取材・編集：MEDIA DOGS 編集部／ © 2025 MEDIA DOGS

「ドーミーインの朝食はすごいらしい」。そんな噂を確かめるべく、島根県の「天然温泉 八雲の湯 ドーミーイン出雲」に宿泊してきました。

結論から言うと、その朝食は噂以上！単なるビジネスホテルの朝食ではなく、島根・出雲の味覚を心ゆくまで堪能できる「食のテーマパーク」でした。

この記事では、私が実際に体験したドーミーイン出雲の朝食ビュッフェの全貌を、たくさんの写真と共にご紹介します。

食事会場の雰囲気：開放感と清潔感、でも朝イチは行列必至！

朝食会場は1階のレストラン「Hatago」。

木目調のインテリアと大きな窓が特徴で、とても明るく開放的な空間です。席数もカウンター席からテーブル席まで十分にあり、一人でもグループでも利用しやすそうでした。

ただし、一点注意点が。とにかく朝イチは混みます！

朝食は6:30オープンですが、私が6:20頃に会場へ向かうと、すでに4組のお客さんが並んでいました。そしてオープン直前の6:22には、あっという間に8組以上の長蛇の列に！

オープンと同時に席にはつけましたが、ビュッフェ台はすぐに行列ができてしまいました。

6:50頃になると少し落ち着いてきたので、ゆっくり選びたい方は少し時間をずらすのがおすすめです。とはいえ、エントランス部分も食事スペースとして開放されるため、席がなくて座れない、ということはなさそうでした。

メニュー内容：これぞドーミーイン！ご当地逸品から定番まで圧巻のラインナップ

提供スタイルはもちろんビュッフェ形式。和食、洋食、そして何より素晴らしいのが、その土地ならではの「ご当地逸品」の数々です。一つずつ見ていきましょう！

【ご当地逸品①】四大名物が勢ぞろい！

ドーミーイン出雲の朝食の主役は、なんといっても島根・出雲の名物料理たち。これを目当てに泊まる価値があると言っても過言ではありません。

出雲そば

まずは日本三大そばの一つ「出雲そば」。温かい「釜揚げそば」スタイルで提供されます。自分でそばを湯がき、あご（トビウオ）出汁の効いた甘めのつゆをかけていただきます。とろろ、山菜、ネギ、大根おろし、かつお節、刻み海苔と薬味も豊富で、自分好みの一杯を作れるのが楽しい！

宍道湖産しじみ汁

島根といえば宍道湖のしじみ。そのエキスがたっぷり染み出たお味噌汁は、朝の体に染み渡る優しい味わい。二日酔いの朝にも最高ですね。隣にはカニのつみれが入ったすまし汁もあり、汁物だけで2種類もご当地メニューがある贅沢さです。

赤てん

島根県浜田市発祥の名物「赤てん」。魚のすり身に赤唐辛子を練りこんで揚げたもので、ピリッとした辛さと衣のサクサク感がたまりません。ご飯のおかずにも、お酒のつまみにもなりそうな一品です。

出雲ぜんざい

デザートには、ぜんざい発祥の地・出雲ならではの「出雲ぜんざい」。上品な甘さの小豆と紅白の白玉が嬉しい。食後の締めくくりにぴったりです。

【ご当地逸品②】揚げたて天ぷらコーナー

なんと、朝から揚げたての天ぷらが食べられます！料理人さんがその場で揚げてくれるので、いつでもアツアツサクサク。この日のメニューは海老、穴子、舞茸、茄子でした。これはテンションが上がります！

和食メニューも充実

ご当地メニュー以外も手抜きなし。ご飯はふっくら炊き上げられた「釜戸ご飯」。焼き魚（この日は秋鮭塩焼き）や五目煮などの定番おかずから、冷奴、卯の花、おひたしといった小鉢料理まで、とにかく種類が豊富です。

洋食・サラダ・その他

もちろん洋食派の方もご安心を。スクランブルエッグやミートボール、フライドポテト、からあげなどのホットミール、胚芽ロールなどのパン類も揃っています。新鮮な野菜が並ぶサラダバーには、和風・シーザー・イタリアンと3種類のドレッシングが用意されていました。

味や満足度・写真映えポイント

味はどれも文句なしの美味しさでした。特に感動したのは、やはり「出雲そば」と「揚げたて天ぷら」。ホテルのビュッフェでこのクオリティが味わえるとは驚きです。しじみ汁の滋味深い味わいも忘れられません。全体的に、一つひとつの料理が丁寧に作られている印象を受けました。

写真映えという点では、色とりどりの小鉢を少しずつトレーに並べたり、薬味をたっぷり乗せた出雲そばを撮ったりするのがおすすめです。紅白の白玉が可愛い「出雲ぜんざい」も、間違いなく写真映えする一品です。

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