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ラコリーナ近江八幡バームファクトリー体験レポ。焼きたてバームクーヘンは並ぶ価値あり?

ハイライトはここ!圧巻のバームクーヘン製造工程

このファクトリーの最大の魅力は、なんといってもガラス越しに見られる製造工程です。正直なところ、「工場見学って、まあ、それなりでしょ?」と少し侮っていたのですが、これが想像をはるかに超えて面白かったんです!

ファクトリー入り口

見学スペースの壁一面には、過去にクラブハリエがデザインしたバームクーヘンのボックスが飾られていました。キティーちゃんやサンタさんのかわいいデザインなどから、モダンでかっこいいデザインまで、壁一面に並べられていると迫力があります。

限定パッケージの数々を見ていると、クラブハリエがこれまでどれだけ多くのお客様に愛されてきたのかが伝わってきます。季節ごとの特別デザインや、コラボレーション商品など、パッケージデザインの変遷を辿るだけでも楽しい時間です。

ちなみに、手前のライオンはクラブハリエのパティシエさんが作成しているチョコレートでできている作品なんだとか!

そして注目すべきは、展示されているバームクーヘン製造機械。実際に使用されている機械の仕組みを詳しく知ることができる展示で、バームクーヘン作りの歴史や技術の進化を学べます。ドイツから伝わった伝統的な製法を、現代の技術で再現する工夫が随所に見られ、ものづくりへのこだわりを感じます。

これが有名な「バームクーヘン オーブン 1号機」。年輪が刻まれていく心臓部です。

生地を混ぜ合わせる大きなミキサーから、職人さんが一層一層丁寧に生地をかけていく焼きの工程、そして焼きあがったバームクーヘンがずらりと並ぶ様子まで、一連の流れを間近で見ることができます。

これから魔法にかけられるのを待つ、美しい黄金色の生地。

ガラス一枚を隔てて、職人さんたちの真剣な眼差しや、機械が正確無比に動く様子は、まるで一つのショーを見ているかのよう。ゆっくりと回転しながら黄金色に焼きあがっていくバームクーヘンを見ていると、時間を忘れてしまいます。

何回も生地に回転さえて生地をつけ、焼くという工程を繰り返す作業のようです。
出来上がった丸太状のバームクーヘンが並べられています。
焼きあがったバームクーヘンに、職人さんが手作業でフォンダン(砂糖衣)をかけていきます。

最後は、ロボットアームが寸分の狂いもなくバームクーヘンを箱詰めしていく工程へ。伝統的な手仕事と最新技術の融合に、思わず「おおっ」と声が漏れてしまいました。

製造工程を間近で見た後だからこそ、あの美しい年輪の一層一層に職人の手仕事が宿っていることが実感できます。この体験があるからこそ、ラコリーナのバームクーヘンは、ただ美味しいだけではない特別な一品になるかもしれませんね。

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