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【出雲大社 参拝記】因幡の白うさぎ探しで癒される!縁結びの聖地で見つけた可愛い発見と散策レポ

【出雲大社 参拝記】因幡の白うさぎ探しで癒される!縁結びの聖地で見つけた可愛い発見と散策レポ

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS

神聖な空気と、愛らしい「うさぎ」たちに癒される旅

縁結びの神様として、あまりにも有名な島根県の「出雲大社(いづもおおやしろ)」。一度は訪れてみたいと思っていたその場所に、ついに行ってきました!実際に訪れてみて一番心に残ったのは、荘厳で神聖な雰囲気はもちろんのこと、境内のいたるところで出会える「因幡の白うさぎ」たちの像が、想像以上に可愛かったことです。

今回は、そんな出雲大社の魅力、正しい参拝方法、そして思わず写真に収めたくなる可愛いうさぎたちの様子を、たくさんの写真と共にご紹介します。これから参拝を考えている方の参考になれば嬉しいです。※うさぎたちについてはこの記事の3P目に記載しています。

出雲大社の基本情報

まずは、出雲大社がどのような場所なのか、基本情報を整理しておきましょう。

銅の鳥居の先に見える拝殿。巨大なしめ縄の迫力に圧倒されます。

出雲大社(いづもおおやしろ)

御祭神大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
ご利益縁結び、福の神、病気平癒、農耕・漁業守護など
所在地島根県出雲市大社町杵築東195
参拝時間6:00~18:00(2025年12月現在)
※時期により変動の可能性あり
アクセス一畑電車「出雲大社前駅」から徒歩約7分
一畑バス「出雲大社」バス停下車すぐ
公式サイトhttps://izumooyashiro.or.jp/

出雲大社は、『古事記』にその創建が記されているほどの古い歴史を持つ神社です。主祭神の大国主大神は、国づくりの神様であり、人々にご縁を結ぶ「えんむすびの神」としても深く信仰されています。

また、旧暦10月(現在の11月)は全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲に集まるとされ、この地では「神在月(かみありづき)」と呼ばれているのも有名ですね。

【体験レビュー】写真で巡る!出雲大社参拝散策記

それでは、実際に私が歩いたルートに沿って、境内の様子や見どころをレビューしていきます!

出雲大社の境内の地図

1. 勢溜の大鳥居から下り参道へ

参拝は、表参道の入り口にある「勢溜(せいだまり)の大鳥居」からスタート。鳥居をくぐる前には、神様への敬意を込めて一礼するのが作法です。

重厚な歴史を感じさせる石碑。

出雲大社の参道は、全国的にも珍しい「下り参道」。鳥居をくぐると、緩やかな下り坂が続きます。

緩やかな下り坂が続きます。

参道の中央は神様の通り道とされているため、左右のどちらかを歩くのがマナー。公式には特に決まりはないようですが、手水舎の位置などから左側通行が推奨されているようです。

2. 祓社で心身を清める

緩やかな下坂の参道を進んでいる途中、最初に右側に見えてくるのが「祓社(はらえのやしろ)」です。

まずはこちらの祓社で、心身を清めてから先へ進みます。

ここで参拝することで、日々の生活の中で知らず知らずのうちに犯してしまった罪や穢れを祓い清めてくださるそうです。本殿へ向かう前に、まずはこちらで心身を清めましょう。

3.松の参道を抜けると、神話の世界が広がる

参道を進んでいくと、静かに佇む浄の池があり、その先に厳かな雰囲気に包まれた禊橋(みそぎばし)が見えてきます。この橋を渡ると、いよいよ神域へと足を踏み入れる実感が湧いてきます。

橋の先には、見事な松並木が続く参道が。両側に立ち並ぶ松の木々が作り出す緑のトンネルは、まるで異世界へと続く道のよう。思わず足を止めて、深呼吸したくなる清々しさです。

坂を下り終わり、祓い橋を渡ると美しい松並木の参道が続きます。

参道の途中には、静かに佇む浄の池も。水面に映り込む木々の緑が美しく、ここだけ時間の流れが違うような、不思議な静けさに包まれています。

少し進むと、緑の中にひっそりと佇む像が見えてきました。「御慈愛の御神像」です。

「御慈愛の御神像」

この像は、旅の途中の大国主大神が、傷ついた白うさぎと出会った「因幡の白うさぎ」神話の場面。袋を肩にかけた大国主大神の足元には、小さな白うさぎが寄り添うように佇んでいます。

ワニ(サメ)に騙されて皮を剥がれてしまった白うさぎに、大国主大神は優しく治療法を教えてあげました。この思いやりと慈悲の心こそが、後に「縁結びの神様」となる原点だったのですね。

そして、その反対側には、この「ムスビの御神像」。

両手を大きく天に向かって広げ、跪いた姿勢の大国主大神。これは国造りの途中で「どうやって国を治めればいいのか…」と悩んでいた時に、海の向こうから光り輝く二つの魂が現れた瞬間を表現しています。

この二つの魂が「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)」。実は大国主大神自身の別の魂とされ、「幸せをもたらす魂」と「不思議な力を持つ魂」を意味します。この二つの魂から力を授かることで、大国主大神は「ムスビの大神=縁結びの神」となったのです。

像のすぐ横には、金色の宝珠を載せた石碑があり、案内板には「幸魂 奇魂」の文字が刻まれています。深い緑に囲まれ、出雲の山々を背景にしたこの光景は、まさに神話の世界そのもの。

像の前に立つと、大国主大神が神様として覚醒した神聖な瞬間に立ち会っているような、不思議な気持ちになります。

参道を歩きながら、こうした神話の場面を表現した像を一つひとつ見ていくと、出雲大社の深い歴史と物語に引き込まれていきますよ。

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