【上野公園】インスタ映え間違いなし!赤い鳥居が導く縁結びのパワースポット「花園稲荷神社」散策レポ

📷写真・📝レビュー提供:Saluya
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS
上野公園の賑わいの中に、まるで異世界への入口のように連なる赤い鳥居。それが今回訪れた「花園稲荷神社」です。11月も終わりの穏やかな午後、実際に参拝して感じたのは、小さな境内に凝縮された静かなパワーと、訪れる人々を惹きつける独特の魅力でした。この記事では、私が体験した花園稲荷神社の雰囲気や見どころを、これから訪れるあなたの参考になるように、詳しくレポートします。
花園稲荷神社ってどんなところ?
花園稲荷神社は、東京・上野恩賜公園内、不忍池のほとりに静かに佇む神社です。すぐ隣には医薬の神様で知られる「五條天神社」が鎮座しており、二つの神社を合わせて参拝する方も多いようです。
歴史とご祭神
創建の正確な年代は不明ですが、古くからこの地に鎮座していたと伝わっています。江戸時代初期、この地を治めた天海僧正の弟子によって再興され、上野の山の守護神とされました。元々は「忍岡稲荷(しのぶがおかいなり)」と呼ばれていましたが、明治時代に「花園稲荷」と改名された歴史があります。
ご祭神は、五穀豊穣や商売繁盛の神様として知られる倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)。お稲荷さんとして広く親しまれている神様です。
縁結びだけじゃない!多彩なご利益
花園稲荷神社は、特に恋愛や縁結びのご利益で有名です。古くから縁談や就職などの良いご縁を結ぶ「白羽の矢」という神事が伝わっており、多くの人が良縁を求めて訪れます。
しかし、ご利益はそれだけではありません。本殿前の狛狐が子狐を抱いていることから、夫婦和合や子授け、さらには仕事や友人関係といった人間関係全般の縁結びにもご利益があるとされています。倉稲魂命のご神徳である商売繁盛ももちろん期待できる、まさに多彩な願いに応えてくれるパワースポットです。
【体験レポ】11月の午後に訪れてみて感じたこと
私が訪れたのは、秋晴れの気持ち良い11月末の午後。上野公園の散策ついでに立ち寄りました。公園のメインストリートから少し脇道に入ると、雰囲気が一変します。
圧巻の千本鳥居!思わずカメラを向けたくなる入口
まず目に飛び込んでくるのが、朱色に輝く鳥居の列。

京都の伏見稲荷大社を彷彿とさせるこの「千本鳥居」は、神社の裏参道にあたりますが、今や神社の顔ともいえる存在です。木漏れ日が鳥居の朱色を一層際立たせ、どこか懐かしくも神秘的な空間を作り出していました。
平日にもかかわらず、多くの人がここで足を止め、写真を撮っていました。特に海外からの観光客に人気のようで、皆さん思い思いのアングルでこの美しい光景を写真に収めていました。まさに「インスタ映え」するスポットですね。
静寂に包まれた小さな本殿
鳥居のトンネルを抜けると、こぢんまりとした本殿が現れます。

入口の華やかさとは対照的に、境内はとても静かで落ち着いた雰囲気。ひっきりなしに参拝者が訪れますが、皆さん静かに手を合わせ、それぞれの願いを込めているようでした。小さいながらも、凛とした空気が流れる厳かな空間です。
授与所は本殿の左側にありますが、私が訪れた際は閉まっていました。御朱印やお守りは、隣の五條天神社の社務所でいただくことができるそうです。季節によってデザインが変わるシール式の御朱印や、神狐がデザインされた御朱印帳も人気とのことです。
もう一つのパワースポット「穴稲荷」
本殿の参拝を終えたら、ぜひ立ち寄ってほしいのが「穴稲荷(あないなり)」です。ここは花園稲荷神社の旧跡地で、石窟の中に社が祀られています。鉄格子の扉を開けて中に入ると、ひんやりとした空気に包まれ、まさに隠れ家的なパワースポット。中は撮影禁止なので写真はありませんが、洞窟のような空間は非常にスピリチュアルな雰囲気で、神社の歴史の深さを肌で感じることができました。












































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