『LAST DANCE 最後の遊戯』2027年2月19日に山形で先行公開、26日から全国公開 柄本佑・宇崎竜童W主演、監督は村川透、特報も解禁

※この記事には、商品・サービスの広告リンクが含まれています。
時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
松田優作主演の「遊戯」シリーズの流れをくむ新作映画『LAST DANCE 最後の遊戯』が、2027年2月19日に山形県内で先行公開され、2月26日から新宿バルト9ほかで全国公開される。柄本佑と宇崎竜童がW主演し、監督はシリーズ3作を撮った村川透。10月1日にはティザービジュアルと特報映像も公開された。
↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓
山形で1週間早く、2月26日から全国へ
公開日と特報は2026年10月1日に発表された。山形県内での先行公開が2027年2月19日の金曜日、新宿バルト9などでの全国公開はその1週間後、2月26日の金曜日となる。配給はアークエンタテインメント、企画・製作プロダクションはセントラル・アーツが担う。
先行公開の舞台となる山形は、作品の撮影地でもある。全編を山形県村山市でロケ撮影しており、そこは監督の村川透(89)の故郷にあたる。後援にも山形県村山市と同市教育委員会が名を連ねた。
撮影は2025年11月に村山市内で行われ、東沢バラ公園や東沢ボートハウスなどがロケ地になった。村山市はふるさと納税を使ったクラウドファンディングで、2026年2月から7月まで、仕上げ作業の費用と市の発信に充てる寄付を募った。目標額は1000万円。
柄本佑は“探し屋”、宇崎竜童は“謎の男”
物語の軸になるのは、45年前に姿を消した伝説の殺し屋・鳴海昌平だ。鳴海はかつて松田優作が「遊戯」シリーズで演じた主人公の名前で、新作ではその行方が謎として物語を動かす。
鳴海を追う“探し屋”三上雄斗を柄本佑(39)が演じる。三上がたどり着くのは、時間に取り残されたような町。傷を抱えた人や行き場をなくした人が、束の間の安らぎを求めて集まる場所だ。そこで出会うのが、宇崎竜童(80)演じる“謎の男”黒崎亮二。何かを感じ取った三上は、黒崎を追い始める。
共演陣も発表された。診療所の院長・野陽菜を麻生祐未、看護師・風真知を玉城ティナ、広域暴力団の会長・元嶋宗司を袴田吉彦が演じ、須藤正裕と長谷部香苗も出演する。
柄本は大河ドラマ『光る君へ』(2024年)の藤原道長役などで知られる。今作について柄本は「初の“本格”ガンアクションです。頑張りました」とコメントを寄せ、短い撮影期間を「とても幸せな現場」と表現した。
「遊戯」シリーズと村川透
もとになった「遊戯」シリーズは、『最も危険な遊戯』(1978年)、『殺人遊戯』(1978年)、『処刑遊戯』(1979年)の3本だ。松田優作が殺し屋・鳴海昌平を演じ、3作とも村川透が監督した。銃撃戦の迫力と、どこかとぼけた笑いが同居する作風で、松田をスターに押し上げたシリーズとして語られる。
3作は10月2日時点でU-NEXTの見放題作品として配信されている。新作の前に鳴海昌平の姿を確かめておくこともできる。
\ 「遊戯」シリーズ3作はU-NEXTで見放題 /
村川は1937年3月22日、山形県村山市の生まれ。福島大学を卒業して1959年に日活へ入り、1972年の『白い指の戯れ』で監督デビューした。テレビドラマ『大都会』シリーズで松田と出会い、1978年の『最も危険な遊戯』で映画でも組む。その後も『蘇える金狼』『野獣死すべし』、ドラマ『探偵物語』で松田を撮り、『あぶない刑事』シリーズでは劇場版『さらば あぶない刑事』(2016年)まで監督を務めた。
製作側は「45年前の当時のメインスタッフが再集結」とうたう。脚本は『処刑遊戯』を書いた丸山昇一で、阪上有紀子が共同脚本に入る。企画・プロデュースは『あぶない刑事』シリーズの脚本などで知られる柏原寛司、撮影監督は浜田毅、音楽は菊川真が担当した。
タイトルの「LAST DANCE」について、玉城は「ひとまず『遊戯シリーズ』は本作で完結し、“LAST DANCE”を迎えるようです」とコメントしている。
宇崎竜童「天にも駆け昇る気持ちだった」
宇崎と松田の縁は古い。宇崎は松田が歌った「Uターン」の曲を手がけ、松田の没後には鎮魂歌「1989・REQUIEM」を捧げている。コメントでは、松田とは「Uターン」のレコーディングで出会い、原田芳雄を加えた3人の“サングラストリオ”でCMに出たことで距離が縮まったと明かした。
企画を聞いた時のことを、宇崎は「子供みたいに、はしゃぎ捲った」と書く。出演のオファーには「天にも駆け昇る気持ちだった」とつづり、アクションに備えてモデルガンとガンベルトを買い、抜き撃ちの練習まで始めたという。ただ、結果は「早撃ちも抜き撃ちもムリだった」。
柄本とはドラマや映画で何度か共演しており、宇崎は柄本を“手練れの役者”と呼んで全面的に頼ったと打ち明けた。撮影の空気については、スリリングな中身とは逆の和やかなムードだったと語っている。
村川監督は長文のコメントで、文化や芸術は時代とともに一度は輝きを失っても、いつか姿を変えて戻ってくると記した。結びには「小生も映画を撮り続けるかも……」とある。
特報は「COME BACK.」から始まる
ティザービジュアルには、車のボンネットに体を預け、たばこをくゆらせる三上の姿が写る。添えられたコピーは「男を探して、ずいぶん昔まで来ちまった」。
特報映像は「松田優作『遊戯シリーズ』COME BACK.」のテロップで幕を開ける。「伝説の“殺し屋”が消えてから、45年」の文字に続き、車の運転席で目を覚ました三上が、たばこをくわえたまま顔を向ける。昭和の面影が残る夜の繁華街、スコープで標的を見張る三上、古いジープで夜の街を走る黒崎。「鳴海昌平」の名が何度も呼ばれ、謎が深まっていく。
柏原は企画の狙いについて、『ゲッタウェイ』のように地方の町を舞台にしたアメリカのアクション映画を意識し、アクションの原点である西部劇に挑んだと説明した。丸山も、村川ならではの「フレンチノワール風、アメリカン西部劇風」の無国籍風活劇に仕上がったとコメントしている。
公開まで約5か月。山形で一足早く封切られたあと、作品は2月26日に全国のスクリーンへ広がる。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]









































































コメントはこちら