明月院散策後の隠れ家カフェ『茶寮 風花』熱々うさぎ饅頭と本格抹茶で和のひととき

📷写真・📝レビュー提供:Saluya
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS
北鎌倉の紅葉散策の帰り道、心も体も温まる素敵な甘味処に出会いました。あじさい寺として名高い明月院のすぐそばにある「茶寮 風花」。静かな時間が流れる空間でいただく、熱々の「うさぎ饅頭」と深い味わいの抹茶は、まさに至福のひととき。今回は、そんな風花の魅力を実体験をもとに詳しくレビューします。
北鎌倉の隠れ家「茶寮 風花」とは?
「茶寮 風花(さりょう かざはな)」は、JR北鎌倉駅から徒歩約10分、あじさい寺として全国的に知られる明月院の門前に佇む甘味処です。古民家を改装したという白い壁の建物は、緑豊かな谷戸(やと)の風景に溶け込み、訪れる人を優しく迎えてくれます。

店内は22席とこぢんまりしていますが、窓から柔らかな光が差し込む落ち着いた空間。何より有名なのが、その名の通り可愛らしい「うさぎ饅頭」です。このお饅頭を目当てに、多くの観光客が散策の合間に立ち寄ります。
実食レビュー:心和む「抹茶とうさぎ饅頭セット」
私が訪れたのは、紅葉が見頃を迎えた2025年11月下旬の平日午前。明月院の美しい紅葉を堪能した後、冷えた体を温めようと立ち寄りました。店内はすでに何組かのお客さんで賑わっていましたが、幸いにも待たずに座ることができました。

ひっきりなしにオーダーが入っていたのが、やはり人気の「抹茶とうさぎ饅頭セット」(税込800円)。

私も迷わずそちらを注文しました。
せいろで熱々!ふっくら可愛いうさぎ饅頭
しばらくすると、小さなせいろに入った熱々のうさぎ饅頭が運ばれてきました。湯気と共にふわりと立ち上る甘い香り。つぶらな瞳が愛らしく、食べるのがもったいなく感じてしまうほどです。

お饅頭はふかふかで、中には上品な甘さのこし餡がぎっしり。熱々なので、一口食べると心からほっとします。さらに、貝の形をした小さな器には、おまけのお団子も添えられており、こうした細やかな心遣いが嬉しいポイントでした。
深い味わいの抹茶と静寂な時間
セットの抹茶は、甘さ控えめで本格的な深い味わい。量もたっぷりで、甘いお饅頭との相性は抜群です。
店内にはBGMがなく、聞こえるのは他のお客さんの穏やかな話し声と、お店を切り盛りするご夫婦の静かな物音だけ。

窓辺に飾られた和風の置物を眺めながら、ただただ「和の静けさ」を味わう。これ以上ない贅沢な時間でした。
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