京産大、近大に19点差から逆転勝ち 関西大学ラグビーAリーグ第3節、石橋チューカ主将「後半は京産らしいプレーをすることができた」

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ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節がきのう11日に天理親里ラグビー場であり、京都産業大学が近畿大学に38-26で逆転勝ちした。前半は7-26と19点を追う展開だったが、後半に4トライを含む31点を連取して開幕3連勝。同日に関西大学を下した天理大学と並び、全勝はこの2校だけになった。
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前半7-26、後半は31点を奪って無失点
試合は近大のペースで始まった。
テンポの速い近大のアタックに京産大の守りが追いつかず、前半4分と9分に立て続けにトライを奪われる。20分すぎには自陣深くのスクラムで押し込まれ、No.8の加藤礼暉にスクラムトライを許した。30分にLOエドウィン・ランギ(1年)=日本航空石川=が1本を返したものの、37分にもトライを重ねられ、7-26で前半を折り返した。
流れを変えたのは、京産大が看板にするFWの力だった。
後半4分、モールからHO福留斗生(4年)がトライを挙げ、SO金侑雅のゴールで14-26。8分にはLO石川東樹(4年)が続き、点差は5点に縮まる。19分、途中出場の角方温太が再びモールからインゴールに飛び込んで同点とし、金のゴールで28-26と逆転した。
ここで京産大は手を緩めなかった。終盤には前半にもトライを挙げたランギが自身2本目のトライを決め、最後は金のPGで38-26。後半は近大を無得点に抑え、19点差をひっくり返した。
石橋主将「勝つというエナジーが出ていた」
試合後、FLの石橋チューカ主将(4年)は前半の苦しさを率直に振り返った。
「前半は精神的にきつい部分もあったが、勝つというエナジーが出ていた。後半は京産らしいプレーをすることができた」
報知新聞の取材に答えたもので、19点差を背負ったハーフタイムを経て、チームの持ち味を取り戻した手応えをにじませた。
広瀬佳司監督も「前半19点の差がありながらもよく勝ってくれた」と選手をたたえている。一方で浮かれる様子はなく、「あと4試合、まだまだ強い相手ばかり。挑戦者の気持ちでやっていく」と気を引き締めた。
1年生ランギが2トライ、モールで2本
勝因として目立つのは、セットプレーからの得点だ。
後半の4トライのうち、福留と角方の2本はモールから生まれた。前半にスクラムで押されてトライを許したFWが、後半はモールで相手を押し込む側に回った。チームの強みで失点を取り返した格好になる。
その中で存在感を示したのが1年生のランギだった。
日本航空石川から今春入学したばかりのLOは、前半の反撃の口火となるトライと、勝負を決める終盤のトライの2本を記録。入学から半年で、試合の流れを左右する場面に2度顔を出した。キッカーの金も後半のコンバージョン4本とPGをすべて成功させ、逆転劇を支えている。
近大にとっては、前半の出来が良かっただけに悔しい結果となった。昨季は6位だったが、今季は第1節で関西学院大学、第2節で同志社大学をいずれも26-24の接戦で下し、2連勝で京産大戦を迎えていた。
3季ぶり優勝へ、最終節に天理大との全勝対決も
京産大は3季ぶりのリーグ優勝を目指している。
同じ11日には、リーグ2連覇中の天理大学が関西大学に17-15で競り勝った。第3節を終えて3戦全勝は天理大と京産大の2校で、勝ち点はともに13となる。
京産大は次節の18日、宝が池球技場で関西大学と対戦する。その後は11月1日に関西学院大学、22日に同志社大学と戦い、11月29日の最終節で天理大学と花園ラグビー場第1グラウンドでぶつかる。互いに勝ち続ければ、最終節が優勝を懸けた一戦になる。
1敗目を喫した近大は、18日に天理大と対戦する。
京産大ラグビー部は、47年にわたってチームを指導した大西健元監督のもとで歩みを重ねてきた。その指導の考え方と部の軌跡は、書籍にもまとめられている。
19点差を跳ね返した後半の40分間は、優勝争いを続けるうえで大きな自信になる。石橋主将の言う「京産らしいプレー」を、残り4試合でどこまで続けられるかが問われる。
[文/構成 by スポーツライター TAKU]



















































































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