武井咲、映画『殺人の門』出演決定、上原由希子役 山﨑賢人・松下洸平W主演、2027年2月19日公開

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武井咲が、山﨑賢人と松下洸平がダブル主演する映画『殺人の門』に出演することが、きのう8日に発表された。演じるのは、松下演じる田島が密かに想いを寄せ、のちに山﨑演じる倉持の妻になる上原由希子。武井は同じ8日、韓国・釜山国際映画祭でのワールドプレミアに2人と並んで登壇した。原作は東野圭吾さんの同名小説で、2027年2月19日に全国公開される。
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田島が想いを寄せ、倉持と結婚する女性・上原由希子
武井咲(32)の出演は10月8日に発表され、あわせて場面写真も公開された。役どころは上原由希子。主人公の1人、田島(松下洸平)が密かに想いを寄せる女性だ。
由希子と田島が出会うのは、倉持(山﨑賢人)に誘われて同じ会社で働き始めた田島の営業先。田島は一時、倉持と決別する。その後再会した倉持が由希子と結婚していたと知り、田島は激しく動揺する。
話はそこで終わらない。田島はその後、由希子の高校時代の同級生・美晴(森田望智)と出会って結婚する。倉持と田島、それぞれの妻を加えた4人の関係は、次第に思わぬ方向へゆがみ始める。
由希子は純真無垢な女性として描かれる。それでいて、図らずも倉持と田島の関係を大きく揺さぶっていく。2人の約30年に及ぶ友情を軸にした物語で、もう1つの軸になる人物だ。
「純粋さが怖い」と感じてもらえる不気味さを意識
武井は出演にあたってコメントを寄せた。脚本については、つかみどころのない倉持と、翻弄され続ける田島という両極端な2人の描写に引き込まれ、あっという間に読み終えたという。
役作りで心がけた点は、はっきりしている。
「私が演じる由希子は、20代前半から10年以上の時間を演じる振り幅のある役で、物語が進むにつれて「純粋さが怖い」と感じてもらえるような不気味さを意識しました。」
山﨑とは10代の頃以来の共演で、「幼なじみに再会したような気持ちでした」と振り返った。以前から東野圭吾さんの作品が好きだったことも明かし、久しぶりに顔を合わせるスタッフも多い「とても刺激的で忘れられない現場」になったと語っている。
武井にとって、ミステリー原作の作品は初めてではない。2017年のテレビ朝日系ドラマ『黒革の手帖』では主演で銀座のママ・原口元子を演じ、2024年1月には同局の松本清張ドラマスペシャル『顔』で後藤久美子とダブル主演を務めた。清張作品に続いて、今度は東野作品で人の心の暗い部分に触れる役を担う。
発表当日、釜山のワールドプレミアに3人で登壇
出演の発表と同じ8日、武井は韓国・釜山にいた。第31回釜山国際映画祭の「アジア映画の窓」部門に正式出品された本作のワールドプレミア上映が、会場のSohyang Theatre Woori Bank Hallで行われ、上映後の舞台挨拶に山﨑、松下、椿宜和プロデューサーとともに登壇した。3人とも、釜山国際映画祭の現地登壇は初めてだった。
3人は「アンニョンハセヨ」とあいさつし、韓国語の一言をリレー形式で披露した。武井は「韓国大好きです」という意味の韓国語で客席に応えた。
由希子を演じるうえで大切にしたことを聞かれると、武井は「すごく難しかったです」と率直に答えた。原作を読みながら、全キャラクターの中で一番純粋で、一番普通の人に見えたらいいと心がけたという。実際に芝居をしてみるまで自分がどんな感情になるか分からず、「ぶっつけ本番の現場でした」とも話した。
観客からお気に入りの場面を問われると、原作にもある家具屋のシーンを挙げ、映像で見て感動したと明かしている。共演の2人については、田島を演じる松下が近寄りがたい空気をまとうほど役に没頭していたと証言。山﨑は現場でも優しい雰囲気だったが、その山﨑に皆が翻弄されているようで「恐怖さえ覚えました」と語った。
山﨑賢人と松下洸平、約30年に及ぶ歪んだ友情
物語の軸は、幼なじみの2人の男だ。田島が困ったときにいつも手を差し伸べてくれる”親友”の倉持は、完璧で人たらしで、誰もが引きつけられる男。ところが田島の人生が狂う場面には、決まって倉持の影がある。距離を置こうとしても倉持は”親友”として戻ってきて、田島の中では疑念と殺意が膨らんでいく。
山﨑と松下は2022年のTBS系日曜劇場『アトムの童』で親友役を演じ、私生活でも親交がある。釜山の舞台挨拶で松下は、普段は大切な友人の山﨑を芝居の中で憎まなければならなかったのが大変だったと明かした。
監督は、フジテレビで『HERO』『コンフィデンスマンJP』などのドラマを手がけてきた金井紘。本作が初の長編映画になる。脚本は田辺満と金井の共同執筆だ。主題歌は、ザ・ローリング・ストーンズが2026年7月に出したアルバム『フォーリン・タングス』の収録曲「バック・イン・ユア・ライフ」に決まっている。
キャストは発表が重ねられてきた。7月には”ガンさん”役の佐藤浩市、川本房江役の浅田美代子、ベテラン刑事・門田楓役の江口のりこが加わり、9月30日には森田望智、堀未央奈、結木滉星の出演が明らかになった。今回、そこへ武井が加わった。
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原作は2003年刊行、東野圭吾さんの”最大の問題作”
原作の『殺人の門』は、2003年に刊行された東野圭吾さんの長編小説。公式サイトは「最大の問題作」とうたい、長く映像化されてこなかった作品だ。映画は初版から四半世紀を経て、舞台を令和に移して描く。
東野さんは2026年7月23日、68歳で亡くなった。4月20日の映画化発表時には「今回の映画化に、私はすでに二度驚かされています」とコメントを寄せていた。
原作は角川文庫から新装版の上下巻が出ており、上巻は2026年2月25日発売で、税込990円。映画の公開前に、田島と倉持の30年を先に追うこともできる。
公開は2027年2月19日。純粋さが怖いと感じさせる由希子が、倉持と田島の間で何を揺らすのか。釜山で世界初上映を終えた本作は、4カ月余り後に日本の劇場へ届く。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]











































































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