庄司智春、地元・東京都大田区蒲田の母校で食育企画 給食予算は5・6年生で1食356円

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お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春(50)と妻でタレントの藤本美貴(41)が、10月10日放送のフジテレビ系「ミキティダイニング」で、東京都大田区蒲田にある庄司の母校の小学校を訪れた。学校からの依頼を受けた「食で町おこし特別編in蒲田」で、夫婦は令和の給食事情を調べ、新メニューづくりにも挑んだ。栄養士が明かした給食の予算は、5・6年生で1食356円だった。
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母校からの依頼で実現した「庄司智春母校凱旋SP」
放送は10月10日(土)の午前11時台。番組は夫婦が料理をしながらトークする「ミキティダイニング」で、この回は「食で町おこし特別編in蒲田」と銘打ち、庄司の母校の小学校からのリクエストを受けてロケを行った。見逃し配信ページでは「庄司!母校に帰るSP!令和の最新給食事情を学ぶ!」のタイトルが付いている。
配信ページの番組紹介によると、内容は大きく3つ。今どきの小学生はスープが苦手なのかという話題とともに藤本が新メニューを提案し、庄司の親友が恥ずかしい思い出を明かす。最後は夫婦が全校児童の前で食の授業を行い、紹介文には「最後は全員で大絶叫!?」とも書かれている。
芸能人が自分の育った町の学校へ帰り、校舎を歩き、在校生の前に立つ。地元の人にとっては、見慣れた蒲田の学校がテレビに映る回にもなった。見逃し配信は10月17日の午前11時まで公開されている。
1食356円、そのうち牛乳が73円
夫婦が頼まれたのは、給食の新しいメニューの立案だった。まず栄養士から、今の大田区の給食費の予算について説明を受ける。5・6年生の児童分で1食356円。現在は区の追加の援助で10円増額されているという。この中には1本73円(税込み)の牛乳も含まれていた。
金額を聞いた藤本は「厳しいですね」と口にした。牛乳の値段にはさらに驚き、「えっ、高くない!?」と声を上げると、「360円で給食を作んなきゃいけない中の70円が牛乳なんですか?」と確かめ、「もう水で良くない?ってならない?」と続けた。これに栄養士は「それはないですね」と落ち着いて返した。
356円のうち73円は約2割にあたる。残る283円で主食とおかずをまかなう計算になり、献立を考える側の苦労がうかがえる。
庄司は「でもすごいですね。そんな予算でおいしい給食を作るのってなかなか大変じゃないですか」と栄養士の仕事に感心した様子だった。3人の子を育てる藤本も「たしかに味だけじゃなくて栄養もやっぱり…」と話し、「私たちは給食あるから大丈夫って思って、学校に送り出してるところちょっとありますから」と苦笑い。親として、給食の栄養に頼っている実感を正直に打ち明けた。
大田区の給食費はいくら?学年別の額と無償化
番組で示された356円は、大田区の公表資料とも符合する。区の学校給食費は2017年4月に改定され、本来保護者が負担する月額は次のとおり定められている。
| 学年 | 月額給食費(2017年4月改定) | 標準1食単価 |
|---|---|---|
| 小学校1・2年生 | 4,100円 | 235円 |
| 小学校3・4年生 | 4,500円 | 255円 |
| 小学校5・6年生 | 4,950円 | 280円 |
| 中学校 | 5,350円 | 320円 |
5・6年生の標準1食単価は280円。区は2026年度、物価高騰による食材調達への影響を抑えて給食の質を保つため、「物価高騰支援分」として1食あたり小学校76円、中学校97円を上乗せして補助している。280円に76円を足すと、ちょうど356円になる。
保護者の負担はゼロだ。大田区は2025年度に続き、2026年度(2026年4月分から2027年3月分)も区立小中学校の給食費を無償にしており、本来の給食費を区が全額補助して学校の給食費口座に支給する。保護者が払う給食費は、もともと全額が食材料費に回る仕組みで、施設や設備、運営にかかる費用は公費でまかなわれている。食物アレルギーなどで給食を食べず弁当を持参する児童・生徒には、給食費相当分と物価高騰支援分を合わせた額を区が補助する。
大田区の給食は、各学校の給食室で手作りされている。区内の学校から全国に広まった献立もある。人気の「あげパン」は昭和27年ごろに大田区立嶺町小学校の調理師が考案したとされ、昭和29年の給食日誌に記録が残る。たこ焼きを食べたいという生徒の声から区内の栄養士が平成7年ごろに生み出した「たこぺったん」も、今も区立小中学校で出されている。大森の海苔養殖の歴史にちなみ、2月6日の「海苔の日」には海苔を使った献立が並ぶ。
庄司たちが新メニューを考えた背景には、こうした区の給食の積み重ねがある。
母校の踊り場にまつわる初恋の思い出
食の話題の合間には、母校ならではの場面もあった。校舎を歩きながら、庄司は「初恋の人にさ。思いを伝えたくて、ラブレターを人生で初めて書いたの」と切り出した。友達に書き方を相談し、1行ずつ色を変えて仕上げた手紙だった。
直接渡す勇気が出ず、手紙は友達に託した。ところが戻ってきた友達の報告は、相手がいったん受け取ったものの、庄司からだと聞いて捨ててしまったというもの。庄司は「その踊り場があそこなの」と、話の舞台になった場所を指さした。
藤本はこの話を何度も聞いていたといい、「その踊り場に今、いるってうれしい」と話し、「抱きしめてあげたい、当時の庄司少年を」と感慨深げに続ける。庄司は、一緒に帰った友達が帰り道で「ドナドナ」を縦笛で吹いてくれたと明かし、「当時習ってたんだと思うけど」と添えて一同の笑いを誘った。
母校は蒲田、夫婦で料理番組のMCに
庄司は1976年1月1日生まれの東京都出身で、母校の小学校は大田区蒲田にある。1995年に品川祐とコンビ「品川庄司」を結成した。鍛え上げた体を生かした芸で知られ、お尻でクルミを1分間に43個割ってギネス世界記録に認定されたこともある。
藤本とは2009年7月に結婚し、2012年3月に長男、2015年8月に長女、2020年1月に次女が生まれた。夫婦がそろってMCを務める「ミキティダイニング」は2024年11月30日に始まり、2025年10月からレギュラー放送になった。毎回ゲストを招いて一緒に料理をしながら、普段のプライベートを語り合う番組だ。
3人の子を育てる夫婦が、母校の栄養士から1食356円のやりくりを学ぶ。親の立場で給食を見つめ直す回になった。地元・蒲田の学校で夫婦が提案した新メニューが、子どもたちの給食にどう生かされるのかも気になるところだ。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]









































































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