【実食レポ】北鎌倉の隠れ家『狸穴Cafe』ピタパンサンドを食べてみた!

📷写真・📝レビュー提供:Saluya
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS
北鎌倉の駅からほど近く、まるで時が止まったかのような蔵造りの建物。それが、今回訪れた「狸穴 Cafe(マミアナ カフェ)」です。SNSでは「美術館のよう」と称される美しい空間が話題ですが、その一方で「行列が絶えない」「予約不可」といった声も。2025年11月、実際に足を運んで感じたのは、ゆったりとした時間の流れと、人気店ならではの少しせわしない現実でした。この記事では、そんな狸穴Cafeの魅力と、訪れる前に知っておきたいリアルなポイントを本音でレビューします。
狸穴 Cafe(マミアナ カフェ)とは?
狸穴Cafeは、JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩約4分という好立地にある古民家カフェです。築70年以上の古民家を改装したという店内は、アンティーク家具が配され、どこか懐かしくも洗練された雰囲気が漂います。

ちなみに店名の「狸穴」は「たぬきあな」ではなく「まみあな」と読み、狸ではなく「埋穴」が由来とされているようです 。外観は蔵のような重厚な造りで、一見するとカフェとは気づかないかもしれません。その隠れ家のような佇まいも、多くの人を惹きつける魅力の一つなのでしょう。
先に注文・会計を済ませるスタイル
このカフェの特徴的な点は、入店してすぐの1階カウンターで注文と会計を済ませるシステムです。

メニューはカウンター上部や入口に掲示されているため、混雑時は入店前に何を頼むか決めておくとスムーズかもしれません。


注文後は番号札を受け取り、席で待つスタイルです。
【体験レビュー】クリスマスムード漂う2階席でのんびり…のはずが?
私が訪れたのは2025年10月下旬。急な階段を上って2階へ案内されると、そこは1階の薄暗さとは対照的な、光が差し込む開放的な空間でした。窓際には大きなソファ席が2つ、その他にもテーブル席がいくつか配置されています。

店内にはクリスマスツリーが飾られ、静かにクリスマスソングが流れており、季節を先取りした演出に心が和みました。水やおしぼりはセルフサービスで、料理が運ばれてくるまで、ゆったりとしたソファで寛ぐことができます。
気になるメニューと正直な感想
ランチメニューは、限定30食の「ブルゴーニュ風ビーフシチュー」 をはじめ、「キーマカレー」「ピタパンサンド」の3種類が基本のようです。デザートも豊富で、昔ながらの固めプリンが魅力の「プリンアラモード」や、季節限定のクリームソーダが人気を集めています。
今回私は「ピタパンサンド」と「わらび餅」、そしてポットで提供される紅茶を注文しました。

- ピタパンサンド:正直なところ、ランチとしてのボリュームは少し物足りない印象でした。サンドイッチという名前ですが、手に持って食べるのは難しく、ナイフとフォークで具材をいただくスタイル。味は美味しいのですが、しっかりお腹を満たしたい方にはビーフシチューやカレーの方が良いかもしれません。
- 紅茶:たっぷりのポットで提供され、3杯は楽しめました。これは非常に嬉しいポイントです。
- わらび餅:アイスクリームが添えられており、もちもちの食感と冷たいアイスの組み合わせが絶妙で、とても満足度の高い一品でした。


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