勝亦悠斗、コスモスカップ第2日で単独首位に浮上 レギュラーツアー未勝利、岩田寛に1打差の通算10アンダー

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男子ゴルフのドラッグストア・コスモスカップは10月2日に第2ラウンドがあり、2位で出た勝亦悠斗(32)=コヤマ・ミライエ=が67で回って通算10アンダーの単独首位に立った。ツアー未勝利の32歳は、1打差の2位に岩田寛、3位に砂川公佑を従えて週末に入る。
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2位から67、通算130で初めて単独首位に立った
静岡・グランフィールズCC(7156ヤード、パー70)で10月2日に行われたコスモスカップの第2ラウンドで、勝亦悠斗(32)が67をマークした。初日の63と合わせて通算130、スコアは10アンダー。2位から出て、ツアー未勝利の32歳が単独首位に浮上した。
1打差の2位には岩田寛(45)=JCRファーマ=が9アンダーで続き、さらに1打差の3位に砂川公佑(オークラ輸送機)が入った。初日に61で飛び出した阿部裕樹(37)は72と落とし、通算7アンダーの4位タイに後退している。決勝ラウンドに進んだのは、通算2オーバーまでの63人だった。
勝亦にとって、キャリア初の単独首位だ。3日の第3ラウンドは最終組で回る。
風向きが変わった一日、後半のミスをボギーでしのいだ
ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)によると、この日は前日から風向きが変わり、強く吹く時間帯もあった。ドローを持ち球にする勝亦にとって、右からの強いアゲンストや左からのフォローは気持ち悪さを感じる状況だったという。
そんな中でもスコアを崩さなかった。後半4番のパー3は右からのアゲンストの中、ティーショットを大きく引っかけた。木の下から2打目をラフに刻み、ボギーでしのぐ場面もあった。大きなミスを最小限の失点で止め、67という数字にまとめている。
初日はボギーなしの63で、パターが好調だった。スポーツ報知によると、勝亦は「パッティングがよかった。エイムポイントのレッスンを受けたり、今までやってなかったことをやってみたのが、結果として出てきているのかも」と語っている。グリーンの傾斜を足裏で感じて数値化し、指の本数で打ち出す方向を決める手法で、オープンウィークだった9月初めに取り入れた。
上位は岩田寛、砂川公佑、阿部裕樹らが追う
第2ラウンド終了時点の上位は次のとおりだ。
| 順位 | 選手 | 第2日のスコア | 通算 |
|---|---|---|---|
| 1 | 勝亦悠斗 | 67 | 10アンダー |
| 2 | 岩田寛 | 65 | 9アンダー |
| 3 | 砂川公佑 | 66 | 8アンダー |
| 4位タイ | 阿部裕樹 | 72 | 7アンダー |
| 4位タイ | 今平周吾 | 66 | 7アンダー |
| 4位タイ | 中野麟太朗 | 69 | 7アンダー |
| 7 | 木下稜介 | 67 | 6アンダー |
1打差で追う岩田は、5位から出てこの日のベストスコアに並ぶ65を出した。スポーツ報知によると、ツアー通算8勝の45歳は後半3番のパー4で、残り125ヤードの第2打をそのままカップに沈めてイーグルを奪っている。6月のBMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップに続く今季2勝目が、1打差に見えてきた。
砂川は連日の66で、5位から3位に上がった。9月に韓国で開かれたシンハン ドンヘ オープンでツアー初優勝を飾っており、2勝目をうかがう位置にいる。阿部は佐野日大高ゴルフ部の監督を務めるプロ16年目で、初日の61から後退したものの、4位に踏みとどまった。
一方、昨季の賞金ランキング3位だった蝉川泰果は通算4オーバーの76位タイで予選落ちとなり、今季6度目の予選落ちを喫した。
稲森佑貴の連続記録を止めた、フェアウェイキープ率1位の32歳
勝亦は1994年8月13日生まれで、静岡県富士市の出身だ。10歳でゴルフを始め、富士市立高の3年時に全国高校選手権で優勝した。明大4年だった2016年にプロへ転向している。
賞金ランキングでシード権を手に入れたことはない。2025年6月には下部のACNツアー、ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山で初優勝を飾った。この年の下部ツアーのポイントランキング8位で、今季レギュラーツアー前半戦の出場資格を得ている。
昨季はフェアウェイキープ率79.283%で1位に立った。稲森佑貴が9季続けていた同部門の1位を、10季目で止めている。中日スポーツによると、本人は「若干、気まずいです」と話していたという。
その精度は今週も光る。初日は狭いフェアウェーが特徴のコースで、パー3を除く全ホールでドライバーを握った。中日スポーツによると、狙いは「どうせ外れるなら、少しでも先に打った方がいい」という割り切りだ。ラフに入れたのは3度にとどまり、7アンダーの2位で滑り出した。
ツアーでの自己最高は、5月の関西オープンの6位。トップ10入りは同大会を含めて2回しかなく、初めての優勝争いに臨む。
新規大会の初代王者へ、最終組で迎える第3日
コスモスカップは今季、急きょ誕生した新規大会だ。10月1日から4日までの4日間で、賞金総額は1億5000万円、優勝賞金は3000万円となっている。
きっかけは5月の中日クラウンズだった。優勝した堀川未来夢に、コスモス薬品の横山英昭社長が優勝祝いを申し出ると、堀川は男子ツアーの1試合の開催を願い出た。その場で話が進み、7月7日に開催が発表された。今大会の優勝者は、新規大会の初代王者となる。
勝亦にとっては地元・静岡での開催だ。GDOによると、第3ラウンドは最終組で回り、ツアー8勝の岩田らと同じ組になる。本人は「差はあってないようなもの。チャレンジャーとして、むしろ10打差をまくりに行くくらいの気持ちでいきたい」と話した。
ここまでの記録は第2日終了時点のものだ。第3ラウンドは3日に組まれている。32歳の挑戦者が最終日も首位を守るのか、経験豊富な岩田が逆転するのか。優勝争いは、4日の最終ラウンドへ持ち越される。
[文/構成 by スポーツライター 南條楓]









































































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