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【12月移転】岡山「中島ブロイラー」のレビュー。お目当ての串焼きはいつ買えるのか?

【12月移転】岡山「中島ブロイラー」のレビュー。お目当ての串焼きはいつ買えるのか?

取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS

岡山県に、県内外から人が押し寄せ、時には「中島ブロイラー渋滞」なる言葉まで生まれるほどの人気を誇る鶏肉専門店があります。その名は「中島ブロイラー」。安くて美味しいと評判の鶏料理を求め、私も先日、期待に胸を膨らませてお店へ向かいました。

結論から申し上げます。一番のお目当てだった名物の「串焼き」は、買えませんでした。しかし、不思議と落胆よりも満足感が上回る結果に。この記事では、なぜ串焼きがなくても満足できたのか、そしてこれから訪れる方々が後悔しないための「攻略法」を、私の実体験と最新情報をもとに徹底解説します。

【概要】「中島ブロイラー」とは?人々を惹きつける伝説の店

「中島ブロイラー」は、岡山県久米郡久米南町の国道53号線沿いに店を構える、テイクアウト専門の鶏肉店です。のどかな田園風景の中にありながら、その人気は凄まじく、平日・休日を問わず開店前から行列ができることも珍しくありません。

人気の秘密は、なんといっても「圧倒的なコストパフォーマンス」と「新鮮さ」。看板商品の「串焼き」は1本80円(2022年7月に値上げ)という驚きの価格。他にも、クリスマスシーズンには予約殺到の「丸焼き」や、手軽な「もも焼き」「からあげ」など、多彩なメニューが並びます。

【最新情報】2025年12月、新店舗へ移転オープン!

長年親しまれてきた現在の店舗ですが、2025年12月12日に、すぐ近くの場所(旧太賀ラーメン跡地)へ移転し、リニューアルオープンするとの情報が報じられています。新しい店舗がどのような姿になるのか、多くのファンが期待を寄せています。

【実体験レビュー】串焼きなき戦い…それでも見えた人気の神髄(2025年11月30日訪問)

昼下がりの訪問、そして衝撃の看板

私がお店に到着したのは、日曜日の12時50分。幸いにも店外の行列はなく、すんなり入れるかと思いきや、店内は数組のお客さんで賑わっていました。そして、入り口で私の目に飛び込んできたのは、非情な現実を告げる看板でした。

この看板を見た瞬間の衝撃は忘れられません…

「串焼きがありません」。一番のお目当てが、ない。店員さんに伺うと「今、焼いてはいますが、いつ焼き上がるかは…」とのお返事。数分でできるなら待とうと思いましたが、時間が読めないため、今回は泣く泣く断念することにしました。口コミでも「夕方には売り切れが当たり前」「平日昼過ぎでも売り切れる」との声が多く、その人気ぶりを改めて痛感しました。

豊富なラインナップと、心躍るショーケース

串焼きは残念でしたが、ショーケースに目を移すと、その考えはすぐに吹き飛びました。そこには、見るからに美味しそうな鶏料理がずらりと並んでいたのです。

串焼きがなくても、魅力的な商品がたくさん!

冷蔵庫には、圧巻の「丸焼き」や、少人数でも買いやすい「四つ割り」が鎮座。価格は大きさによって変動する時価のようです。

ダイナミックな丸焼きは、特別な日の食卓にぴったり。

今回は、手軽に食べられそうな「あげ先」(250円)と、ボリュームのありそうな「ムネ塩」(500円)を購入することに決めました。

パック詰めされた商品も豊富で、選ぶのが楽しいです。

自宅で実食!素材の旨味と絶妙な塩加減に感動

自宅に持ち帰り、オーブントースターで軽く温め直していただきました。まず「あげ先」から。一口食べると、驚くほど優しい味付けに気づきます。塩味は控えめで、鶏肉本来の旨味とジューシーさがダイレクトに伝わってきます。これは素材の良さに絶対的な自信があるからこそできる味付けだと感じました。

次に「ムネ塩」。こちらは「あげ先」とは対照的に、しっかりとした塩コショウの風味が効いています。パサつきがちな胸肉ですが、しっとりと柔らかく、噛むほどに旨味が溢れ出します。これは白いご飯が欲しくなる、まさにおかずの主役。同じ鶏肉でも、部位や調理法でここまで表情が変わるのかと感心させられました。

次ページ:価格表一覧&メリットデメリット

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