坂口杏里、母・坂口良子さん死去から13年――300円万引き逮捕に「限界のサイン」心配の声

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
元タレントの坂口杏里容疑者(35)が3月17日、東京・八王子市のコンビニでサンドイッチ1個を万引きした疑いで現行犯逮捕された。 被害額は約300円で、本人は容疑を認めているという。 母で女優の坂口良子さんが亡くなってから13年。 相次ぐトラブルや奇行に、SNSでは罰より福祉的支援を求める声が広がっている。
↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓
300円のサンドイッチ万引きで現行犯逮捕
警視庁高尾署は3月17日午後、窃盗の疑いで元タレントの坂口杏里容疑者(35)を現行犯逮捕した。東京・八王子市内のコンビニエンスストアで、販売価格約300円のサンドイッチ1個を盗んだ疑いが持たれている。
被害に気づいた店員が通報し、駆けつけた署員が取り押さえた。調べに対し、本人は容疑を認めている。
毎日新聞の報道によると、逮捕後も勾留が続いているという。被害額が少額の窃盗事件としては異例の長期拘束だ。
母の死から13年、繰り返されるトラブル
転落の始まりは、最愛の母との別れだった。
2013年3月27日、女優の坂口良子さんが横行結腸がんおよび肺炎のため57歳で死去する。その後、坂口容疑者は所属事務所を退所し、セクシー女優への転身や芸能界引退を宣言した。
警察沙汰は今回が初めてではない。
2017年に交際相手のホストから現金3万円を脅し取ろうとした恐喝未遂容疑で、2019年には元交際相手のマンションへの住居侵入容疑で逮捕されている。いずれも不起訴処分で終わった。
私生活も波乱が続く。2022年にトランスジェンダーの格闘家と結婚するも約2カ月で離婚を公表。正式な離婚成立は翌2023年9月だった。
2025年9月には25歳年上の一般男性との再婚をSNSで報告したが、わずか2カ月後の11月に再び離婚を発表している。
元夫が明かす「言語化できない状態」
生活の困窮と心身の不調は、以前から懸念されていた。
今年1月にはTikTokのライブ配信で、床に落とした豆腐を拾って器に戻して食べる姿が拡散する。新宿2丁目のバーで雇われ店長として働いていたが、出勤は不定期で、寒い日でもビーチサンダル姿で近所をうろついていたという。
「目が虚ろで言葉もおかしく、息苦しそうにしていた」。元夫の福島進一はNEWSポストセブンの取材に、2024年11月に救急車を呼んだ際の様子をそう振り返る。本人によると、医師からはてんかんや薬の離脱症状、心の病気を指摘されたという。
「フツーの人と恋愛したい。40歳までには子供もほしいんです」と、今年1月の取材には将来の夢を語っていた坂口容疑者。だが、2月にはバーを辞め、住居も失っていた可能性がある。
SNSで相次ぐ「限界のサイン」を案じる声
かつては批判的な意見が多かったネット上の反応も、今回は様相が異なる。Xでは「保護が必要じゃないの」という投稿が広く拡散した。
「自分で自分を御せてないのは明らかなので、病院に連れて行って福祉に繋げてあげないと」。「今回の逮捕も限界のサインかも」と案じる声も多い。
罰を与えるよりも、医療や行政による介入を求める意見が目立つ。
身元引受人がいないために勾留が長引いているのではないか、と推測する声も上がった。「悪人に搾取されまくってるんだろうな。こういう人こそ福祉が必要だよ」と、孤立する現状を危惧する投稿も相次いでいる。
事件の背景には、深刻な孤立がある。周囲に人はいても、継続的に支えてくれる家族や支援者がいない状況が浮き彫りになった。
本人が望まない限り、第三者が無理に医療や福祉機関へつなぐことは難しい。300円のサンドイッチを盗むまでに追い詰められた現状は、単なる自己責任論では片付けられない課題を突きつけている。
[文/構成 by さとう つづり]


























































コメントはこちら