古江彩佳、富士通レディース第3日は3打差の8位タイ 首位は鈴木愛とイミニョン、大会最多タイの4勝目へ逆転狙う

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女子ゴルフの国内ツアー「富士通レディース 2026」第3日が10月17日、千葉市緑区の東急セブンハンドレッドクラブ西コース(6717ヤード、パー72)で行われた。第2日を蛭田みな美と並ぶ通算11アンダーの首位タイで終えた古江彩佳(26)=富士通=は、1バーディー、3ボギーの74と落とし、通算9アンダーの8位タイに後退。首位と3打差で最終日を迎える。
首位タイから74、古江彩佳は8位タイに後退
首位に立ったのは、ともに通算12アンダーの鈴木愛とイミニョン(韓国)だ。古江は2019年、2021年、2022年に続く大会4勝目がかかり、勝てば不動裕理の持つ大会最多の4勝に並ぶ。
ホステスプロとして首位から出た第3日、古江はスコアを伸ばせなかった。JLPGAの公式記録によると、2番と8番でボギーをたたき、3番でバーディーを取り返したものの、15番でもボギー。前日に26だったパット数は34まで増え、バーディーは1つにとどまった。
ラウンド後、古江はJLPGAの取材に、朝から体の状態が良くなく、チャンスにつけられる場面が少なかったと明かした。そのうえで最終日に向けて「アンダーで回れるように、ビッグスコア目指しながら頑張りたい」と話している。
前日に首位で並んだ蛭田みな美(29)=YUASA=も73と1つ落とし、通算10アンダーの5位タイに下がった。8番、11番、15番でボギーをたたき、14番と16番のバーディーで粘った一日だった。
第2日は後半30の猛チャージで首位タイ
古江が首位に並んだのは10月16日の第2日だった。10番から出た古江は前半を36で折り返すと、後半の1番から9番で6つのバーディーを奪って30。8バーディー、2ボギーの66で回り、初日の67と合わせて通算11アンダーまで伸ばした。
この日のパット数は26。古江はラウンド後、後半に入ってパッティングのラインとタッチが合い、ミドルパットやロングパットが決まったと語っている。
初日に65をマークして首位に立っていた蛭田は、第2日も68と伸ばして首位を守った。9番では約15メートルのバーディーパットを沈めている。ボギーは14番の1つだけ。蛭田は「優勝を狙えるゴルフができている」と手応えを口にした。2023年のCAT Ladiesでプレーオフを制し、ツアー初優勝を挙げた選手だ。
初日に蛭田と並んで首位に立った高橋しずくは第2日を通算8アンダーの4位タイで終えたが、第3日は78と崩れ、通算2アンダーの35位タイに後退した。
関連記事:高橋しずく、富士通レディース初日にツアー自己ベスト65で首位タイ、2日目は4位タイ 名前の由来は『耳をすませば』
鈴木愛とイミニョンが首位、2打差以内に7人の混戦
第3日で順位を上げたのは、前日3位の鈴木愛(32)=セールスフォース=と、4位タイから出たイミニョンだった。鈴木は4バーディー、1ボギーの69、イミニョンは5バーディー、1ボギーの68で回り、そろって通算12アンダーの首位に立つ。1打差の3位タイに吉田鈴と菅沼菜々、2打差の5位タイに木戸愛、堀琴音、蛭田が続き、首位から2打差以内に7人がひしめく。
| 順位 | 選手 | 通算 | 第3日 |
|---|---|---|---|
| 1位タイ | 鈴木愛 | 12アンダー | 69 |
| 1位タイ | イミニョン | 12アンダー | 68 |
| 3位タイ | 吉田鈴 | 11アンダー | 68 |
| 3位タイ | 菅沼菜々 | 11アンダー | 68 |
| 5位タイ | 木戸愛 | 10アンダー | 66 |
| 5位タイ | 堀琴音 | 10アンダー | 69 |
| 5位タイ | 蛭田みな美 | 10アンダー | 73 |
| 8位タイ | 髙橋彩華 | 9アンダー | 70 |
| 8位タイ | サイペイイン | 9アンダー | 71 |
| 8位タイ | 古江彩佳 | 9アンダー | 74 |
※10月17日の第3日終了時点(JLPGA公式リーダーボード)
今季未勝利の鈴木は、これがツアー通算23勝目をかけた最終日になる。JLPGAの取材には、最初のキーホールに13番と14番を挙げ、「終盤でグググッと伸ばしていけたらなと思います」と最終日のイメージを語った。報道によると、鈴木は寝違えによる首の捻挫を抱えたまま、この日のラウンドに臨んだ。
6月のニチレイレディスで今季初優勝を挙げ、ツアー通算9勝目を狙うイミニョンは、風に悩まされた一日だったという。それでも「どんな風でも自分の判断を信じて、自信を持ってプレーしていきたい」と前を向いた。
1打差の3位タイにつける2人も勢いがある。8位タイから68で上がった吉田鈴は、パー5で3つのバーディーを奪った。千葉県市川市の出身で、第2日には「地元での開催」と口にしていた。同じく68の菅沼菜々は2日続けてボギーなしで回り、久しぶりの優勝争いを楽しむと語った。第3日の観客は3333人と、初日の1998人、第2日の2097人を大きく上回った。
この日のベストスコアは木戸愛の66。21位タイから5位タイへ順位を上げた。木戸は2012年に初優勝しており、勝てば14年ぶりのツアー2勝目となる。
不動裕理に並ぶ大会4勝目へ、古江と富士通レディースの縁
古江にとって、この大会は特別な舞台だ。2019年にアマチュアとして優勝し、プロ転向後の2021年は最終日が悪天候で中止となった末、勝みなみとのプレーオフを制した。2022年にも勝って大会連覇。2025年までの7回の出場で優勝3回、2位2回という数字が残る。
1983年に始まった大会で最も多く勝っているのは、2001年、2003年、2005年、2008年に優勝した不動裕理の4勝だ。古江が最終日に逆転すれば、その記録に並ぶ。
今年から大会は4日間競技となり、賞金総額は前年から5000万円増えて1億5000万円、優勝賞金は2700万円になった。前年覇者の木村彩子は左手首のけがで出場していない。2020年に勝った申ジエは第2日を終えて通算5オーバーの90位タイとなり、予選落ちした。予選を通過したのは通算1アンダーまでの59人だった。
米ツアーを主戦場とする古江は、前週の国内ツアー、スタンレーレディスホンダでも優勝争いに加わり、6位で終えている。
関連記事:岩井明愛、スタンレーレディスホンダ第2日に66で単独首位 古江彩佳が1打差で最終日へ
最終日は10月18日、古江は午前9時18分スタート
最終日の10月18日は1番と10番からのスタートで、古江は荒木優奈、仲村果乃との組で午前9時18分に1番から出る。蛭田はサイペイイン、髙橋彩華と9時29分、最終組の鈴木愛、イミニョン、吉田鈴は9時51分のスタートだ。
最終日の放送・配信は、JLPGAの大会ページによると、スカイAが午前8時から午後1時までの生中継、テレビ朝日が午後4時から5時25分までの録画放送となる。U-NEXTは午前7時50分から午後3時まで(表彰式終了まで)の生配信を予定し、見放題の対象として案内している。いずれも時刻は日本時間で、試合の進み方によって変わることがある。
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古江は最終日に向けて体調を戻し、攻める気持ちを忘れずに臨むと話した。首位との差は3打。最終組より33分早く1番を出るホステスプロが、先にどこまでスコアを伸ばせるかで、大会4勝目への道が開ける。
[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]













































































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