トゥルース・リサーチ株式会社「今日も橋が渡れる」当たり前を支える — 社員一人ひとりの成長を最優先する大阪のインフラ点検会社
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取材・インタビュー・文:MEDIA DOGS編集部

トゥルース・リサーチ株式会社 代表取締役 佐藤 末吉 氏
大阪府吹田市江坂町に本社を構えるトゥルース・リサーチ株式会社。2020年設立、従業員15名、年商1.7億円 — 数字だけ見れば、どこにでもある中小企業のように見えるかもしれません。
しかし、代表取締役の佐藤末吉 氏(43)が語る起業の理由、そして会社の理念を聞いた時、私たちMEDIA DOGS編集部は、この会社が単なるインフラ点検会社ではないことを確信しました。
「お客様の期待を裏切ることに、どうしても耐えられなかったんです」—— 佐藤さんは、静かに強い意志を込めてそう語りました。今回は、佐藤さんに起業の背景、会社の理念、そして求める人物像について、じっくりとお話を伺いました。
目次
- 私たちが守っているのは、あなたの「当たり前」
- お客様の期待を裏切ることに耐えられなかった
- 「Work-Life Integration」— 社員を一番大事にすることが、顧客満足につながる
- 主体性を育てる3つの取り組み
- 正直に伝えたいこと
- 5年後のビジョン —「トゥルース・リサーチ」というブランドを確立する
- 業界全体に伝えたいこと — 未経験からでも一人前の技術者になれる
- 募集要項
私たちが守っているのは、あなたの「当たり前」
—— まず、トゥルース・リサーチの事業内容について教えていただけますか?

毎朝通る橋、毎日使う高速道路、夜になると灯る街灯—これらが「当たり前」に機能していることに、皆さんは普段気づかないと思います。でも、この「当たり前」の裏側には、私たちのような点検技術者の存在があるんです。
—— 「当たり前」を支える仕事、ですか。
佐藤:そうです。2012年の笹子トンネル天井板落下事故を覚えていらっしゃいますか?
あの事故をきっかけに、2013年、国土交通省は「社会資本メンテナンス元年」を宣言しました。道路法が改正され、全国約70万橋の橋梁、約1万本のトンネルについて、5年に1回の近接目視点検が義務化されたんです。
私たちトゥルース・リサーチ株式会社は、2020年、まさにこの時代の要請に応える形で設立されました。ただし、私たちの目的は単に「点検需要」に応えることではありません。
—— というと?
佐藤:私たちが目指しているのは、「真物」— 本物の価値を持った点検サービスを提供し続けることです。これが、社名「トゥルース(真実)・リサーチ」の由来でもあります。
お客様の期待を裏切ることに耐えられなかった
—— 佐藤さんは、起業前は前職でインフラ点検に携わっていたと伺いました。なぜ独立を決意されたのですか?
佐藤:9年間、ある調査会社でインフラ構造物の点検・調査に従事していました。2013年の法改正により、インフラ点検市場が一気に拡大して、新しい支店がオープンしたんです。私が入社した時は先輩2名、同期5名という小さなチームでした。
右も左もわからない状況でしたが、必死に業務をこなしながら資格取得に励みました。3〜4年でその支店は社員30名、アルバイト20名以上の組織に成長し、私も課長職としてお客様との信頼関係を築いていました。
—— 順調に見えますが、何が問題だったのでしょうか?
佐藤:会社の成長スピードが、技術者の成長スピードを上回ってしまったんです。
点検という仕事は、点検前と点検後で対象構造物に何も変化が起きません。でも、マニュアルに従って真剣に取り組み、技術者として知識を身につけて点検すれば、放置すると重大事故につながる損傷を発見し、未然に防ぐことができる — 非常に重要な仕事なんです。
—— 技術者の育成には時間がかかる、と。
佐藤:そうなんです。誰でも簡単に一人前の点検技術者になれるわけではありません。それ相応の経験とフォロー体制がなければ、技術者として育つことは難しい。
入社7〜8年が経った頃、私は会社に提案しました。「今は規模拡大ではなく、技術者一人ひとりを育てるタイミングではないでしょうか」と。
—— 会社の反応は?
佐藤:聞き入れてもらえませんでした。結果として、年に数回、元請け様からのオーダーを満足できず、お叱りを受けることが起きました。
私自身、何百社も営業を回り、小さなチャンスから仕事をいただけるようになった中で、お客様の期待を裏切ることが、どうしても耐えられなかったんです。
—— それが起業のきっかけに。
佐藤:会社と何度も話し合いましたが、折り合いがつかず、最終的に決意しました。「自分が納得できる点検・調査サービスを提供できる会社を、自分で作ろう」と。
こうして2020年5月、トゥルース・リサーチ株式会社が誕生しました。
「Work-Life Integration」— 社員を一番大事にすることが、顧客満足につながる

—— トゥルース・リサーチの理念「Work-Life Integration」について教えてください。
佐藤:仕事と私生活を分けて考えるのではなく、仕事もプライベートも大切な人生の一部と捉え、ご縁があって一緒に働いている皆が、双方を豊かにする活動に取り組む — これが私たちの理念です。
—— なぜこの理念にたどり着いたのですか?
佐藤:本気で顧客満足度の高いサービスを提供するにはどうしたら良いか — その答えは、「一緒に働く社員を一番大事にすること」だと確信したからです。
私たちの業界では、一人で大きなサービスを提供することはできません。必ずチームを組んで作業を行います。その中でも、一人の突出した技術より、チームの各メンバー一人ひとりが技術を向上させ、主体性を持って行動することが、大きな成果を生むと確信しています。
—— 主体性、ですか。
佐藤:そうです。社員が当社との関わりを「人生の一部」と考え、主体性を持って働ける環境を、共に作っていくことが必要なんです。
主体性を育てる3つの取り組み
—— 具体的に、どのような取り組みをされているのですか?
佐藤:3つの柱があります。
1つ目は、年に1回の「自己対話作文」です。年末年始休暇の前日、全社員に在宅業務として1年間の振り返りと来年の目標を記入してもらいます。
—— よくある目標設定シートですか?
佐藤:いえ、違います。これは上司や代表が評価するためのものではありません。各自が自分自身と対話するものであり、一切の評価を行いません。本人以外が見ることもありません。
—— 誰も見ない?
佐藤:代表である私は1年間保管するだけで、次の年の同じタイミングで本人に返却し、また新たに1年の振り返りと目標を書いてもらいます。
入社4年の社員であれば、4年分の自分の掲げた目標と振り返りが手元にあります。皆が自分の人生に対して真剣に考えられるようになってほしい—そう思っています。
—— 2つ目の取り組みは?
佐藤:能登半島地震後の研修旅行です。能登半島地震後、当社は調査点検にご協力させていただきました。その際、社員に研修旅行として現地を訪れてもらいました。
目的は、普段行っているインフラ構造物が、地域の皆さんにとってどれだけ重要な役割を果たしているかを感じてもらうためです。点検という仕事は地味で、目に見える成果が分かりにくい職種です。でも、この研修を通じて、「自分たちの仕事が誰のために、何のためにあるのか」を実感してもらえたと思っています。
—— 3つ目は?
佐藤:2026年7月末決算において、3月時点の純利益見込みの30%を、全社員で何に使うべきか考えてもらう会議を実施しました。
社員それぞれがそのお金の使い道を考えたり、日々の努力が数字として表れることを実感することで、各社員の主体性の育成に役立つと考えています。
また、会社決算の開示、明確な給与体系(何ができるようになると年収いくら以上)、資格手当制度もすべて透明に提示しています。
—— かなり透明性の高い経営ですね。
佐藤:そうですね。そして何より人を育てる上で大切にしているのは、「PDCAサイクルの活用」「自主性の向上」「社員個人個人の個性を理解しようと努力すること」の3つです。一律の管理ではなく、それぞれの強みや特性を活かせる環境を目指しています。
正直に伝えたいこと
—— ここまで聞くと、素晴らしい会社だという印象を受けます。ただ、若手の定着率が約20%と伺いました。率直に、どう捉えていますか?
佐藤:(深く息を吐いて)正直に伝えなければならないことだと思っています。
当社のような「主体性」「自己対話」「チームで考える」ことを重視する組織は、誰にでも合うわけではないんです。
—— 具体的には?
佐藤:「指示通りに動きたい」「自分で考えるより、マニュアル通りにやりたい」「会社が全て決めてくれる方が楽」という人には、フィットしないかもしれません。
—— 逆に、どんな人が合うと思いますか?
佐藤:こんな考え方に1つでも当てはまる方は、当社とフィーリングが合う可能性があります。
- 誰かのために何かをしてあげることが好きな方。サプライズのプレゼントや、困っている方に手を差し伸べたくなるなど
- プラス思考の方
- 誰かと会ったり、会話することが得意な方
- 他人の希望を汲み取るのが得意な方
- 新しいことにチャレンジできる方
- コツコツ日々積み重ねることが好きな方
- 効率の良い働き方をしたいと思う方
- 個で完結する作業も良いけど、チームを組んで作業をしたいと思う方
- 現状大きな成果を上げてきたわけではないが、将来を考えて本気で何かに取り組みたいと考えているタイミングの方
—— あえて「合わない人」も明示するのは、勇気がいることだと思います。
佐藤:でも、それが誠実さだと思うんです。採用のミスマッチは、会社にとっても本人にとっても不幸ですから。
ちなみに、創業メンバー7名のうち、5名が今も在籍しています。彼らは、この価値観に共感して、一緒に「真物」の点検サービスを追求し続けてくれている仲間です。
5年後のビジョン —「トゥルース・リサーチ」というブランドを確立する
—— 5年後、どんな会社になっていたいですか?
佐藤:年商2億円規模を目指していますが、規模の拡大が目的ではありません。
目指す姿は、各個性がバラバラの社員がそれぞれの主体性を発揮し、元請け様から「トゥルース・リサーチの○○さんに仕事をお願いしたい」という個人認証ではなく、「トゥルース・リサーチに依頼したい」という状況になることです。
—— 個人のスキルではなく、会社としてのブランド、ということですね。
佐藤:そうです。個人のスキルに依存するのではなく、チーム全体としての信頼とブランドを確立することが、私たちのゴールです。
業界全体に伝えたいこと — 未経験からでも一人前の技術者になれる
—— 最後に、インフラ点検業界について、伝えたいことはありますか?
佐藤:国土交通省が2013年を「社会資本メンテナンス元年」と位置付けてから、まだ13年しか経っていません(2026年2月時点)。点検技術は日進月歩で進化しており、歴史が浅い分、未経験からでも一生懸命努力すれば一人前の技術者になれる業界です。実際に、未経験から技術者になった人を何人も見ています。
日々の作業は非常に地味で、なかなか評価も受けにくい職種かもしれません。でも、真剣に取り組むと、初めは読み取れなかった変状を読み取れたり、新しい発見の連続なんです。
—— その成果は?
佐藤:「今日も橋が渡れる」「高速道路を通れる」「トンネルを通れる」「夜になると街灯に照明がつく」— この「当たり前」を支えていることにほかなりません。
皆さんが当たり前と認識できているのであれば、それは私と同じ点検者が、事故となりそうな予兆を発見し、事前に対処できているからです。
非常にやりがいのある仕事だと、私は思っています。もっと技術力を高めて、常に精度の高い点検・調査サービスを提供できるようになりたい — そう思っています。
編集後記<MEDIA DOGS 編集部>
インタビューを終えて、MEDIA DOGS編集部は、佐藤社長の言葉の端々に感じられる「誠実さ」と「技術者としての誇り」に強く心を打たれました。
一見不利に見えるような数字も一切隠さず、「合わない人もいる」と正直に語る姿勢。それでいて、「本当に価値観が合う人と一緒に働きたい」という強い意志。
トゥルース・リサーチは、万人に合う会社ではないかもしれません。
でも、もしあなたが佐藤社長の理念に共感し、「主体性を持って働きたい」「チームで成果を出したい」「本気で技術者として成長したい」と考えているなら —
きっと、あなたにとって最高の成長環境になるはずです。
「今日も橋が渡れる」当たり前を、一緒に支える仲間を、佐藤社長は待っています。
募集要項
職種
点検・調査員(3名)
求める人物像
本記事を確認して、「仕事」に対する価値観が合う方。
給与
- 未経験:年370万円〜
- 年間休日:120日
福利厚生
- 保険制度:健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険
- 交通費全額支給
- 制服貸与
- 自転車通勤OK
- 資格取得支援制度有
- 出張手当
- 現場移動手当
- 残業手当支給
- 退職金制度
- 社内イベント(キャンプ・花見など)
採用フロー
書類選考 → 面接 → 内定
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取材日:2026年2月
取材・インタビュー・文:MEDIA DOGS編集部


































































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