塩ラーメンの概念が変わる一杯。「ひるがお 東京駅店」の深みあるスープと絶品トッピングを体験!

取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS
東京駅で絶品ラーメンを食べるなら外せない「ひるがお 東京駅店」。
塩ラーメンと聞くと「さっぱり」「物足りないかも?」なんてイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、ここの一杯はそんな先入観を心地よく裏切ってくれる、深みと旨味の塊でした。
今回は、看板メニューである人気No.1の「塩らーめん 贅沢盛り」と人気No.3の「海老塩わんたん麺」を実食!その魅力に迫ります。
東京駅直結の人気店「ひるがお 東京駅店」とは?
「ひるがお 東京駅店」は、東京の玄関口である東京駅構内の「東京ラーメンストリート」に店を構える塩ラーメン専門店です。2009年のオープン以来、多くのラーメンファンや旅行客の舌を唸らせてきました。
このお店の最大の特徴は、従来の「塩ラーメン=あっさり」という印象を覆す、厚みのあるスープ。鶏ガラをベースに、煮干しやホタテ、貝柱などの魚介系の旨味を絶妙なバランスで重ね合わせた、店主渾身の自信作だといいます。透き通っているのに、口に含むと広がる豊かな風味。そのギャップに驚かされること間違いなしです。
店舗基本情報

| 店名 | ひるがお 東京駅店 |
|---|---|
| 場所 | 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F 東京ラーメンストリート内 |
| アクセス | JR東京駅 八重洲中央口より徒歩1分 |
| 営業時間 | 9:45 – 23:00 (L.O. 22:30) ※営業時間は変更される可能性があるため、訪問前に店舗にご確認ください。 |
| 定休日 | 無休 |
| 席数 | 22席(カウンター8席、テーブル14席) |
| 支払い方法 | 現金、交通系電子マネー(Suicaなど) ※クレジットカードは利用不可 |
| 予約 | 予約不可 |
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訪問時間と混雑状況
私たちが訪れたのは、平日の夕方17時頃。ディナーには少し早い時間帯だったためか、幸いにも行列はなくスムーズに入店できました。しかし、店内はすでに8割ほどの席が埋まっており、ほぼ満席状態。さすがは東京駅の人気店、人の流れが絶えません。口コミによると、ランチタイムや週末は行列必至とのことなので、少し時間をずらして訪問するのが賢明かもしれません。
店内の雰囲気とサービス
店内はカウンター席とテーブル席があり、一人でもグループでも利用しやすい造りです。活気はありつつも、騒がしすぎることはなく、落ち着いてラーメンを味わえる雰囲気でした。
印象的だったのは、スタッフの方々の対応です。私たちが訪れた際は、ホールスタッフは全員が外国籍の方でしたが、皆さん日本語が堪能で、非常に丁寧かつテキパキと接客されていました。
口コミでも「店員さんの接客が気持ちいい」という声が見られ、その評判通りの心地よいサービスでした。 入口すぐの券売機。多言語対応で海外からのお客さんにも親切です。
注文は入口にある券売機で食券を購入するスタイル。

行列ができている場合は、先に食券を買ってから列に並ぶのがルールのようです。現金だけでなく交通系ICカードが使えるのも、駅ナカのお店としては嬉しいポイントですね。
メニューのラインナップ
メニューは塩ラーメンを軸に、醤油ラーメンやつけ麺、さらには「辛味白湯塩らーめん」といった変わり種まで豊富に揃っています。価格帯は、基本の「塩らーめん」が1,000円から、トッピング全部のせの「贅沢盛り」は1,350円〜1,450円と、東京駅という立地を考えれば標準的です。

サイドメニューには「黒豚肉汁焼餃子」や「ひるがお式親子丼」など、ラーメンと一緒に楽しみたいご飯ものも充実。今回はラーメンに集中しましたが、次回はお腹を空かせて挑戦してみたいところです。
実食!人気No.1「塩らーめん 贅沢盛り」
席に着いてから約10分弱で、待望のラーメンが運ばれてきました。まずは人気No.1の「塩らーめん 贅沢盛り」(1,350円)。その名の通り、チャーシュー、味玉、ワンタン、メンマ、白髪ネギ、あおさのりが丼を埋め尽くす豪華なビジュアルです。

スープを一口。黄金色に輝く透明なスープからは想像できないほど、魚介と鶏の旨味がガツンと押し寄せてきます。塩のカドは全くなく、非常にまろやか。しかし、あっさりしているだけではなく、スープ表面の香味油がコクと厚みを加えており、飲みごたえは十分。これはまさに「食べるスープ」です。

麺はスープによく絡む細ストレート麺。パツっとした歯切れの良さと、つるりとした喉ごしがたまりません。スープの旨味をしっかりと持ち上げてくれる、見事な相性です。
そして特筆すべきはトッピングのクオリティ。とろとろに煮込まれたチャーシュー、トリュフが香る半熟塩玉(中にはなんと小エビが!)、そして皮がもちもちで餡がジューシーなワンタン。一つ一つが主役級の美味しさで、最後まで飽きさせません。まさに「贅沢」の名にふさわしい一杯でした。
実食!人気No.3「海老塩わんたん麺」
続いては、人気No.3の「海老塩わんたん麺」(1,210円)。こちらは、プリプリの海老ワンタンが主役の一杯です。

スープは贅沢盛りと同じ塩ベースですが、海老ワンタンから染み出た旨味が加わり、より一層魚介の風味が豊かに感じられます。ワンタンは皮がトゥルンとしていて、中の海老は驚くほどプリプリ。これが5個も入っているのですから、満足度は非常に高いです。
全体的に「贅沢盛り」よりもスッキリとした印象で、魚介の繊細な味わいをより楽しみたい方にはこちらがおすすめかもしれません。私も友人も、この奥深い味わいに夢中になり、あっという間に「ぺろっと」完食してしまいました。














































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