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【本池美術館】窓からキリン?革で作られたアートの迫力がすごい!世界初のレザーミュージアムの感動を写真多めで現地レポ

【本池美術館】窓からキリン?革で作られたアートの迫力がすごい!世界初のレザーミュージアムの感動を写真多めで現地レポ

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS

革のアートと聞いて、皆さんは何を想像しますか? バッグや靴、あるいは小さなアクセサリーでしょうか。

先日、鳥取県米子市にある「本池美術館」を訪れた私は、その常識を根底から覆されました。そこに広がっていたのは、革が持つ無限の可能性と、作品に込められた熱い生命力。

今回は、想像をはるかに超える感動を与えてくれた本池美術館の魅力を、体験者ならではの視点でたっぷりとお届けします!

本池美術館ってどんなところ?

本池美術館は、革工芸作家である本池秀夫氏の作品を中心に展示する、世界でも珍しい「レザーアート」専門の美術館です。2021年、本池氏の創作活動50周年を記念して、故郷である鳥取県米子市にオープンしました。

青空に映える木でできた壁の美しい建物が目印です

館内には、食用となった動物の「皮」を「革」へと昇華させ、新たな「生」を吹き込んだという本池氏の哲学が息づいています。その作品は、小さな人形から実物大の巨大な動物まで、多岐にわたります。

「皮」は動物の一部です。食用になった後、いわば廃物であるその「皮」が加工され「革」へとなります。そこに自らの感性や技術を生かし、新たな「生」を吹き込むのが私の仕事です。— 本池秀夫

名称本池美術館(MOTOIKE MUSEUM OF LEATHER ART)
住所〒683-0101 鳥取県米子市大篠津町4841
電話番号0859-25-0550
営業時間10:00 – 17:00
休館日水曜日・木曜日(※取材時点の情報。公式サイトでご確認ください)
入館料大人 500円 / 中高生 300円 / 小学生以下 無料
※クレジットカードや電子マネーは窓口で使用可能
公式サイトhttps://www.motoike.jp/

※料金や営業時間は変更される可能性があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

本池美術館には併設しているカフェもあり、美術館を回ったあとはそこのカフェでゆっくりと美術館の余韻に浸ることもできるのが魅力でもあります。

本池美術館の併設の喫茶店については別の記事にまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

詳細はこちらから

【本池美術館の併設カフェ「大篠津喫茶」の体験レポート】
【カフェのみもOK!】本池美術館の併設カフェ「大篠津喫茶」でモカロールを満喫。庭を眺めて過ごす至福のひとときをレビュー

紹介している記事のリンクは、記事末にも一覧でまとめています。本編を読み終えた後、気になる記事は最後にゆっくりご覧ください。

いざ入館!革アートの世界を体験レビュー

受付でチケットを購入し、一歩足を踏み入れると、そこはもう別世界。木の温もりと革の香りが混じり合ったような、独特の空気に包まれます。

スタイリッシュなロゴと皮で作られたライオンが出迎えてくれる美術館のエントランス

スタッフの方が「写真撮影は自由ですが、一部撮影禁止の場所や、作品に触れないようにお願いしますね」と丁寧に説明してくれました。この最初の一言で、リラックスして鑑賞できるのが嬉しいポイントです。

圧巻のスケール!実物大?の動物たちがお出迎え

まず度肝を抜かれたのが、巨大な動物たちの展示です。特に印象的だったのは、天井に届きそうなほどのキリン!

まるでサバンナに迷い込んだかのよう。キリンの大きさに圧倒されます。

説明書きによると、なんと高さ6メートルもあり、牛10頭分の革が使われているのだとか。その迫力は、写真では伝えきれないほどです。

像もこの大きさ!実寸大ですかね。

本池氏は「こんな巨大な動物が家にいたら、面白いと思いませんか?」という子供のような発想から動物作りが始まったと語っています。その遊び心と、本物以上に本物らしいディテールへのこだわりが、作品に圧倒的な存在感を与えているのだと感じました。

皮膚の質感までリアルに再現されたサイ。今にも動き出しそうです。

“革とは思えない質感”をもつ動物たちの姿は、照明の当たり方で陰影がくっきり浮かび上がり、まるで今にも動き出しそうな存在感があります。一体どうやって革でここまで立体的に作れるのか…。職人技の凄さに圧倒されました。

ここからは一部ですが、展示されていた動物たちの写真をご紹介していきます。

今にも狩をしそうなひょう

近づいてじっくり見てみると、細かなシワや毛並みまで革で表現されており、本物の動物と見間違うほどのリアルさ。特に目の表情には魂が宿っているようで、見ているこちらが吸い込まれるような感覚になります。“革=素材”というイメージを完全に覆され、アートとしての可能性に胸が高鳴りました。

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