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パワースポット「函館八幡宮」134段の石段を登って見えた絶景と今の姿

荘厳な社殿と、未来へ繋ぐ改修工事

134段の石段を登りきると、ついに荘厳な社殿が姿を現します。私が訪れた際は、残念ながら社殿が改修工事の足場などで覆われており、その全貌をはっきりと見ることはできませんでした。

しかし、参拝ができるように賽銭箱が手前に設けられており、静かにお参りをすることができて安心しました。

本殿

この工事は、大正4年(1915年)に建てられた貴重な社殿を後世に伝えるための「令和御大典記念事業」の一環だそうです。歴史的建造物を守り、未来へと繋いでいく大切な取り組みの最中なのだと思うと、少し残念だった気持ちも、むしろ貴重な瞬間に立ち会えたような誇らしい気持ちに変わりました。

心癒される境内の風景

境内は広く、平日の午前中でしたが10数名ほどの参拝客がいましたが、混雑している感じは全くありません。皆さん、思い思いの時間を過ごされているようでした。特に印象的だったのが、手水舎です。

手水舎

季節の花々が水面に浮かぶ「花手水」はSNSでも人気ですが、私が訪れた際は晩秋の趣ある佇まいで、それもまた風情がありました。

手水舎

また、境内にある「勾玉の池」の周りの木々が美しく紅葉しており、多くの人がカメラを向けていました。

函館山の豊かな自然に抱かれた境内は、どこを切り取っても絵になる、心安らぐ空間でした。

メリット・デメリットは?体験してわかったリアルな感想

実際に訪れてみて感じた、良かった点と少し気になった点を正直にお伝えします。

良かった点:心も目も癒される、圧倒的な自然との調和

何と言っても、函館山の麓という立地が最高です。豊かな緑に囲まれ、境内は清浄な空気に満ちています。石段を登るごとに心が洗われ、登りきった先で函館の街と津軽海峡を望む景色は、まさに絶景。都会の喧騒を忘れさせてくれる、癒やしのパワースポットだと感じました。

気になった点:参拝には体力が必要?名物の石段

名物でもある134段の石段は、やはりそれなりに体力を使います。傾斜も急なので、足腰に自信のない方やお年寄り、小さなお子様連れの場合は少し大変かもしれません。

階段の途中から見た景色

しかし、境内横まで車で行ける駐車場もあるので、そちらを利用すれば階段を登らずに参拝することも可能です。ご自身の体力に合わせてアクセス方法を選ぶのがおすすめです。

世間の反応は?SNSでの口コミをチェック

他の人は函館八幡宮をどう感じているのでしょうか?SNSでの声を集めてみました。

石段を登って行くにつれて、気持ちが軽くなった。

大きく迫力がある建物で実際に見ると圧倒されそう。

函館八幡宮の傘のおみくじがとても可愛いです。四季折々のロケーションが撮影できます

やはり、石段を登った先の清々しい雰囲気や、社殿の荘厳さに感動する声が多いようです。また、季節ごとの「花手水」やカラフルな「傘みくじ」など、写真映えするスポットも人気を集めています。

豆知識:函館屈指のビュースポット「八幡坂」との関係

函館観光のハイライトの一つ、坂の上から港までが一直線に見渡せる「八幡坂」。実はこの名前、函館八幡宮に由来しています。かつて八幡宮がこの坂の上に鎮座していたことから、坂が神社の表参道となり「八幡坂」と呼ばれるようになったのです。現在は八幡宮が移転しましたが、その名前は今も残り、多くの観光客に愛されています。

これから函館八幡宮へ行くあなたへ

入口の鳥居

函館八幡宮は、ただの観光スポットではありませんでした。歴史の重みと豊かな自然、そして未来へ文化を繋ごうとする人々の想いが交差する、まさに生きたパワースポットです。急な石段は少し大変かもしれませんが、登りきった先には、それを補って余りある清々しい達成感と美しい景色が待っています。

社殿の改修工事は、100年先を見据えた大切な事業。完成した姿を見るのも楽しみですが、改修中の「今」しか見られない姿に立ち会うのも、またとない貴重な体験かもしれません。函館を訪れる際は、ぜひ少し時間に余裕をもって、この特別な空間で心洗われるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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