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村上宗隆のホワイトソックス、5年ぶりの地区シリーズ進出 アストロズに2連勝、日本時間4日から中地区覇者ガーディアンズと対戦

村上宗隆のホワイトソックス、5年ぶりの地区シリーズ進出 アストロズに2連勝、日本時間4日から中地区覇者ガーディアンズと対戦

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村上宗隆(26)が所属するホワイトソックスが、ワイルドカードシリーズ第2戦でアストロズを7-3で下し、2連勝で地区シリーズ進出を決めた。地区シリーズへ進むのは2021年以来5年ぶり。村上は5打数無安打3三振だったが、チームは初回の4点と6回の重盗からの3ランで押し切った。次は日本時間4日から、1ゲーム差で中地区優勝を譲ったガーディアンズと5回戦制で戦う。

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敵地ヒューストンで連勝、村上は「4番・一塁」で無安打

米大リーグのポストシーズンは9月30日(日本時間1日)、3回戦制のワイルドカードシリーズ第2戦が各地であった。ホワイトソックスは敵地ダイキン・パークでアストロズを7-3で破り、2勝0敗で勝ち抜けを決めている。

「4番・一塁」で先発した村上は5打数無安打3三振。前日の第1戦では先制犠飛を含む1安打1打点でポストシーズン初打点を挙げていたが、この日はバットから快音が出なかった。

それでも打線は止まらない。初回、アストロズのエース右腕ハンター・ブラウンから5本の長短打を集めて4点を先取。中日スポーツによると、ブラウンは打者9人から2アウトしか取れずに降板した。守備のミスも重なり、アストロズは立ち上がりで大きな失点を背負った。

ホワイトソックスの地区シリーズ進出は、2021年以来5年ぶりとなった。2021年の地区シリーズの相手もアストロズで、今季のワイルドカードシリーズ第1戦の白星は、その2021年地区シリーズ第3戦以来5年ぶりのポストシーズン勝利だった。

1点差の6回、重盗で流れを戻した

アストロズはホセ・アルテューベのソロなどでじわじわと追い上げ、試合は4-3の1点差で6回を迎える。ホワイトソックスは無死一、二塁の好機をつかみ、打席には7番マイドロスが入った。

ここで動いたのはベンチだった。日刊スポーツの記事によると、マイドロスはバントの構えを見せ、アストロズの一塁手と三塁手が前へ飛び出した瞬間に二人の走者がスタート。重盗が決まって無死二、三塁となり、前進守備を敷いた内野の間を抜く余地が広がった。

カウント3-1から甘く入ったスライダーをマイドロスが左中間へ運ぶ。ダメ押しの3ランで7-3。試合の行方はこの一振りでほぼ決まった。

試合後、ウィル・ベナブル監督は「バントか重盗かを考えていた」と明かしたが、作戦の細かい中身までは口にしなかった。

マウンドでは、昨季までDeNAでプレーした左腕ケイが仕事をした。4-3の5回1死一、二塁のピンチで救援して無失点に抑え、ポストシーズン初勝利を挙げている。先発のバークは4回3失点。中日スポーツの集計では、得点圏でホワイトソックスが20打数8安打、アストロズは9打数無安打と、好機での差がそのままスコアに出た。

アストロズはこの敗戦でシーズン終了。ブルペンで待機していた今井達也は、2試合とも登板機会がないままメジャー1年目を終えた。

シャンパンファイトで村上は「顔面が痛い」

1週間で2度目のシャンパンファイト。日刊スポーツによると、村上は「顔面が痛い」と叫び、「まだ慣れてない。うれしいです」と全身で喜びを表した。

自分の打撃については「今日の僕は何もしていません。一塁で球を捕っていただけです」と笑い飛ばし、チームメートへの思いも口にした。「本当にみんな頼もしいので、僕も付いていきたい。足を引っ張らないように頑張りたいです」。

村上の言葉を集めた本に、『村上宗隆 ブレイクスルーを起こす84のメッセージ』(双葉文庫)がある。

スポニチによると、シャンパンファイトでは英語で叫んで場を盛り上げる場面もあった。5打数無安打の夜でも、チームの空気をつくる役回りは変わらない。

121敗から2年、米メディアも驚く勝ち上がり

ホワイトソックスがポストシーズンのシリーズを勝ち抜いたのは、井口資仁を擁してワールドシリーズを制した2005年以来21年ぶりだった。一部の報道で「21年ぶりの地区シリーズ進出」とされたが、21年ぶりなのはシリーズ突破のほうで、地区シリーズへの進出自体は5年ぶりになる。

関連記事:村上宗隆のホワイトソックスが5年ぶりポストシーズン進出 「4番・一塁」で先発、敵地でロイヤルズに快勝

2024年には大リーグ史上ワーストの121敗。3年連続で100敗を重ねた球団が、わずか2年でここまで来た。

米スポーツ専門局ESPNは、中日スポーツの記事によると「こんなことが起きるはずはなかった。少なくとも、これほどすぐには」と論じた。大リーグ公式サイトも、2026年のホワイトソックスを球界で最も素晴らしい物語の主役と評し、ポストシーズンでも侮れない才能を持つチームだと伝えている。

勢いだけで勝ったわけでもない。初回の集中打、6回の重盗、ケイの火消しと、2試合で19安打を放った打線と救援陣がかみ合った結果だった。

地区シリーズは日本時間4日開幕、相手は因縁のガーディアンズ

地区シリーズは5回戦制で、先に3勝したチームがリーグ優勝決定シリーズへ進む。初戦は現地3日、日本時間4日(日)に始まり、第1戦と第2戦は敵地クリーブランドで行われる。

相手のガーディアンズとは、同じア・リーグ中地区でシーズン最終盤まで優勝を争った。ホワイトソックスは1ゲーム差で地区優勝を逃しており、ワイルドカードからの出場になった経緯がある。

関連記事:村上宗隆、日本選手1年目最多の35本塁打でシーズン終了 WCシリーズの相手はアストロズに決定

スポニチによると、村上は「地区優勝を取られた悔しさはある。僕たちが強いというところを見せたい」と語った。

ただ、村上個人にとってガーディアンズは相性のいい相手と言えない。サンケイスポーツによると、レギュラーシーズンの対戦は6試合で打率.158(19打数3安打)、2本塁打、3打点、12三振。クリーブランドでは3試合で8打数無安打、7三振だった。

第1戦、第2戦はその鬼門で迎える。

ワイルドカードシリーズでは打撃で目立てなかった4番が、敵地で快音を取り戻せるか。チームが勝ち進むほど、村上のバットに向く視線は強まっていく。

関連記事:村上宗隆が初回に先制の犠飛、ホワイトソックスがワイルドカードシリーズ第1戦でアストロズに6-3先勝 地区シリーズ進出に王手

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

寄稿者

MEDIA DOGS 編集部
メディアドッグス株式会社のMEDIA DOGS 編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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