俳優・片岡五郎さん逝去 81歳、マダム路子の夫で品川祐の義父「余命1ヶ月を4ヶ月近く」穏やかな最期
「余命1ヶ月」からの4ヶ月間
2025年9月4日、片岡さんは自宅で転倒し緊急搬送された際、末期の膵臓癌であることが判明。「余命1ヶ月」との宣告を受けた。この事実は、妻の路子さんが自身の公式ブログで公表している 。
しかし、宣告後も片岡さんの状態は驚くほど穏やかであったという。路子さんのブログによれば、末期癌患者に多く見られる腹水や黄疸、そして何より激しい痛みがなく、静かな日々を過ごしていた。路子さんは献身的に介護を続け、その様子をブログで発信。余命宣告から約4ヶ月、家族に見守られながらの穏やかな最期であった。
義父として品川祐を支える
マダム路子さんの息子である品川祐さんにとって、片岡さんは「父親代わり」の存在であった。品川さんが中学生の頃から生活を共にしており、自身のブログでもその関係性を公表している。テレビ番組では「3番目の父」とネタにすることもあったが、その裏には深い愛情と尊敬の念があったことは想像に難くない。
ファンから悼む声
片岡さんの訃報を受け、ファンから追悼の声が相次いでいる。
「12月30日午後6時45分頃、父・片岡五郎が静かに息を引き取りました。最期は苦しみもなく、本当に静かで穏やかな旅立ちでした。どんなときも私を肯定し、味方でいてくれた父でした。本当に感謝しかありません。皆様、生前は大変お世話になりました」— 品川祐さんのX投稿より
このコメントを見てSNS上では、「また一人、昭和の名優が逝ってしまった」「あのドスの利いた声がもう聞けないのは寂しい」「悪役だけど、どこか憎めない魅力があった」といった、彼の功績を偲び、その死を悼むコメントが数多く投稿されている。
昭和・平成を駆け抜けた名優、その功績は永遠に
青春スターから名悪役へ、そして後進の育成や社会貢献へと、その生涯を通じて多彩な顔を見せた俳優・片岡五郎さん。強烈な個性と確かな演技力で、数多くの作品に深みを与えた。その一方で、家族を深く愛し、穏やかな人柄であったことが、妻・マダム路子さんや義息・品川祐さんの言葉から伝わってくる。
余命宣告を受けながらも、苦痛なく穏やかな最期を迎えたという事実は、遺された家族にとってせめてもの慰めであろうか。昭和、平成、そして令和と時代を駆け抜けた名優の姿は、これからも多くの作品の中で生き続ける。謹んでご冥福をお祈りしたい。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
















































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