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大谷翔平がポストシーズンを前に屋外でフリー打撃、球団が動画を公開 地区シリーズは日本時間10月4日から

大谷翔平がポストシーズンを前に屋外でフリー打撃、球団が動画を公開 地区シリーズは日本時間10月4日から

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時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

ドジャースの大谷翔平(32)が現地9月29日(日本時間30日)、非公開練習で約4か月ぶりに屋外のフリー打撃を行い、球団が公式SNSで動画を公開した。ロバーツ監督は復調に自信を見せる。地区シリーズは日本時間10月4日開幕。相手はブレーブス対フィリーズの勝者で、日本時間2日の第3戦で決まる。

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無観客のドジャースタジアムで両手でフルスイング

ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地ドジャースタジアムで報道陣に非公開の全体練習を行った。レギュラーシーズン最終戦から1日だけ休み、ワールドシリーズ3連覇に向けて再び動き出した格好だ。

関連記事:ドジャース、5年連続24度目の地区優勝 レッズに8-2で大勝、IL入りの大谷翔平は不在

練習後、球団はXとインスタグラムの公式アカウントで練習風景の動画を公開した。その中に、グラウンドの打撃ケージに入る大谷の姿があった。観客のいないスタンドに、打球音だけが響く映像だ。スポーツ報知によると、屋外でのフリー打撃は5月11日(同12日)のジャイアンツ戦前以来、約4か月ぶりで、今季4度目となった。

大谷はシーズン中、打撃練習を基本的に室内で行う。そのため、米メディア「ジ・アスレチック」でドジャースを担当するファビアン・アルダヤ記者も、自身のXで大谷がフィールドで打ったことに触れ、いつものルーティンとは違うと反応した。

スイングの形にも変化が見えた。スポニチアネックスは、アーロン・ベイツ打撃コーチがポイントの一つに挙げていた右手一本のフォロースルーではなく、両手で最後まで振り切る形だったと伝えている。右上腕二頭筋の炎症で負傷者リスト(IL)に入ってから、屋外でのフリー打撃はこれが初めて。

IL明けは5試合で21打数5安打、本塁打は86打席遠ざかる

なぜ、この1本の動画がこれほど注目されたのか。

背景には、9月の苦しい時期がある。大谷は左膝や右上腕二頭筋、首などのコンディション不良が続き、9月途中にドジャース移籍後初めてILに入った。23日(同24日)に戦列へ戻ったものの、復帰後の5試合は21打数5安打1打点、8三振。長打は二塁打1本にとどまった。

本塁打はさらに遠い。8月から移籍後ワーストとなる86打席連続で本塁打が出ておらず、18試合にわたってアーチが止まったままレギュラーシーズンを終えた。スイングの形を心配する報道も続き、ポストシーズンを前に不安を残していた。

関連記事:大谷翔平、移籍後最長18試合ノーアーチで今季終了 8月18日の30号を最後に本塁打なくPSへ

そうした中での屋外打撃だった。ドジャースはレギュラーシーズンを100勝62敗で終え、ブルワーズに次ぐナ・リーグ勝率2位の第2シードを手にした。3回戦制のワイルドカードシリーズは免除され、地区シリーズまで数日の準備期間がある。その時間をどう使うかに、関心が集まっていた。

ロバーツ監督「外で打つならいいことだ」

デーブ・ロバーツ監督は練習前、オンラインで取材に応じた。デイリースポーツによると、大谷が外で打つのかと問われ、「これから練習するから。外で打つならいいことだ」と答えている。

状態については強気だった。スポニチアネックスの取材に「この2カ月間で最も良い状態の翔平を見ることができると、自信を持っている。今の彼は、ここしばらくで最も健康な状態」と語り、共同通信には「打線にいるだけで脅威になるし、パフォーマンスも期待に応えてくれると思う」と強調した。

裏付けとして挙げたのが、トレーナー陣からの報告だ。サンケイスポーツによると、指揮官は「トレーニングスタッフからの報告も、日に日に良くなっている」と明かした。

地区シリーズまでの調整は、大谷本人に任せる方針だという。一方で、実戦感覚を取り戻すための注文もつけた。デイリースポーツによると、ロバーツ監督は「投手を相手に5~7打席ほど打席に立ってほしいと思っている」と話している。

日本のファンも反応、チームはウオッチパーティーで結束

球団の投稿は日本のファンにも広がった。中日スポーツによると、Xには「大谷さんも外でフリーバッティングしてる!!! みんながんばれ」「PS期間は定期的に屋外でもフリー打撃やるようにしたのかもね」といった投稿が並んだ。

練習後、ドジャースの選手や首脳陣は、パドレス対カブスのワイルドカードシリーズを一緒に観戦する「ウオッチパーティー」を開いた。サンケイスポーツによると、大谷が移籍1年目だった2024年にも行った取り組みで、休養は1日にとどめて緊張感を切らさない狙いがある。ドジャースは2022年と2023年、レギュラーシーズンで100勝以上を挙げながら地区シリーズで敗れた。その反省が、休みの過ごし方にも表れている。

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地区シリーズは10月4日開幕、初戦の開始時刻は未確定

5回戦制の地区シリーズは、現地10月3日(日本時間4日)に始まる。ドジャースは本拠地で、ブレーブス対フィリーズのワイルドカードシリーズの勝者と対戦する。

相手はまだ決まっていない。ブレーブスは第1戦を5-3で制し、8回にオースティン・ライリーが逆転3ランを放って王手をかけた。ところが30日(日本時間1日)の第2戦は、フィリーズが2点を追う8回にカイル・シュワバーとブライス・ハーパーの2者連続本塁打で追いつき、延長10回にアレック・ボームのソロで4-3と勝ち越した。対戦成績は1勝1敗。ドジャースの相手は、現地1日(日本時間2日)の第3戦で決まる。

初戦の開始時刻は、反対側の山の結果で変わる。中日スポーツによると、パドレス対カブスのワイルドカードシリーズでパドレスが勝ち上がれば、ドジャースの初戦は現地3日午後1時(日本時間4日午前5時)開始。カブスが勝ち上がれば、現地3日午後6時(同4日午前10時)開始となる。第2戦はどちらの場合も現地4日午後5時(日本時間5日午前9時)に始まる。パドレスは第1戦でカブスに8-0で大勝し、突破に王手をかけている。

地区シリーズの先発投手は、対戦相手が決まった後に発表される。大谷にとっては、本番までの数日で実戦の感覚をどこまで取り戻せるかが課題だ。4か月ぶりに屋外で見せたフルスイングが、10月の打席にどうつながるか。ワールドシリーズ3連覇をかけた戦いは、日本時間4日に始まる。

[文/構成 by スポーツライター TAKU]

寄稿者

TAKU
ボールを使う競技なら何でも観ます、TAKUです。学生時代はずっとバスケ部、いまは週末にフットサル。スポーツを中心に書くWebライターになって5年です。Bリーグ、バレーボール、ラグビー、テニスを中心に、野球やサッカーも書きます。試合の流れが変わった瞬間を、スコアと一緒に伝えるのが得意です。

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