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U-21日本代表、アジア大会決勝でU-23韓国に0-1 3大会連続の銀メダル、大岩剛監督「非常に悔しい」

U-21日本代表、アジア大会決勝でU-23韓国に0-1 3大会連続の銀メダル、大岩剛監督「非常に悔しい」

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愛知・名古屋アジア大会のサッカー男子決勝が10月3日に豊田スタジアムであり、U-21日本代表はU-23韓国代表に0-1で敗れた。後半16分に失点して2010年の広州大会以来、16年ぶりの金メダルを逃し、3大会連続の銀メダルとなった。韓国は4連覇。大岩剛監督(54)は試合後「非常に悔しい試合でしたね」と語った。

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後半16分、こぼれ球を拾われた一撃で勝負が決まった

決勝は10月3日(土)、愛知県の豊田スタジアムで行われた。日本は2028年ロサンゼルス五輪世代の21歳以下で臨み、相手の韓国は23歳以下にオーバーエージ(OA)枠3人を加えた編成だった。

前半は0-0で折り返した。日本は前半9分、CKから岡部タリクカナイ颯斗が頭で合わせたが、ゴールには結びつかなかった。前半の途中には、先発したFWンワディケ・ウチェブライアン世雄が相手との接触で足を痛め、担架で運び出されて交代を余儀なくされた。

均衡が崩れたのは後半16分だ。韓国のクロスをGK荒木琉偉=G大阪=が弾いたものの、こぼれ球をゴール前で拾われる。オム・ジソン(24)=スウォンジー=が左足を振り抜き、日本のゴールネットが揺れた。

後半34分には10番の石井久継がミドルシュートを放ち、ボールはポストに直撃する。同点には届かなかった。

その後も日本は攻め続けたが、最後まで韓国ゴールを破れず、試合は0-1で終わった。

12得点無失点の首位通過、準決勝はPK戦で勝ち上がった

日本は1次リーグを3戦全勝で突破している。ホンコン・チャイナに2-0、キルギスに7-0、タイに3-0と、12得点無失点で首位に立った。準々決勝は北朝鮮を1-0で下している。

準決勝のウズベキスタン戦は先に失点する苦しい流れだった。後半43分に石橋瀬凪が頭で同点弾を決めて1-1とし、延長戦でも決着がつかず、PK戦を9-8で制して決勝に進んだ。

迎えた決勝で、大岩監督は準決勝から先発を10人入れ替えた。残ったのは石井だけだった。GKの荒木、DFの市原吏音、MFの大関友翔、FWの横山夢樹らが先発に名を連ねている。

日本は1次リーグから出場時間を分け合ってきたチームだった。

3大会連続の日韓決勝、日本は1-2、1-2、0-1と3度続けて敗れた

日本と韓国が決勝で顔を合わせるのは、これで3大会連続となった。2018年のジャカルタ大会は延長戦の末に1-2、2022年の杭州大会(2023年開催)は先制しながら1-2で逆転され、いずれも日本が敗れている。杭州大会で指揮を執ったのも大岩監督だった。

3度目の決勝は0-1。得点こそ最少の差にとどまったが、韓国に頂点を譲る結果は変わらなかった。

日本が最後に金メダルを手にしたのは2010年の広州大会で、当時もU-21世代のチームだった。以来、日本はこの種目で4大会続けて頂点に届いていない。

大岩監督「非常に悔しい試合」、石井久継は「これ以上悔しい思いしたくない」

試合後の会見で、大岩監督は気持ちを隠さなかった。FOOTBALL ZONEによると、「結果負けているんでね、非常に悔しい試合でしたね」と切り出している。

試合内容については「戦うことは大前提であって、我々のスタイルはしっかり出せた試合だったかなと思います」と評価した。3大会連続の日韓決勝には「この決勝で勝ちたいという気持ちでやっていたので非常に悔しいです」と話している。

視線はすでに先に向いていた。「若い選手達が一戦一戦しっかり成長してくれて最後勝ちたかったですが、次につながる機会にしたい」。スポニチアネックスによると、監督は「悔しい試合だったが、選手たちはよくやってくれた。個人としても、チームとしてもこの大会の悔しさを次の我々の目的につなげていきたい」とも述べた。

ポストに嫌われた石井は、日刊スポーツの取材に「力が抜けて、いいタイミングで打てたんですけど」と振り返った。「これ以上悔しい思いしたくない」と語った今大会3得点の10番は、「決定力もっと磨いて、どのカテゴリーにいたとしても、やっぱりチーム勝たせる力が必要」と課題を口にしている。

キャプテンの市原は、TBS NEWS DIGの取材に「チャンスもありましたし」と振り返り、応援してくれた人たちへの感謝を語った。1人1人が敗戦に向き合う必要があるとも話している。

4連覇の韓国、決勝点のオム・ジソンは4ゴール4アシスト

韓国は2014年の仁川大会から4大会連続で頂点に立った。同種目の優勝は通算7度目で、金メダルを手にした選手は兵役免除の対象になる。

決勝点を決めたオム・ジソンは、OA枠で加わったMFだ。2026年W杯北中米大会の韓国代表メンバーで、本大会では2試合でピッチに立った。今大会は4ゴール4アシストをマークし、得点とアシストの両部門で1位に輝いている。

財経日報(JKN)の日本語版によると、試合後のオムは「ずっと主導権を渡して守備をする展開だったので、一度のチャンスが来るのを待っていました」と話した。守備に回る時間が長い中で、一度の好機を決め切った。

指揮を執った李敏成(イ・ミンソン)監督は会見で、決勝の重圧と兵役のプレッシャーに耐えた選手たちをたたえたと、FOOTBALL ZONEが伝えている。

大岩監督は来年3月からA代表と兼任、次に向かう先は

大岩監督は、すでに次の立場が決まっている。日本サッカー協会は7月23日、森保一監督の後任として大岩監督のA代表監督就任を発表した。森保監督が2027年1月開幕のアジアカップ(サウジアラビア)終了まで指揮を執り、大岩監督は2027年3月から、2028年ロス五輪を目指す世代の監督と兼任する形でA代表を率いる。

U-21の選手たちにとっては、悔しさを残した銀メダルとなった。次の目標はロス五輪、そしてその先のA代表だ。決勝で味わった0-1の重みを、この世代がどう受け止めて次につなげるのか。大岩監督の指揮は、これからも続いていく。

[文/構成 by スポーツライター ミカ]

寄稿者

Mika
元ブロガーで日本代表戦や海外サッカーのニュースを中心に、スポーツ・エンタメ分野の記事を執筆してきたWEBライター。これまで執筆した記事は2,000本以上。試合日程や結果、選手のプロフィール、移籍情報、国際大会の仕組みなど、日本代表や欧州リーグに関する記事を長く執筆しており、所属クラブが頻繁に変わる選手、複雑な大会方式、海外との時差がある試合日程などを、初めて読む人にも伝わる形へまとめることを得意としている。主な執筆分野は、日本代表、Jリーグ、海外リーグ、チャンピオンズリーグ、ワールドカップ、海外移籍。

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