U-21日本代表、アジア大会準決勝でウズベキスタンにPK9-8で勝ち決勝進出 後半43分に石橋瀬凪が同点ヘッド、10月3日に豊田で大会3連覇中の韓国と対戦

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愛知・名古屋アジア大会のサッカー男子準決勝が9月30日にあり、U-21日本代表はウズベキスタンと1-1で120分を終え、PK戦を9-8で制した。後半43分に石橋瀬凪が頭で同点弾を決めた。決勝は10月3日(土)19時30分から豊田スタジアムで、4連覇を狙う韓国と3大会連続で対戦する。
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0-1の後半43分、ファーで跳んだ石橋の頭が試合を戻した
準決勝の舞台は大阪・ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)だった。日本は準々決勝の北朝鮮戦から中3日、先発11人を全員入れ替えて臨み、2028年ロサンゼルス五輪を目指す21歳以下の選手同士で戦う「ロス五輪世代」対決となった。
試合は前半の早い時間に動く。左サイドバックの小杉啓太(20)=Eフランクフルト=が接触で足を痛めた直後、相手の左サイドからの折り返しを決められ、日本は今大会初めての失点を喫した。1次リーグから4試合続けてきた無失点が、5試合目で途切れたのだ。
前半はシュートが枠外の1本だけに終わり、0-1で折り返した。ハーフタイムに大岩剛監督(54)はFW古谷柊介を下げて横山夢樹を投入し、左ウイングで先発した石橋瀬凪(20)=湘南=を右へ回した。
後半は日本がボールを握り、相手陣内で攻め続けた。横山や石橋がペナルティーエリア内からシュートを放ったが、相手GKの好守に何度も阻まれる。
時計は進み、後半43分。左サイドの小杉が左足でクロスを上げると、ファーサイドに入った石橋が高く跳んで頭で合わせ、ボールはゴール左隅に収まった。1-1で90分を終え、延長戦でも決着はつかなかった。
PK戦は日本の先攻で始まった。ウズベキスタンの2人目が外し、日本も4人目が外して並ぶ。5人ずつでも決まらずサドンデスに入り、両チームとも決め続けた。
10人目は小杉。前半に足を痛め、延長後半の終盤には足をつりながらも120分を戦い抜いたDFが成功させ、直後に相手の10人目がバーに当てて外した。9-8。日本の決勝進出が決まった。
「交代は好きじゃない」同点弾の裏にあった準備
石橋の飛び込みは、狙いどおりの形だった。ゲキサカによると、石橋はハーフタイムにコーチ陣から「逆サイドクロスのところにどんどん入っていけ」と伝えられていた。左サイドの横山と小杉がクロスを上げてくると信じ、ゴール前に入り続けたという。
試合終盤、石橋の足は限界に近かった。それでもピッチを離れなかった理由について、同メディアの取材に「僕自身、交代は好きじゃないので。本当に気持ちで、最後まで出たいと思っていた」と明かしている。
ゴールの場面については「本当にピンポイントに来て、合わせるだけだった。ヘディングが得意ではないけど、決め切れて良かった」と喜んだ。さらに「みんながそこまで運んでくれたので、自分のゴールはうれしいけど、チームとして価値のある得点」と、仲間への感謝も口にした。
石橋は延長前半の終了間際に中島洋太朗と交代し、PK戦は1人目の中島から始まった。
アシストした小杉は、自分には厳しかった。ゲキサカの取材に「それ以外にもっとクロスでタイミングよくチャンスを作れた。あれだけ多く上げて1本しかピンポイントで合わせられなかったのは、まだまだ自分の課題」と語っている。
大岩監督「よく追いついて、よく勝ち切った」
試合後、大岩監督はスポニチアネックスによると「選手たちが最後までよく頑張った。失点はもったいなかったけど、よく追いついて、よく勝ち切った」と選手をたたえた。決勝に向けては「対戦相手も決まってます。前回大会の悔しい思いをしっかりぶつけたい」と力を込めた。
先発総入れ替えの理由は語らなかった。ゲキサカの取材に「意図はあるが、ここでは控えさせていただきたい。決勝もあるので」と答えている。日本は1次リーグから出場時間を分け合ってきたチームで、この試合で今大会初先発の石渡ネルソンが起用され、フィールドプレーヤー20人全員が先発を経験した。
MF大関友翔の言葉も前を向く。同じくスポニチアネックスによると「みなさんに恩返しできるように、優勝できるように頑張りたい。絶対勝って、優勝で終わりたい」と決勝への意気込みを語った。
相手は4連覇を狙う韓国、OA枠も使った23歳以下
決勝の相手は韓国に決まった。同じ9月30日、同じ長居での準決勝第1試合で、韓国は中国に先制を許しながら2-1で逆転勝ちしている。
中央日報日本語版によると、韓国は前半にカウンターから先制されたが、前半のうちにCKから李英俊(イ・ヨンジュン)が頭で追いついた。後半37分には裵俊鎬(ペ・ジュンホ)がクロスに頭で合わせて決勝点を挙げている。指揮を執るのは李敏成(イ・ミンソン)監督だ。
韓国は同種目で最多6回の優勝を誇り、2014年仁川大会から3大会連続で頂点に立つ。今大会は23歳以下の選手にオーバーエージ(OA)枠も加えて編成している。日本は招集した23人全員を21歳以下でそろえており、年下のチームで挑む構図になる。
日韓の決勝は3大会連続となる。日本は2018年ジャカルタ大会で延長戦の末に1-2で敗れ、大岩監督が率いた2023年の杭州大会でも先制しながら1-2で逆転負けを喫した。
豊田での決勝は10月3日19時30分、勝てば16年ぶりの金メダル
決勝は10月3日(土)19時30分キックオフで、会場は日本が1次リーグと準々決勝を戦った豊田スタジアム。日本が勝てば2010年の広州大会以来、4大会ぶり2度目の優勝となる。
日程面では日本に負担が残る。準決勝を120分とPK戦まで戦い、決勝までは中2日。小杉はゲキサカの取材に「全身疲労困憊していますけど、中2日しっかりレストを挟んで、決勝にいい準備をしていきたい」と語った。
韓国側の選手もアジア大会への強い意欲を見せる。すでに兵役を終えている李英俊は「兵役免除のためではなく勝つためにここに来た」と話したと、中央日報日本語版が伝えた。
日本は大会途中で合流した海外組を含め、23人で勝ち上がってきた。前回大会で届かなかった金メダルまで、残り1勝となった。
[文/構成 by スポーツライター ミカ]









































































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