取材・編集：MEDIA DOGS 編集部／ © 2025 MEDIA DOGS

函館の朝は早い、と聞いてはいましたが、これほどまでとは。平日の朝7時半、JR五稜郭駅から歩いて向かった「キングベーク本店」は、すでに多くの人で賑わっていました。駐車場はほぼ満車、店内は家族連れや年配のご夫婦でほとんどの席が埋まっていました。1929年創業という長い歴史を持つこのお店が、今もなお地元の人々に深く愛されている理由は何なのか。今回は、そんな期待を胸に訪れたキングベーク本店のモーニング体験を、詳しくレポートします。

キングベーク本店とは？90年以上続く函館のソウルフード

キングベークは、昭和4年（1929年）に創業した函館の老舗ベーカリーです。

函館市内に2店舗を展開しており、今回訪れた「本店」は、JR五稜郭駅から徒歩5〜7分ほどの場所にあります。広々とした店内には、焼きたてのパンがずらりと並ぶベーカリーコーナーと、全46席のイートインスペースが併設されています。

パンの種類は、北海道産小麦を使用した食パンや天然酵母のこだわりパン、サンドイッチ、惣菜パン、菓子パンまで、驚くほど豊富。さらに、イートインではモーニングセットやランチセット、そして名物の「キングカレー」なども楽しむことができ、朝早くから夜まで、様々なシーンで利用できるのが魅力です。

店舗基本情報

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【体験レビュー】雨の函館で出会った、心温まるモーニング

当日はあいにくの雨模様でしたが、駅からほぼ一本道なので迷うことなく到着。おしゃれな外観が目を引きます。

大きな窓からは店内の様子が…と思いきや、駐車場が満車に近く、その人気ぶりがうかがえました。

焼きたてパンの香りに包まれる、活気あふれる店内

一歩足を踏み入れると、焼きたてパンの香ばしい香りがふわりと鼻をくすぐります。右手には大きなショーケースが広がり、たくさんのパンが並んでいて、見ているだけでワクワクしました。平日の朝早くにもかかわらず、イートインスペースはほぼ満席。しかし、席と席の間はゆったりとスペースが取られており、混雑していても隣が気にならない配慮が嬉しいポイントでした。

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