大谷翔平、ポストシーズン打率.150の不振に「長い間、そういう状況でやっててクセになって」 第3戦もスタメン起用の方針

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ドジャースの大谷翔平(32)が現地13日(日本時間14日)、本拠地ドジャースタジアムで会見し、ポストシーズン打率.150と苦しむ打撃について「長い間、そういう状況でやっててクセになって」と語った。けがを抱えて打ち続けたことでスイングに癖がついたという見立てだ。ロバーツ監督は本人と話し合ったうえで、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦でも先発で起用する方針を示した。第3戦は日本時間15日午前9時に始まる。
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本人が明かした不振の理由、スイングに残った「クセ」
会見は、敵地ミルウォーキーで2連敗した第2戦の翌日、本拠地に戻って第3戦を前にした練習日に開かれた。第2戦の後には、大谷を第3戦のスタメンから外す案が米メディアで報じられており、本人が何を語るかに注目が集まっていた。
大谷はまず、9月の負傷者リスト入りを経て「症状自体はだいぶ回復している」と話した。そのうえで、今の打撃についてこう説明している。
「長い間、そういう状況でやっててクセになって」
6月に左膝、7月に右上腕二頭筋を痛め、痛みを抱えたまま打席に立ち続けた。その間に身についた動きが、症状が和らいだ今もスイングに残っているという分析だ。報道によって言い回しは少し異なり、「長い間、そういう中でやっていると、癖になり、動きがそういう方向に寄っていってしまう場合もある」という形でも伝えられている。
どう直していくかについては、「そういう方向に修正していくかというのはいつも考えていること」と語り、「毎日、毎日工夫をしながらやっている」と続けた。
「なぜと言われると実力だから」、けがを言い訳にしない
米国の記者からは、打てない理由を真正面から問われた。大谷はこう答えた。
「なぜと言われると実力だからっていうしかないと思うんですけど。(故障による)症状で打てないということではない。実力の範囲内だと思いますし。それを改善するために練習するしかないと思うので、しっかり練習したい」
通訳を介した英語のやり取りでも、結果はすべて自分の責任だと受け止めていると話し、症状を打てない理由にしてはいけないと語っている。
数字は厳しい。ポストシーズンは6試合で20打数3安打、打率.150。長打は1本もなく、本塁打と打点はゼロだ。本塁打は8月18日(日本時間19日)の30号を最後に止まり、110打席続くノーアーチはメジャー移籍後で最も長い。
打順も下がってきた。ブレーブスとの地区シリーズ第3戦から5番、4番に入り、ドジャース移籍3年目で初めて3番より後ろを打っている。
ロバーツ監督「信頼が揺らいだことは一度もない」
起用を決めたのは、監督と本人の直接の話し合いだった。ロバーツ監督は練習日の会見で、こう明かしている。
「ショウヘイと話し合った。素晴らしい会話ができた。彼は毅然として言った。十分にいける状態だと。スイングは本来の状態にほぼ戻っていると言った。彼はチームの助けになりたい、チームの勝利に貢献したい、優勝に貢献したいと願っている」
監督は「私は彼に対する信頼が揺らいだことは一度もない」とも話した。第2戦で出塁を狙ってバントの構えを見せたことを挙げ、チームのためなら何でもする姿勢の表れだと評価している。
大谷本人も、会見前に監督らから「体が大丈夫ならこちら側は信じている」と伝えられたことを明かした。監督は、2024年のポストシーズンで足首を痛めたフレディ・フリーマンを使い続けた時と似た判断だと説明し、ドジャースはその年、ワールドシリーズ制覇まで勝ち上がっている。
一方で、打順は決まっていない。第3戦の相手先発は、左腕ロバート・ガサー。監督は「2番から5番、あるいは6番までかな。少し幅を持たせておいてほしい」と話し、大谷の前後に誰を置くかを考えていると説明した。
ベッツの「彼が必要だ」に返した言葉
チームメートの言葉も届いていた。第2戦の後、ムーキー・ベッツは、チームには大谷が必要だと語っていた。その言葉を伝え聞いた大谷は、こう答えている。
「みんなそうだと思いますけど、信じてくれる人たちのために頑張りたいなと思う。そういう人たちがいるうちは頑張りたいなと思っています」
この日の練習では、4日連続で屋外フリー打撃に臨んだ。15スイングで切り上げたものの、柵越え2本のうち1本は130メートルの大きな当たりだった。
0勝2敗から本拠地で迎える第3戦
7戦4勝制のシリーズは、ドジャースが第1戦を1-2、第2戦を4-7で落とし、0勝2敗と追い込まれている。第3戦から第5戦(必要な場合)は本拠地ドジャースタジアムで戦う。
第3戦は現地14日午後5時、日本時間15日午前9時に始まる。ドジャースの先発はブレイク・スネル。本拠地に戻った最初の試合で流れを変えられるか。
大谷にとっては、話し合いで自ら「いける」と伝えたうえで立つ打席になる。1本の長打が、癖を抜けるきっかけになるかもしれない。
大谷翔平の今季とメジャーリーグの見どころは、ガイド本『大谷翔平とMLBを100倍楽しむ本 2026年版』でも紹介されている。
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[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]







































































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