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『殺人の門』新キャストに森田望智・堀未央奈・結木滉星、森田望智は松下洸平演じる人物の妻役 東野圭吾原作、山﨑賢人・松下洸平W主演で2027年公開

『殺人の門』新キャストに森田望智・堀未央奈・結木滉星、森田望智は松下洸平演じる人物の妻役 東野圭吾原作、山﨑賢人・松下洸平W主演で2027年公開

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山﨑賢人と松下洸平がダブル主演する映画『殺人の門』に、森田望智、堀未央奈、結木滉星の3人が加わった。森田は松下演じる田島和幸の妻となる関口美晴、堀は田島に近づく寺岡理栄子、結木は田島を取り調べる若手刑事の広瀬一輝を演じる。東野圭吾さんの同名小説が原作で、2027年2月19日に全国で公開される。

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森田望智は田島の妻・関口美晴、秘密を抱えた女性

新キャスト3人は9月30日に発表され、3人の場面写真も公開された。映画の公式サイトには役名と本人のコメントが掲載されている。

森田が演じる関口美晴は、山﨑演じる倉持修との縁で田島と出会い、やがて田島の妻になる女性だ。田島との距離を少しずつ縮めていくが、美晴自身にもある秘密が隠されているという。役名とあわせて公式が明かした設定はここまでで、秘密の中身は伏せられている。

森田は美晴について「とてもエネルギーにあふれ、さまざまな表情を見せる女性です」と説明した。脚本を最初に読んだ時点で「とても多面的な人物だと感じ、いかようにも演じられるからこその難しさと面白さがありました」と打ち明けている。感情を激しくぶつける場面が多く、それを表面だけで見せず、内面まで伝える方法を考えながら役に向き合ったという。夫になる田島を演じた松下との芝居については「実際に向き合うことで生まれた感情にもたくさん助けていただきました」と語った。

森田は2024年度前期のNHK連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインの親友・花江を演じ、2027年度前期の連続テレビ小説『巡るスワン』ではヒロインを務める。朝ドラの主演を控えた時期の映画出演でもある。

堀未央奈は田島を翻弄する女、結木滉星は取り調べの刑事

元乃木坂46の堀が演じる寺岡理栄子は、美晴と田島の関係が少しずつ変わっていく中で田島に近づくミステリアスな女性だ。田島を翻弄し、物語に新たな波乱を持ち込む役どころになる。

堀のコメントは、原作者への思いから始まる。「東野圭吾さん原作の作品に出演することはひとつの夢でもあったので、今回参加することができてとても嬉しかったです」。理栄子については「あることをきっかけに松下さん演じる田島に近づき、物語を少しずつ動かしていく、魅惑的な女性です」と紹介した。

結木が演じる広瀬一輝は、江口のりこ演じるベテラン刑事・門田楓と組んで事件の真相を追う若手刑事で、田島の取り調べにも立ち会う。結木は脚本について、倉持と田島それぞれの視点で「全く別の物語が展開されていく」点に引き込まれ、あっという間に読み終えたと明かした。撮影では「松下さんと江口さんの掛け合いを一番近くで感じることが出来て凄く貴重な時間でした」と話し、「なにが真実でどこからが嘘なのか、それとも全てが真実で全てが嘘なのか。是非劇場で確かめてほしいなと思っています」と呼びかけている。

結木は2020年のTBS系日曜劇場『危険なビーナス』にも出演しており、東野作品の映像化に参加するのは今回が初めてではない。2026年はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』、テレビ朝日系『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』などにも出演した。

倉持(山﨑賢人)と田島(松下洸平)、約30年の歪んだ友情

物語の軸は、幼なじみの2人の男だ。困った時にいつも手を差し伸べてくれる“親友”の倉持(山﨑賢人)は、完璧で人たらしで、誰もが引きつけられる男。ところが田島(松下洸平)の人生が狂う場面には、決まって倉持の影がある。偶然なのか、故意なのか。距離を置こうとしても倉持は“親友”として戻ってきて、田島の中では疑念と殺意が膨らんでいく。映画は原作の舞台を令和に移し、約30年に及ぶ2人の関係を描く。

山﨑と松下は2022年のTBS系日曜劇場『アトムの童』で親友役を演じ、その後プライベートでも親交を深めてきた。本作では互いのイメージを覆す役柄で、いびつな“親友”同士として向き合う。4月20日の映画化発表時、山﨑は倉持を「依存や愛、執着、友情といったさまざまな感情が入り混じった複雑な男」と説明し、松下は「この映画は、ある意味究極のラブストーリーかもしれません」とコメントしていた。

7月13日には、幼少期の倉持と田島に出会い、その後の2人の人生に大きな影響を与える五目並べの男“ガンさん”を佐藤浩市、倉持と田島の顧客になる川本房江を浅田美代子、事件の真相を追うベテラン刑事・門田楓を江口のりこが演じると発表された。同じ日に、幼少期の倉持を渡邉斗翔、幼少期の田島を高木波瑠が演じることも明らかになっている。森田、堀、結木の3人は、この顔ぶれに加わる。

監督は『HERO』『コンフィデンスマンJP』などを手がけてきた金井紘で、本作が自身初の長編映画になる。脚本は田辺満と金井の共同執筆。撮影は2025年9月8日に始まり、10月15日に終わった。

カンヌでの12分上映、釜山でのワールドプレミア

公開は2027年2月19日。完成前から海外での紹介が続く。5月15日(現地時間)には第79回カンヌ国際映画祭の併設マーケット「マルシェ・ドゥ・フィルム」で、東京国際映画祭の枠からプレゼンテーションを行い、12分間の本編映像を世界で初めて上映した。

10月6日から15日まで韓国・釜山で開かれる第31回釜山国際映画祭では、「アジア映画の窓(A Window on Asian Cinema)」部門に正式出品が決まっている。映画祭でのワールドプレミア上映となり、10月8日の上映後には山﨑と松下がQ&Aに登壇する予定だ。金井監督は選出を受け、東野圭吾さんの世界で躍動する2人を国際的な場で披露できる喜びを語った。

関連記事:釜山国際映画祭、『汝、星のごとく』『殺人の門』が第31回「アジア映画の窓部門」に正式出品 横浜流星さんは現地初参加、10月6日開幕

主題歌も決まっている。9月24日に、ザ・ローリング・ストーンズが7月に出したアルバム『フォーリン・タングス』の収録曲「バック・イン・ユア・ライフ」に決まったと発表された。同バンドの新譜楽曲が邦画の主題歌に使われるのは初めてだ。

原作は2003年刊行、東野圭吾さんの“最大の問題作”

原作の『殺人の門』は2003年に刊行された東野圭吾さんの長編小説で、公式サイトは「最大の問題作」とうたう。小学校の同級生として出会った田島と倉持の関係を軸に、心に潜む殺人願望を描く。初版から四半世紀近く映像化されず、映像化は不可能とも言われてきた作品だ。累計発行部数は130万部を超えている。

映画化発表の際、東野さんは「今回の映画化に、私はすでに二度驚かされています」とコメントを寄せた。一度目は、この小説を映画にしたい人と出たい役者がいると知った時、二度目は企画が実現した時だという。そして三度目は「たぶん映画を見た後でしょう」と続けていた。

東野さんは7月23日、大腸がんのため68歳で亡くなった。講談社が7月27日に公表している。映画化の発表から約3カ月後のことだった。

関連記事:東野圭吾さん(68)死去 訃報に「初めて読んだミステリーが東野作品だった」共感の声 1億部超の国民的作家が遺したもの

原作は角川文庫から新装版の上下巻が出ており、上巻は2026年2月25日発売で352ページ、定価990円(税込)となっている。

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新キャストの発表で、倉持と田島の周りを固める人物の顔ぶれが見えてきた。田島の妻になる美晴、田島に近づく理栄子、田島を取り調べる刑事たち。原作を読んだ人も、映画で初めて触れる人も、2027年2月の公開を待つことになる。

[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]

寄稿者

真柴 ことね
芸能ニュースや音楽、テレビ番組の話題を中心に書いているWebライター。ライター歴は11年。朝は情報番組をはしごするのが日課で、気になった話題はその日のうちに調べ始める。心がけているのは「公式発表を最初に読む」こと。所属事務所やレーベルの発表、番組の公式サイトまで確かめてから書く。ドラマは録画して週末にまとめて観る派。

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