とのホーム開幕戦。4日(日)にも同じ顔合わせが続く。A東京には、昨季までジェッツでプレーしたディー・ジェイ・ホグが所属している。
その後は8日に神戸、10日に北海道、12日に横浜ビー・コルセアーズと敵地での3連戦に臨み、17日の島根、19日の東京サンロッカーズ、21日の京都とホームで3試合を戦う。25日の大阪戦までの9試合が、コステロの再登録不可期間にあたる。
ランドルフは10月9日以降に再登録が可能になるが、発表された全治は6〜8週だ。ジェッツが2人の外国籍選手を欠いたまま10月をどう乗り切るのか。代替選手の獲得を含め、編成の判断が問われる。
[文/構成 by スポーツライター TAKU]








































































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