谷口周平、ノアの代々木第二体育館大会で引退を発表 両足首の変形関節症に悩まされ決意、5月から欠場していた

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プロレスリング・ノアの谷口周平(49)がきのう4日、東京・国立代々木競技場第二体育館大会のリングで現役引退を発表した。5月から欠場が続いていたが、両足首の変型関節症が悪化し、日常生活にも支障が出ていたという。引退試合の詳細は、5日15時からの記者会見で明かされる見通しだ。
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第4試合の後、欠場中の谷口がリングで引退を表明
舞台は、シングルリーグ戦「N-1 VICTORY 2026」の優勝決定戦が組まれた4日の代々木大会。第4試合が終わると、5月から姿を見せていなかった谷口がリングに上がった。
「5月から長らく欠場し、皆さんの前に姿を出せなかったこと、申し訳ありません」。まず欠場をわびてから、谷口は「私事ですが、谷口周平は引退を決意いたしました」と切り出した。
続けて、ノアのリングで歩んだ約21年間を「うれしいこと、悔しいこと、苦しいこともたくさんありましたが、今振り返れば、すべてがかけがえのない時間だったと思います」と語り、最後は「とにかく、今まで本当にありがとうございました」とファンに頭を下げた。
デイリースポーツによると、谷口はあいさつの途中で涙を見せた。引退試合については「詳しくは明日の会見でお話しさせていただきます」と述べるにとどめている。
引退の理由は両足首の変型関節症
決断の背景にあったのは、両足首の状態だった。日刊スポーツは、両足首、特に右足首の変形関節症に悩まされ、日常生活にも支障をきたすようになったことが引退を決めた理由だと伝えている。
報道で「変型関節症」「変形関節症」と書かれているのは、医学的には「変形性関節症」と呼ばれる病気で、関節の軟骨がすり減るなどして骨の形が変わり、痛みや動かしにくさが出る。重い体を支えてマットを踏みしめるプロレスラーにとって、足首は土台そのものになる。
バックステージでの取材に、谷口は「ひどい時は私生活にも支障があったので。それで引退を考えました」と明かした(デイリースポーツ)。同紙によれば、足首の状態は昨年末から良くなかったという。
リングに立つ前の心境も口にしている。「リングに上がるまでは平気だったんですけど、お客さんの声で(胸に)くるものがあった」。久しぶりに浴びた声援が、49歳の涙を誘った。
アマレスの実績を引っ提げて入門、ノア一筋の21年
谷口は鳥取県出身。倉吉工高、徳山大とレスリング部で鍛え、その後は自衛隊でもレスリングを続けた。国体では3度優勝し、2004年の国体決勝ではシドニー五輪銀メダリストの永田克彦にも勝っている。
プロレス入りは2005年。同じ自衛隊出身の本田多聞、杉浦貴の後を追うように、青木篤志とともにノアの門をたたいた。デビューは同年12月24日、ディファ有明でのクリスマス大会で、森嶋猛、KENTA、小川良成と組み、佐野巧真、ハスワマコト、志賀賢太郎、菊地毅組と対戦した8人タッグマッチだった。
転機は2012年に訪れる。覆面をかぶった「マイバッハ谷口」に変身し、暴走ファイトで存在感を強めた。2016年に一度マスクを脱いだ時期を挟みながら、2019年5月にリングネームを本名の谷口周平へ戻すまで、約7年間をこの名前で戦った。2021年から2022年にかけては、ユニット「ファンキーエクスプレス」の一員として「キング・タニー」を名乗った時期もある。
GHCタッグ王座の戴冠は6度。団体の看板タイトルの一つで結果を残しながら、他団体へ移ることなく、デビューから約21年をノアのリングで過ごした。
5日15時に会見、引退試合は2戦の予定
引退までの道筋は、5日の会見で示される。ノア公式サイトによると、代々木大会を受けた一夜明け記者会見が5日15時から開かれ、第51代GHCヘビー級王者の内藤哲也、N-1 VICTORY 2026を制したOZAWAとともに、谷口も出席者に名を連ねた。会見はノア公式YouTubeで無料生中継される。
谷口はバックステージで「引退試合も2試合予定されてますので、それまではしっかりとコンディションを整えて、プロレスラーとしてやっていきたい」と語っている(ノア公式X)。対戦相手や日程、会場について、ノアからの正式発表はまだない。なお、ノアのOBで元GHCヘビー級王者の小橋建太は自身のSNSで、発表当日に谷口から電話があり「地元での試合と来年1月10日後楽園」の2試合を行うと聞いたと明かしている。
覆面と素顔、2つの姿でノアのリングに立ち続けた谷口が、最後の2試合をどう迎えるのか。日程が決まれば、ファンにとっては見届ける機会が具体的になる。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]










































































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