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【ラコリーナ近江八幡】の駐車場からグルメまで現地レポ!クラブハリエとたねやの聖地で入場無料のジブリ空間を1時間半で巡る

【ラコリーナ近江八幡】の駐車場からグルメまで現地レポ!クラブハリエとたねやの聖地で入場無料のジブリ空間を1時間半で巡る

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS

まるでジブリの世界に迷い込んだみたい――。滋賀県近江八幡市にある「ラコリーナ近江八幡」を訪れた多くの人が、そう口にします。私もその一人でした。

和菓子の「たねや」とバームクーヘンで有名な「クラブハリエ」が手がけるこの場所は、ただのお菓子屋さんではありません。自然と建築、そして食が見事に融合した、一つの大きなテーマパークのようでした。

今回は、初めて訪れる方が気になる「ラコリーナってどんな場所?」「入場料は?駐車場は?」といった疑問に答えながら、実際に約1時間半かけて敷地全体を散策して感じた魅力や注意点をレポートします。

ラコリーナ近江八幡って、どんな場所?

ラコリーナ近江八幡は、和菓子の「たねや」と洋菓子の「クラブハリエ」で知られる「たねやグループ」のフラッグシップ店です。イタリア語で「丘」を意味するその名の通り、八幡山から続く丘陵地に広大な敷地を構えています。

コンセプトは「自然に学ぶ」。 建築家の藤森照信氏が設計した草屋根のメインショップをはじめ、敷地全体が自然と共生するデザインで統一されています。

訪れる人を迎える、草屋根が印象的なメインショップ。季節によって表情を変えます。

甲子園球場約3個分という広大な敷地の中央には田んぼ(通称:ヘソ)があり、そこで収穫されたお米や野菜が実際に販売されているのには驚きました。

ここは単に買い物をする場所ではなく、田んぼの周りを散策したり、ユニークな建物を眺めたりしながら、ゆったりとした時間を過ごすための空間なのです。

行く前にチェック!基本情報(アクセス・入場料・駐車場)

まずは、訪れる前に知っておきたい基本情報をまとめました。特に嬉しいのは、これだけの施設でありながら入場料と駐車場が無料なこと。気軽に立ち寄れる大きな魅力ですね。

施設名ラ コリーナ近江八幡
住所〒523-8533 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
営業時間9:00~18:00(フードコート 10:00~17:00)
定休日年中無休(1月1日を除く)
入場料無料
駐車場あり(約400台・無料)
アクセス【車】名神高速「八日市IC」または「竜王IC」から約30分
【電車・バス】JR「近江八幡」駅北口から近江鉄道バスで約10分、「北之庄 ラ コリーナ前」下車すぐ
公式サイトhttps://taneya.jp/la_collina/

ラコリーナ近江八幡は、施設全体が禁煙となっています。自然豊かな環境を大切にする姿勢が、こうした細やかな配慮にも表れていますね。

愛煙家の方は、敷地外の指定場所をご利用ください。

【体験レポート】約1時間半で巡るラコリーナの魅力

私が訪れたのは平日の午前中。それでも駐車場は半分以上埋まっており、人気の高さがうかがえました。

では早速メインショップへ。

敷地内は広く、メインショップ、バームファクトリー、カステラショップ、フードコートなどが点在しています。今回はカフェには入っていないのですが、これらをのんびり歩いて回るだけで、あっという間に1時間半が過ぎていました。

ラコリーナ全体マップ

自然と一体化したフォトジェニックな空間

まず目を引くのは、やはりその独特な建築物と豊かな自然です。草屋根のメインショップはもちろん、敷地内のいたるところが写真映えするスポットになっています。

敷地内にはユニークなオブジェや建物が点在し、歩いているだけで楽しめます。

子供が喜びそうなサイズ感のトビラがある建物がいくつもありました。笑

建物と建物をつなぐ渡り廊下も、まるで森の中を散策しているような雰囲気。

木の温もりを感じる設計で、歩くだけで心が落ち着きます。天井の美しい木組みは思わず見上げてしまう見事さです。

ラコリーナの”ヘソ”と野菜たち

そして、敷地の中央には田んぼが広がり、その周りを小川が流れています。ここでは、たねやグループの社員自らが田植えや稲刈りを行うそうです。

敷地中央には田んぼが広がり、季節の移ろいを感じながら散策できます。

私が訪れた11月初旬はすでに収穫後でしたが、それでもなお田んぼの風景は美しく、四季折々の表情を楽しめそうです。春から夏にかけては青々とした稲が、秋には黄金色に輝く稲穂が見られるのでしょう。背景の山々とのコントラストも絶景です。

ちなみに、ここで収穫されたお米はラコリーナのメインショップで販売されているので、買うことができます。

敷地内では季節の野菜も栽培されており、訪れるたびに異なる作物に出会えます。私が訪問した時は大きく育った野菜たちをみることができました。

こうした農業体験ができる空間が、ラコリーナの大きな魅力の一つです。自然と食、そしてお菓子作りのつながりを五感で感じられる、まさに「食育」の場でもあります。

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