海を渡った怪物への「賭け」佐々木麟太郎を巡るNPBドラフト、異例のサプライズ指名...
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2025年10月22日、高市新内閣の防衛大臣として就任した小泉進次郎氏。その記者会見が、思わぬ形で日本中の注目を集めることになった。
これまで、時に揶揄の対象ともなってきた彼独特の言い回し、通称「進次郎構文」が、この日は「最強の防御スキル」として機能したからだ。
SNSでは「今回は有能」「見直した」といった声が飛び交い、一種のお祭り騒ぎとなっている。
問題の場面は、共同通信の記者による靖国神社参拝に関する質問だった。記者は角度を変えながら、A級戦犯合祀への考えや東京裁判の認識を含め、6回にわたり小泉氏の政治信条に踏み込んだ。
これに対し、小泉氏は一貫して「適切に判断したい」というフレーズを軸に回答。過去の参拝事実を認めつつも、防衛大臣としての今後の行動については明言を避けた。
その様子は、まるで柳に風。執拗な質問をのらりくらりとかわし続ける姿は、多くの視聴者に強烈な印象を残した。
「国のために命を落とした方々に対し、尊崇の念、感謝の思いを持ち、不戦を誓うことは、どの国にとっても当然ではないか」
このように、戦没者への敬意という一般論に触れつつも、核心部分については決して言質を与えない。この徹底した姿勢が、後のSNSでの爆発的な話題につながっていく。
小泉氏は初当選以来、閣僚在任中も含め、毎年8月15日の終戦記念日に靖国神社への参拝を続けてきた実績がある。 しかし、外務大臣や総理大臣と並び、特に周辺国から厳しい目が向けられる防衛大臣という立場は、これまでとは重みが違う。
明言を避けた背景には、外交関係への配慮という極めて政治的な判断があったことは想像に難くない。
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