倉本聰さん追悼で『北の国から ’83冬』9日21時放送 NHKは4日に『プロフェッショナル』再放送

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
9月18日に91歳で亡くなった脚本家・倉本聰さんを追悼し、フジテレビ系は9日(金)21時から『北の国から ’83冬』を放送。NHK総合は4日(日)17時10分から、2017年放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』倉本さんの回を再放送する。NHKラジオでも3日午後に追悼番組がある。
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追悼番組はいつ・どこで見られるのか
放送予定は3本。日付順に並べると次のとおりだ。
| 放送日時 | 局・チャンネル | 番組 | 配信 |
|---|---|---|---|
| 10月3日(土)14:05〜14:55 | NHK AM(ラジオ) | 倉本聰さんをしのんで~100年インタビューから~ | らじる★らじるで同時・見逃し配信予定 |
| 10月4日(日)17:10〜17:59 | NHK総合 | プロフェッショナル 仕事の流儀「いつだって、人間は面白い 脚本家 倉本聰」 | NHK ONEで同時・見逃し配信予定 |
| 10月9日(金)21:00〜22:52 | フジテレビ系 | 北の国から ’83冬 | ― |
フジテレビは2日、追悼特別番組として『北の国から』のスペシャル版第1作『北の国から ’83冬』を放送すると発表した。放送時間は21時から22時52分までの枠となる。
同じ2日、NHKも追悼番組の編成を発表している。NHKが流すのは『北の国から』ではなく、倉本さんの執筆現場に密着したドキュメンタリー『プロフェッショナル 仕事の流儀』の再放送だ。ドラマ本編を見たい人はフジテレビ系、倉本さん本人の仕事ぶりを見たい人はNHK総合と、2つの番組は性格がはっきり分かれる。
10月9日は『北の国から』が始まった日
フジテレビが放送日に選んだ10月9日には理由がある。連続ドラマ『北の国から』の放送が始まったのは1981年10月9日。今年の10月9日は、そこからちょうど45年の節目にあたる。
連続ドラマの最終回は1982年3月26日。それから約1年後の1983年3月24日に放送されたのが『北の国から ’83冬』だった。この作品をきっかけに、物語は2002年9月6日・7日放送の『北の国から 2002遺言』まで続く長いシリーズになる。
舞台は北海道・富良野。電気も水道もない土地で、黒板五郎(田中邦衛さん)が子どもたちと暮らしを立てていく姿を描いた。純役の吉岡秀隆と蛍役の中嶋朋子が実際に成長していく時間に合わせ、約21年にわたって一家の人生を追い続けたことでも知られる。
『’83冬』はどんな話か
物語は年の瀬から始まる。11月からクマさん(南雲佑介)と東京へ出稼ぎに出ていた五郎(田中邦衛さん)が、麓郷の家で正月を迎えるために帰ってくる。小屋で留守を守っていた純(吉岡秀隆)と蛍(中嶋朋子)は大喜びだ。
そんなとき、みどり(林美智子)の息子・正吉(中沢佳仁)が家出をした。見つかった正吉は、純たちの小屋で正月を迎えることになる。
年が明けると、麓郷に沢田松吉(笠智衆さん)という老人が現れた。かつて五郎の父や杵次(大友柳太朗さん)らと土地を切り開いた開拓者の一人で、30年前に妻子を捨てて出ていったままだった人物だ。身寄りは街のラーメン屋で働く孫娘の妙子(風吹ジュン)だけだったが、集落は松吉のために歓迎会を開く。
ところが、五郎に思いもかけない難題が降りかかる。みどりの借金の連帯保証人として、700万円の返済義務を負わされてしまったのだ。暮らしている土地をそっくり取られることになり、五郎は金策に走り回る。
ほかに竹下景子、地井武男さん、岩城滉一らが出演する。音楽はさだまさし、監督は杉田成道が務めた。
NHK『プロフェッショナル』で見られる執筆の現場
NHK総合で再放送される『プロフェッショナル 仕事の流儀「いつだって、人間は面白い 脚本家 倉本聰」』は、2017年2月6日に初めて放送された回だ。
番組のカメラは倉本さんの執筆の現場に入った。当時取り組んでいたのは、130話に及ぶ連続ドラマと、「これが最後」と公言していた舞台。ドラマづくりに欠かせないという「履歴書」も番組で公開される。スポーツ報知によると、人の心を打つ物語がどう生まれるのか、もがき続ける脚本家の姿に迫る内容だという。
3日午後のNHKラジオ『倉本聰さんをしのんで~100年インタビューから~』は、2016年にBSプレミアムで放送された『100年インタビュー』をラジオ向けに編集し直したもの。らじる★らじるでの同時・見逃し配信も予定されている。
半世紀以上ドラマを書き続けた脚本家
倉本さんは1958年に脚本家としてデビューした。『前略おふくろ様』(1975〜76年、日本テレビ系)、『北の国から』(1981年〜、フジテレビ系)、『拝啓、父上様』(2007年、フジテレビ系)、『やすらぎの郷』(2017年、テレビ朝日系)など、手がけた作品は半世紀以上にわたる。
自らも富良野に移り住み、その土地の暮らしを見つめながら作品を書いた。倉本財団は9月28日に死去を公表しており、11月3日には富良野市内で「お別れの会」が開かれる予定だ。
最後の作品も控えている。テレビ朝日は9月28日、倉本さんが生前に書き上げていた新作ドラマ『神様からの遺言』を来年放送する予定だと発表し、西新社長も29日の定例会見で「追悼の意味も込めて放送したい」と述べた。
まず3日の午後にラジオで声を聞き、4日の夕方にNHK総合で執筆の現場を見る。そして9日の夜、45年前に始まった物語の続きをもう一度たどる。1週間で、倉本さんの言葉と仕事に3つの入り口から触れられる編成だ。
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[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]








































































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