ジュウリョクピエロ、秋華賞を回避しエリザベス女王杯へ目標を切り替え 今村聖奈騎手とオークスを制した3歳牝馬

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今村聖奈騎手とのコンビで5月のオークスを制したジュウリョクピエロ(牝3、栗東・寺島良厩舎)が、10月18日の秋華賞を回避することになった。管理する寺島調教師が4日、京都競馬場で明らかにした。週の半ばに便秘などの症状が出て2週前追い切りができなかったためで、今後は11月15日のエリザベス女王杯を目標にする。鞍上は引き続き今村騎手が務める。
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秋華賞の登録を見送り、目標はエリザベス女王杯
ジュウリョクピエロは4日、秋華賞(京都・芝2000メートル)の特別登録を見送った。牝馬三冠の最終戦にあたるG1で、オークス馬の不在が決まった。
次の目標は、同じ京都の芝外回り2200メートルで行われるエリザベス女王杯(11月15日)。手綱は引き続き今村聖奈騎手が取る。今村騎手は寺島厩舎の所属騎手で、陣営は秋も同じコンビで臨む方針を崩していない。
もともと陣営は、この秋を秋華賞からエリザベス女王杯へ進むローテーションで組んでいた。報知新聞社によると、状態次第では年末の有馬記念(12月27日、中山・芝2500メートル)も視野に入れていたが、いったん立て直すことになった。
便秘で2週前追い切りができず
回避の理由は、週の半ばに出た体調の乱れだった。
デイリースポーツによると、寺島調教師は「火曜日に疝痛(せんつう)を発症し、水曜日に便秘の症状が出ました」と経緯を明かした。その影響で木曜日の追い切りができず、2週前の時計を出せなかったという。疝痛は馬の腹痛の総称で、便秘も原因のひとつになる。
秋華賞へは前哨戦を使わず、オークス以来の直行で臨む計画だった。報知新聞社の取材に、寺島調教師はこう話している。
「「週中に便秘で、2週前追い切りが出来なかったので。ぶっつけで行くという選択肢を取ったからには、やっぱり順調に行かないとさすがにG1ではきついかなと。エリ女を目標に変えます。騎手は聖奈で」」
症状そのものは長引かなかった。「おとといまで便秘の治療はしていたんですけど、もうそこは大丈夫。思ったより長引かずにすみました」とも語り、4日から坂路での調教を再開している。東京スポーツによると、この日は坂路で4ハロン63秒9、ラスト1ハロン15秒4をマークした。
寺島調教師は、秋華賞に登録すれば調教で無理に動かしてしまうおそれがあったとも打ち明ける。「後ろ髪を引かれてやっぱり行こうかなとなってしまっても良くないですからね」。京都の内回りコースの難しさも含めて総合的に判断し、「ここはちょっと1回引いて」という結論になった。
東京スポーツの報道では「オーナーと相談した上で、大事をとって」の決断だったとしている。今後は放牧に出さず、栗東トレセンで調整を続ける。
ダートデビューから芝のG1馬へ
ジュウリョクピエロは父オルフェーヴル。2025年9月に阪神のダート1800メートルでデビュー勝ちを収めたが、続くJBC2歳優駿とポインセチアステークスはともに7着に終わった。
転機は芝への転向だった。今年1月に京都の1勝クラスを勝つと、忘れな草賞も制して連勝。勢いそのままに挑んだ5月24日のオークスでは、後方から直線で馬群を縫うように伸び、上がり3ハロン33秒1の末脚でドリームコアをクビ差退けた。
今村騎手にとっては、JRA所属の女性騎手として初のG1制覇。女性騎手によるクラシック制覇もJRAで初めてだった。通算成績は6戦4勝で、獲得賞金は2億円を超える。
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夏は放牧で英気を養い、9月18日に栗東へ戻った。報知新聞社によると、放牧先からの報告で馬体重は500キロほど。464キロで出走したオークスから30キロ以上増え、佐々木助手は「いいところにいい筋肉がつきましたね」と成長ぶりに目を細めていた。
登録していた凱旋門賞への遠征は見送り、秋は国内に専念すると決めていた。その矢先のアクシデントだった。
秋華賞の勢力図、エリザベス女王杯での古馬との対決
オークス馬の回避で、秋華賞の構図は大きく変わる。
トライアルのローズステークスでは、モンローウォークが3馬身差で勝ち、デビューから無傷の4連勝で重賞初制覇を飾った。桜花賞馬スターアニスも短距離路線へ進むため、秋華賞は春のクラシックを制した2頭がそろって不在となる。デイリースポーツが伝えた4日の登録状況では、モンローウォークのほか、オークス2着のドリームコアや桜花賞2着のギャラボーグ、紫苑ステークスを勝ったマスターソアラが名を連ねた。SNSではモンローウォークの1強を予想する投稿が相次いだ。ジュウリョクピエロとモンローウォークの対決を楽しみにしていたファンも多く、残念がる反応が目立った。
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一方のジュウリョクピエロは、エリザベス女王杯で古馬の牝馬と初めて顔を合わせる。舞台は京都の芝2200メートル。寺島調教師が回避理由のひとつに挙げた内回りではなく、外回りコースを使う。
有馬記念については、寺島調教師は「エリ女の結果次第というところですね。まずそこがちゃんと使えてからの話になると思います」と報知新聞社に話した。まずは11月15日、京都の外回りで春の女王が戻ってくる。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]










































































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