樋口新葉「顔変わった?」ミラノ五輪で注目の”別人級”ビジュアルと引退後の新たな道 解説者も高評価の声

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2025年6月に引退を表明し、同年12月の全日本選手権を最後に競技生活を終えたフィギュアスケートの樋口新葉(25)が、2026年2月のミラノ・コルティナ五輪で解説者としてテレビに登場。競技中とは一変した柔和な雰囲気の姿が「別人級」「かわいくなった」とSNSで大きな話題になった。自身の経験に基づく的確な解説も高く評価されており、新たなキャリアで存在感を示している。
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五輪中継に登場、競技時代と一変した姿に驚きの声
2026年2月、開催中のミラノ・コルティナ冬季五輪。フィギュアスケート中継に映し出された一人の女性の姿が、インターネット上で大きな注目を集めた。北京五輪団体銀メダリスト(当初は銅メダルだったが、ロシアのドーピング違反により2024年に銀メダルへ昇格)で、2025年12月に現役を引退したばかりの樋口新葉、25歳。その姿は、多くのファンが記憶する氷上のアスリートの顔とは大きく異なっていた。
フジテレビ系「めざましテレビ」やTBS系「ひるおび」などに連日出演した樋口は、髪を巻き下ろし、白いブラウスにスカートといった柔らかな印象の装いだった。競技時代は力強い演技に合わせ、髪をきつく結い上げたアップスタイルが多かった。そのギャップに、SNSでは「樋口新葉ちゃん、誰か分からなかった」「モデルかと思った」といった驚きの投稿が相次いだ。
THE ANSWERやizaなどの複数のメディアもこの反響を報道。氷上で見せてきた厳しい表情とは違う、穏やかな笑顔で解説する姿は、多くの視聴者に新鮮な印象を与えた。
「アスリートの顔」とのギャップ やりきった末の引退
この変化が大きな話題となった背景には、長年の競技生活で築かれた樋口の「力強いスケーター」というイメージがある。女子では数少ないトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の使い手として知られ、そのダイナミックなジャンプとスピード感あふれる滑りで世界と渡り合ってきた。
そのキャリアは、不屈の精神を象徴する。2018年の平昌五輪では、代表の座を目前で逃し4位に終わり、悔し涙を流した。しかし、その1カ月後の世界選手権で銀メダルを獲得し、雪辱を果たす。そこから4年間、大技トリプルアクセルの習得に心血を注ぎ、2022年北京五輪の代表の座を掴み取った。
北京の舞台では、個人戦でショートプログラムとフリースケーティングの両方でトリプルアクセルを成功させ、4位入賞。五輪でこの両方を成功させたのは、日本の女子選手としては2010年バンクーバー五輪の浅田真央以来の快挙だった。しかし、その裏では右すねの疲労骨折という重傷を負っており、翌2022-23シーズンは全休を余儀なくされた。
2025年6月、樋口は2025-26シーズン限りでの引退を表明。最後のシーズンは「もう滑れない」と感じるほどの苦しい道のりだった。集大成として臨んだ同年12月の全日本選手権。フリーの演技を終えると、樋口は氷上で大の字になった。キス・アンド・クライでは涙を見せたが、その表情は充実感に満ちていた。結果は8位。試合後、本人は「練習よりもいい演技ができて、本当にあれ以上はなかった」「自分も、みんなも納得して終わるというのを目指していた。今だな、と本当に思った」と時事通信の取材に語っている。
「厄落とし」「スキッド」的確な言葉で伝える解説者の一面
新たな姿で注目された樋口だが、解説者としての能力も高い評価を得ている。元トップアスリートならではの視点と、分かりやすい言葉選びが持ち味だ。
フジテレビ系「めざましテレビ」で男子シングルのショートプログラムを解説した際には、ミスが出た日本選手に対し「厄落としと思って」とエールを送った。この言葉に、スタジオが拍手に包まれる場面があった。SNSでも「良い言葉選び」と称賛する声が上がった。
また、TBS系の番組では、五輪初出場で17歳の中井亜美が跳ぶトリプルアクセルの特徴を「踏切のときにちょっと横滑りさせて跳ぶ。それをスキッドって言うんですけど、そうすると少しスピードが落ちて、上に上がる力が出る」と専門用語を交えながら平易に説明。「ちなみに私はこの跳び方はできませんでした」と自身の経験を付け加え、視聴者の理解を助けた。
北京五輪の経験者として「私もオリンピックに出たときはすごく緊張して、他の大会とは全然違う緊張感があった」と語るなど、自身の体験に基づいたコメントには説得力がある。
SNSでは称賛の声「冷静で的確」「ビジュアルのギャップにやられた」
樋口のテレビ出演が続くと、SNS上ではその姿と解説内容の両方に対する好意的な意見が広がった。外見の変化については「髪下ろしてると雰囲気全然違う」「ビジュアルのギャップにやられた」「アナウンサーかと思った」など、競技中との違いに驚くコメントが多数見られた。
同時に、解説者としての資質を評価する声も目立つ。「解説がすごく分かりやすい」「冷静で的確な解説できる」「声が聞きやすくていい」といった投稿が相次いだ。氷上での力強い姿から一転した柔和な雰囲気と、自身の経験に裏打ちされた的確な解説。その二面性が、多くの視聴者を引きつけているようだ。
「もうできない」と笑う25歳、セカンドキャリアの幕開け
2025年6月に引退を表明し、同年12月の全日本選手権を最後に19年に及ぶ競技生活に終止符を打った。引退後のインタビューで、樋口は自身の競技人生を振り返り「よくやっていたなって感じ。本当に、もうできない」と笑顔で話したと時事通信は報じている。その言葉には、すべてを出し尽くした者だけが持つ清々しさが漂う。
そして、後進へ向けて「五輪だけではなく、自分の演技、一つの試合を大事にしてほしい。納得感を追求してほしい」とメッセージを送った。平昌五輪落選の悔しさを乗り越え、北京五輪で輝き、怪我からの復帰を経て、自らが納得する形でキャリアを締めくくった樋口ならではの言葉だ。
競技者としての重圧から解き放たれ、始まったばかりのセカンドキャリア。解説者として、また今後はアイスショーなどでも、新たな魅力を放っていく。リンクを降りた25歳のスケーターの第2の人生は、静かに、そして華やかに幕を開けた。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
































































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