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ドジャース、地区シリーズの相手はブレーブスに決定 日本時間4日開幕、WC第3戦でフィリーズ撃破

ドジャース、地区シリーズの相手はブレーブスに決定 日本時間4日開幕、WC第3戦でフィリーズ撃破

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ナ・リーグのワイルドカードシリーズ第3戦が現地1日(日本時間2日)にアトランタで行われ、ブレーブスがフィリーズを6-2で破った。2勝1敗で突破し、地区シリーズでドジャースと対戦する。5回戦制のシリーズは日本時間4日午前5時、ドジャースタジアムで始まる。今季の対戦成績はドジャースの1勝5敗だった。

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3本塁打でフィリーズを退け、ドジャースへの挑戦権

1勝1敗で迎えた第3戦は、ブレーブスの本拠地トゥルーイストパークが舞台だった。初回に4番のマイケル・ハリス(25)が3ランを放って先制すると、4回にはオジー・アルビーズ(29)がザック・ウィーラーの直球を右中間へ運ぶ2ラン。7回にはマット・オルソンのソロが飛び出し、本塁打3本で6点を奪った。

投手陣は6人の継投でつないだ。4点リードの8回2死からマウンドに上がったのは、第1戦に先発したばかりのエース左腕クリス・セール(37)。中1日での救援で9回も続投し、1回1/3を21球、3奪三振の無失点で締めくくった。

満員の4万1731人が見守るなか、ブレーブスは2勝1敗で地区シリーズ進出を決めた。地区シリーズ出場は2023年以来3年ぶりで、ポストシーズンのシリーズを勝ち抜くのはワールドシリーズを制した2021年以来5年ぶりとなる。

中日スポーツによると、アルビーズはNBCのヒーローインタビューで「人生で最高の瞬間だ」と喜びを口にした。22年、23年の地区シリーズではいずれもフィリーズに1勝3敗で敗れており、その相手を本拠地で退けた。

異例のセール救援、舞台裏で何があったか

ウォルト・ワイス監督(62)は試合後、セールの起用が予定外だったことを明かしている。日刊スポーツによると、監督は「今夜投げさせることは考えていなかった」と説明した。球場に来ると、セールが監督室の椅子に座って体調の良さを伝えてきたという。そこから話し合いが始まり、起用が決まった。

セールは2024年のサイ・ヤング賞左腕だ。今季も防御率2.16、14勝、200奪三振を記録し、8月の直接対決ではドジャース相手に9回無失点11奪三振で完封した。この試合で大谷翔平は4打数無安打2三振に終わっている。

では、ドジャースとのシリーズで、そのセールはいつ先発するのか。

ワイス監督は2日(日本時間3日)のオンライン取材で、第2戦の先発について「まだ分からないが、選択肢に入っている」とサンケイスポーツなどに語った。実現すれば中2日での登板になる。一方で、少しでも判断が微妙なら休養を優先する考えも示しており、先発は決まっていない。ロサンゼルスへの移動を控えた監督は、スポーツ報知の取材に「本当に忙しい」とも漏らし、登録メンバーや投手起用を機内でも詰める状況だという。

今季1勝5敗、数字が示すブレーブスの手ごわさ

ドジャースにとって、ブレーブスは今季最も分の悪い相手だった。レギュラーシーズンは1勝5敗で、ナ・リーグの対戦相手で勝率が最も低い。ポストシーズンでの顔合わせは、ブレーブスがワールドシリーズを制した2021年以来5年ぶりになる。

大谷も苦しんだ。スポーツ報知によると、今季のブレーブス戦は6試合で26打数5安打の打率.192、0本塁打、8三振。セールとの通算対戦も15打数3安打で、本塁打はまだない。

打線の層も厚い。チーム本塁打204本はドジャースと並び、オルソンの41本を筆頭に5人が20本塁打以上を放った。2023年に41本塁打・73盗塁を記録したロナルド・アクーニャは、9月に打率.307、7本塁打と調子を上げている。

弱点は先発投手の枚数だ。マルティン・ペレスが負傷者リストに入り、ブライス・エルダーは膝の手術明け。セールの次を任せられる先発が乏しく、救援陣をつぎ込む試合が増えれば、ブルペンの消耗が進む。

日程と先発予想、ドジャースの準備状況

地区シリーズの日程は次の通りだ。

試合現地日時日本時間球場
第1戦3日 午後1時4日(日)午前5時ドジャースタジアム
第2戦4日 午後5時5日(月)午前9時ドジャースタジアム
第3戦6日 午後6時7日(水)午前7時トゥルーイストパーク
第4戦※7日 午後6時8日(木)午前7時トゥルーイストパーク
第5戦※9日 午後5時10日(土)午前9時ドジャースタジアム

※第4戦、第5戦は必要な場合のみ行われる。

ドジャースは、夏にタイガースから加わったタリク・スクバルが第1戦に先発すると発表した。第2戦はブレイク・スネルが有力と報じられており、サイ・ヤング賞左腕2人を並べる可能性がある。サンケイスポーツによると、ブレーブス打線は左投手を相手にOPS.696と数字を落とす。上位にはオルソンやハリスら左の強打者が並ぶ。

山本由伸は第3戦での先発が有力と伝えられた。今季は敵地で8勝3敗、防御率1.77と好成績を残し、8月27日のブレーブス戦でも敵地で6回1/3を1失点に抑えている。デーブ・ロバーツ監督は9月30日の取材で、先発4人について「正直、4人全員、クジで決めても投げさせられる」と中日スポーツなどに話していた。第4戦までもつれた場合は、タイラー・グラスノーが控える。

大谷は日本時間1日の非公開練習で山本と実戦形式で3打席ほど対戦し、打撃コーチが状態の良さを証言している。

ドジャースはレギュラーシーズン最終戦から中5日を空けて初戦を迎える。ワールドシリーズ3連覇へ、最初の相手は今季勝ち越せなかった東地区王者。ワイス監督は「完成度の高いチーム」とドジャースをたたえつつ、敵地ロサンゼルスに乗り込む。

第1戦は日本時間4日の日曜早朝に始まる。セールを使い切った直後のブレーブスが、どの投手で初戦に臨むのかも注目点になる。

ドジャースの試合を一年中楽しみたいファンには、来年のカレンダーも出ている。

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[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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