高さ7mのガンダムがお出迎え！グルメも満載の道の駅「久米の里」体験記

岡山県津山市に、まるでアニメの世界から飛び出してきたかのような巨大なモビルスーツがそびえ立つ道の駅がある。そんな噂を聞きつけ、2025年11月のある晴れた週末、私は「道の駅久米の里」を訪れました。目的はもちろん、その圧倒的な存在感を放つというガンダム。しかし、現地に到着して私が目にしたのは、巨大ロボットの衝撃をも超える、地域の人々の活気と魅力あふれる食の世界でした。この記事では、単なるフォトスポットに留まらない「道の駅久米の里」の奥深い魅力を、私の体験をもとに徹底レポートします。

道の駅「久米の里」とは？

「道の駅久米の里」は、岡山県津山市の国道181号線沿いに位置する人気の休憩施設です。

中国自動車道の院庄ICから車で約5分というアクセスの良さも魅力の一つです。施設は、新鮮な農産物が並ぶ「活菜館」、特産品を販売する「仙人館」、そして地元の食材を活かした料理が楽しめるレストラン「食遊館」などで構成されています。

そして、この道の駅のシンボルとなっているのが、津山市在住のファンが制作したという、全高7メートルにも及ぶ巨大モビルスーツです。

その姿は、さながら2025年に開催された大阪・関西万博のパビリオンのような迫力を放ち、多くの観光客を惹きつけています。

【体験レビュー】朝9時半の熱気と行列の先にあったもの

朝から満車！人気の高さを肌で感じる

私が到着したのは、開店時間である午前9時半。しかし、約50台収容可能だという駐車場はすでに満車に近い状態でした。特に驚いたのは、道の駅の目の前にあるホテル「フェアフィールド･バイ･マリオット･岡山津山」からの宿泊客と思われる方々の姿。ホテルにはレストランがないため、朝食を求めてこの道の駅の焼きたて米粉パンを目指して来る人が多いのだとか。

開店と同時に、多くの人がパンやお目当ての品に向かっていく光景は、この場所が単なる通過点ではなく、目的地として愛されている証拠だと感じました。

圧巻のモビルスーツと記念撮影

駐車場のすぐ隣に、そのモビルスーツは鎮座していました。高さ7メートルという数字以上に、その存在感は圧倒的です。細部まで作り込まれたディテールは、ファンならずとも見入ってしまうほどのクオリティ。口コミサイトでは「背中には操縦席があり、油圧で歩行すると噂です。」といった書き込みも見られ、訪れる人々の想像力をかき立てています。