木幡竜は大橋ジムの現役トレーナー VIVANT李茗沢役、大橋会長「横浜高校ボクシング部の後輩」

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TBS系日曜劇場「VIVANT」で秘密組織「シンシー」の李茗沢(リ・ミンヅァ)を演じる俳優の木幡竜(50)が、大橋ボクシングジムでトレーナーを務めている。大橋秀行会長(61)が10月16日に取材に応じ、「横浜高校ボクシング部の後輩」と明かした。木幡は元プロボクサーで、2024年5月からジムで選手を指導している。
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大橋会長「横浜高校ボクシング部の後輩」と紹介
元WBA・WBC世界ミニマム級王者で、井上尚弥らを育てた大橋ボクシングジムの大橋秀行会長が10月16日、取材に応じ、人気ドラマに出演中の俳優が自分のジムで働いていることを明かした。その俳優が木幡竜だった。
「木幡竜は横浜高校ボクシング部の後輩で、大橋ボクシングジムの(現役)トレーナーです」。大橋会長はこう紹介している。報道によると、木幡はジムで選手の指導にあたり、所属選手の試合ではセコンドにも入っている。
2人をつなぐのは、ボクシングの強豪として知られる横浜高等学校だ。大橋会長は同校ボクシング部の出身で、木幡はのちに同じ部で主将を務めた。年齢は11歳離れているが、同じ部の先輩と後輩という間柄になる。
大橋会長は2026年7月2日付の公式ブログでジムの指導陣を一覧で紹介しており、そこにも「元横浜高校ボクシング部主将」の肩書で、本名の「竜一」の名前が載っていた。一覧には元日本・東洋フェザー級王者の松本好二、元3階級制覇王者の八重樫東、井上尚弥・拓真兄弟のトレーナーを務める井上真吾らが並ぶ。横浜高校ボクシング部の出身者もほかに名を連ね、同校ボクシング部の監督も指導陣の一人として挙がっている。横浜市に拠点を置くジムと地元の名門部とのつながりは深い。
主将からA級プロへ、会社員を経て中国映画の世界に
木幡竜は1976年9月12日生まれ、神奈川県出身。本名は木幡竜一で、所属事務所の公式プロフィールには特技としてボクシング、殺陣、乗馬、中国語、英語が並ぶ。
ボクシング歴は高校時代から本格的だった。横浜高校ボクシング部では主将を務め、インターハイに出場。3位に入った経歴も紹介されている。2022年のインタビューでは、もともとシドニー五輪を目指していたと語った。
高校卒業後は中央大学に進み、ボクシング部では副主将を務める。その後、大橋ジムからプロに転向し、A級(8回戦)ボクサーとして活動した。プロでは2戦して負けなし。本人は先のインタビューで「大橋(秀行)さんも高く買ってくれていたので、やめることには随分反対されたんです」と、リングを離れたころの思いを明かしている。
転身の理由について、木幡は「ボクサー崩れの俳優というのがイヤだった」と説明した。エンターテインメントの仕事に関心があり、広告代理店で2年間働いてから俳優の道を選ぶ。
転機は中国映画だった。陸川(ルー・チュアン)監督の「南京!南京!」(2009年公開)でオーディションを経て役をつかむと、活動の場を中国へ移す。本人は中国に渡ったのは「生きるためだった」と笑い、中国語のせりふが回ってくるまでは中国語の勉強もしなかったと語っている。その後、アンドリュー・ラウ監督の「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」(2010年)では悪役のトップを演じた。日本でもドラマ「アバランチ」(2021年)の敵役で注目され、元ボクサーのセカンドキャリアを描いた映画「生きててよかった」(2022年)で日本映画初主演。最近は映画「宝島」(2025年)、WOWOW×Lemino「北方謙三 水滸伝」(2026年)、映画「人はなぜラブレターを書くのか」(2026年)などに出演している。
2024年5月にトレーナー就任、会長は「強力な」と歓迎
2024年は、出演したNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」が2月に全世界で配信され、9月にはAmazonの「NO ACTIVITY Season2」の配信も始まった年だ。俳優の仕事が続くなかで、木幡はプロ時代を過ごした古巣のジムに戻った。
大橋会長は2024年5月25日付の公式ブログで「大橋ボクシングジムに新しい強力なトレーナーがまた一人増えました!」と就任を報告している。そこでは「アバランチやNetflixに配信中の[忍びの家]に出演している俳優の木幡竜」と紹介し、ボクシング歴として横浜高校ボクシング部主将、中央大学ボクシング部副主将、大橋ボクシングジムA級プロの3つを挙げていた。
それから約2年5カ月。VIVANTの放送が続くさなかに、会長があらためて今もジムのトレーナーだと紹介した。
シンシーの武闘派・李茗沢役で見せる非道ぶり
VIVANTは堺雅人主演の日曜劇場で、第2シーズンは2026年7月26日に始まった。木幡はこの第2シーズンから加わり、番組公式サイトの登場人物一覧にも「李茗沢 木幡竜」と載る。シンシーは、樊林杏(ハン・リンシン、宮下今日子)が率いる中国の秘密組織だ。
報道によると、李茗沢は前髪をそろえた髪形の武闘派で、シンシーに所属するロシア系中国人の工作員という設定。中国語が得意な木幡は10月15日にインスタグラムを更新し、中国語で「誰が私の髪が変って言ったの!?」と役の髪形をめぐる思いをつづった。
10月4日放送の第19話では、シンシーに捕らえられた黒須(松坂桃李)ら別班員5人に対し、ハンが1人ずつ殺害することを決める。拷問を担当する周浩然(リンリン)は、誰を殺すかを李に選ばせた。李は5人を見渡し、右手の指を切断された和田(平山祐介)を選ぶ。視聴者からは2人の非道ぶりに憤る投稿が相次いだ。
関連記事:VIVANT第19話、世帯視聴率15.4%・個人10.3% 3週ぶりの放送となった10月4日放送回(ビデオリサーチ・関東)
続く10月11日放送の第20話では、仲間をノコル(二宮和也)の射撃で失った李が、シャキ城から飛び出して両手の銃を乱射する。だがノコルはすでに引き揚げており、反撃はなかった。李がきょとんとした表情を見せたこの場面は、木幡もインスタグラムで紹介している。
前作のVIVANT(2023年)と第2シーズンのVIVANT(2026年)は、10月17日時点でU-NEXTの見放題作品として配信されている。
\ 『VIVANT』はU-NEXTで見放題 /
10月19日に「ラヴィット!」生出演、21日は「相棒」にも
ドラマの外でも出番は続く。番組公式サイトによると、木幡は10月19日午前8時からのTBS系「ラヴィット!」に、周浩然役のリンリンとともに生出演する予定だ。所属事務所の告知では、10月21日午後9時から放送のテレビ朝日系「相棒 season25」第1話にも出演する。
画面の中ではシンシーの工作員として銃を構え、ジムに戻れば選手を指導し、試合ではセコンドに立つ。高校の部の先輩でもある大橋会長が紹介したとおり、50歳の俳優は今もボクシングの現場にいる。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]













































































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