【実食レビュー】上野の老舗「うさぎやCAFE」は並ぶ価値あり?名物どら焼きスイーツの魅力を徹底解説

📷写真・📝レビュー提供:Saluya
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS
どら焼きの名店として名高い「うさぎや」が手がけるカフェがあると聞き、上野の「うさぎやCAFE」へ足を運んでみました。平日でも賑わう人気店で、名物「うさどらフレンチ焼き」を実際に味わってきました。結論から言うと、ここでしか味わえない唯一無二のスイーツ体験ができる一方で、訪れる前に知っておきたいポイントもいくつかありました。この記事では、私のリアルな体験を元に、その魅力と注意点を余すところなくお伝えします。
「うさぎやCAFE」とは?老舗の新たな挑戦
「うさぎやCAFE」は、大正2年(1913年)創業の老舗和菓子店「うさぎや」が運営するカフェです。東京三大どら焼きの一つに数えられる本店の味を受け継ぎつつ、カフェならではのモダンなアレンジを加えたスイーツを提供しています。その実力は高く評価されており、グルメサイト「食べログ」では「カフェ 百名店」に2021年から連続で選出されるなど、多くのファンを魅了し続けています。
【体験レビュー】平日15時のリアルな店内と名物スイーツの味
私が訪れたのは、11月末の平日の15時過ぎ。上野の喧騒から少し入った、小学校の向かいにあるビルの1階にお店はあります。外観は正直なところ、とてもシンプルで少し素っ気ない印象を受けました。しかし、一歩足を踏み入れると、そこは別世界。

平日にもかかわらず店内はほぼ満席で、灯りを抑えたムーディーな空間で、友人同士やカップルが楽しそうにおしゃべりをしていました。まさに「大人の隠れ家」といった雰囲気です。
看板メニュー「うさどらフレンチ焼き」を実食!
メニューを開くと「うさどらフレンチ焼き」「うさパンケーキ」「うさ餡みつ」など、名前に「うさ」がつく可愛らしいメニューが並びます。

価格は正直少しお高めですが、せっかくなので看板メニューの「うさどらフレンチ焼き」と「オリジナル焙煎珈琲」のセット(1,600円)を注文しました。

運ばれてきたのは、見た目はまさしく「どら焼き」。しかし、ナイフを入れると、バターがじゅわっと染み込んだフレンチトーストのような柔らかさ。一口食べると、バターの塩気とコク、そして「うさぎや」自慢の粒あんの上品な甘さが口いっぱいに広がります。これは、どら焼きでもなく、フレンチトーストでもない、全く新しいスイーツです。コク深いオリジナル焙煎コーヒーとの相性も抜群で、あっという間に完食してしまいました。
ただ、食事代わりにするには少しボリュームが物足りないかもしれません。私もこの後、あんみつのハーフサイズを追加で注文してしまいました。甘いもの好きにはたまらない組み合わせでしたが、お腹の空き具合と相談するのが良さそうです。
店内の様子とサービスについて
人気店ゆえか、席と席の間はやや狭め。ゆったりと長時間過ごすというよりは、美味しいスイーツを集中して楽しむ、というスタイルが合っているかもしれません。窓の外は隣の小学校なので、景色を楽しむという感じではありませんでした。

また、お水はセルフサービスで、レジ横のウォーターサーバーまで自分で注ぎに行くスタイルです。コップが小さめの紙コップなのは、少しだけ気になりました。ただ、お手拭きは席まで持ってきてくれるなど、基本的なサービスは丁寧です。
次ページ:行ってみてわかった!メリット・デメリット














































コメントはこちら