劇場版『虎に翼』第2弾キャスト発表、仲野太賀・石田ゆり子ら 国仲涼子・高杉真宙・蓮見翔は劇場版オリジナルの役で出演、2027年1月15日公開

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2027年1月15日公開の劇場版「虎に翼」が10月5日、第2弾のキャストを発表した。寅子(伊藤沙莉)の前夫・佐田優三役の仲野太賀、母・はる役の石田ゆり子ら猪爪家の4人が朝ドラから続投する。劇場版オリジナルの役では、国仲涼子が沖縄出身の学生の母、高杉真宙が思想勉強会の主催者、蓮見翔が戦前の社会運動家を演じる。
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第2弾で発表された7人と役どころ
発表は5日午前8時。公式サイトと映画各紙が一斉に伝えた。今回名前が挙がったのは、朝ドラから戻ってくる4人と、映画のために作られた役を演じる3人だ。
| 俳優 | 役名 | 役どころ | 区分 |
|---|---|---|---|
| 仲野太賀 | 佐田優三 | 戦争で亡くなった寅子の前夫 | 朝ドラから続投 |
| 石田ゆり子 | 猪爪はる | 寅子の母 | 朝ドラから続投 |
| 岡部たかし | 猪爪直言 | 寅子の父 | 朝ドラから続投 |
| 上川周作 | 猪爪直道 | 寅子の兄 | 朝ドラから続投 |
| 国仲涼子 | 比嘉芳子 | 明律大学の学生・比嘉恵文の母 | 劇場版オリジナル |
| 高杉真宙 | 長谷部勇吉 | 思想勉強会の主催者 | 劇場版オリジナル |
| 蓮見翔 | 木之上権太 | 戦前の社会運動家 | 劇場版オリジナル |
語りは、朝ドラに続いて尾野真千子が担う。
目を引くのは優三の名前だ。ドラマでは、寅子と互いに涙をこらえながら笑顔を交わした出征の場面が多くの視聴者の心に残った。その優三を、同じ仲野が演じる。戦争で命を落とした人物が、映画のどの時代のどんな場面で姿を見せるのか。発表の時点で、そこはまだ明かされていない。
猪爪家がそろって戻る、仲野太賀「胸アツでした」
仲野は公式サイトに寄せたコメントで、約2年ぶりの現場を「嬉しい再会ばかりでした」と表した。再び戻ってこられたこと自体が「奇跡的のよう」だったといい、「時間が経ってもあの頃と変わらない家族の絆が感じられて、胸アツでした」と喜んだ。
母・はるを演じた石田は、撮影に入ると「あの頃の空気が瞬時に戻ってくる」感覚があったと明かした。はるは自分にとって憧れの人で、祖母に語りかけるような気持ちで演じたという。
父・直言役の岡部は、朝ドラが多くの賞を受けていたので、映画化を聞いたときは「驚きよりも喜びの方が大きかった」とつづる。兄・直道役の上川は、家族が一堂に会して寅子の背中を押す場面を撮ったと振り返り、「僕が、あのセリフを言うのか、言わないのか…!」と含みを持たせた。ドラマの直道は「俺にはわかる」が口癖で、その一言は視聴者にもおなじみだった。
2024年に放送された連続テレビ小説「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、のちに女性初の判事・裁判所長も務めた三淵嘉子をモデルにした物語。ギャラクシー賞テレビ部門大賞などを受け、主演の伊藤沙莉をはじめとするキャストがそろって映画に続投する。朝ドラの主演俳優がそのまま映画化に臨むのは、50年を超える連続テレビ小説の歴史で初めてだという。
国仲涼子は沖縄が舞台の場面で母親役
劇場版オリジナルの3人は、いずれも映画で初めて登場する人物を演じる。
国仲が演じる比嘉芳子は、明律大学の学生・比嘉恵文の母親だ。恵文は8月に発表された第1弾キャストで大城理樹が演じると決まっていた人物で、公式サイトのあらすじでは、沖縄出身の学生としてある事件の容疑者になり、寅子が弁護を引き受ける。
国仲によると、自身の出演場面は沖縄が舞台。撮影現場にも沖縄出身の人が多く、和やかな雰囲気だったという。「東京へ行ってしまった息子を心配する母親を演じることも新鮮で、楽しみながら役と向き合うことができました」とコメントした。
伊藤とは21年ぶりの共演になるという。国仲は沖縄県出身で、2001年の連続テレビ小説「ちゅらさん」でヒロインを務めた。朝ドラにゆかりのある俳優が、沖縄の場面で寅子の物語に加わる。
高杉真宙は思想勉強会の主催者、蓮見翔は戦前の社会運動家
高杉が演じる長谷部勇吉は、思想勉強会を主催する人物。蓮見が演じる木之上権太は、戦前の社会運動家と紹介された。劇場版はドラマで描ききれなかった明律大学女子部時代の新しいエピソードも描くとしているが、2人がどの時代の場面に登場するのかは、発表の時点では明かされていない。
高杉は出演が決まってから朝ドラを見たといい、一瞬で作品のファンになったと明かす。「映画を待ってくださっている皆さまと一緒に、一人のファンとしても、公開を楽しみにしています」とコメントした。お笑い・コント集団「ダウ90000」の主宰で、脚本家としても活動する蓮見は、多くの人を魅了した作品に加わる「プレッシャーはありました」と打ち明けつつ、「当時の人々の熱が役者やスタッフさんによって今を生きる人々に届く凄まじい映画だと思います」と語った。
1979年、寅子の“最後の事件”へ
物語の主な舞台は1979年。裁判所長を退官し、隠居を宣言した寅子が、雇用の男女平等のガイドラインを作る「男女平等問題専門家会議」の座長や、母校・明律大学での法制史ゼミの講師を引き受け、やがて比嘉恵文の弁護に立つ。公式サイトは、事件をひもとくうちに寅子自身が忘れていた過去の記憶が浮かび上がると紹介している。
8月21日の第1弾では、岡田将生、森田望智、土居志央梨、戸塚純貴、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、羽瀬川なぎの続投と、南沙良、大城理樹、野呂佳代、髙嶋政宏、原ふき子、内田有紀、松本幸四郎の新キャストが発表された。9月16日には、朝ドラの主題歌だった米津玄師「さよーならまたいつか!」が映画のオープニングテーマになることも決まっている。
関連記事:虎に翼、劇場版のオープニングテーマは米津玄師「さよーならまたいつか!」 2027年1月15日公開
監督は梛川善郎、脚本は吉田恵里香と、ドラマの制作陣が引き続き手がける。配給は東宝。一般公開に先立ち、10月26日に開幕する第39回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門で上映されることも決まっており、上映は11月2日にTOHOシネマズ日比谷、11月4日に丸の内ピカデリーで予定されている。
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公開まで、あと3か月あまり。朝ドラで描かれた家族と、映画で新しく加わる人物が、1979年の寅子の“最後の事件”にどう関わっていくのか。続くキャスト発表や予告の公開が待たれる。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]








































































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