北鎌倉・浄智寺の見どころ。静寂と緑に癒される、大人の鎌倉散策体験記
メリット・デメリット:体験者だからこそ言えるリアルなポイント
実際に訪れてみて感じた、良かった点と少し気になった点を正直にお伝えします。
良かった点
- 圧倒的な静けさと自然:他の有名寺院に比べて人が少なく、自分のペースでゆっくりと散策できます。鳥のさえずりや風の音に耳を澄ませる時間は、最高の贅沢です。
- 見どころが凝縮されている:境内は広すぎず、鐘楼門、三世仏、布袋様といった主要な見どころがコンパクトにまとまっているため、短時間でも満足感が高いです。
- アクセスの良さ:北鎌倉駅から徒歩圏内でありながら、喧騒から離れた別世界が広がっています。
- 写真映えするスポット多数:苔むした石段や竹林、風情ある門など、どこを切り取っても絵になります。
気になった点
- 足元への注意が必要:苔むした石段や未舗装の小道があるため、雨の日や歩き慣れない靴の場合は注意が必要です。
- 案内の少なさ:布袋様への道など、一部案内が控えめな場所があります。拝観受付で販売されているイラストマップ(20円)を手に入れると、より楽しめるかもしれません。
- 御朱印のルール:浄智寺では複数の御朱印がいただけますが、「一冊の御朱印帳に一種類のみ」というルールのようです。複数欲しい方は、御朱印帳を分けて持参すると良いでしょう。
世間の反応:SNSや著名人にも愛される場所
浄智寺は、多くの人々を魅了しているようです。SNSで「#浄智寺」と検索すると、美しい写真と共にたくさんの感想が投稿されています。
「円覚寺から徒歩圏内の鎌倉五山第四位の寺院です。お腹をなでると元気がもらえるという布袋様がいらっしゃいます。ご本尊の三世物も必見です。」(2017年2月の口コミ)
「混雑を避けて北鎌倉に来ましたが、こちらはひっそりと静かな元旦です。今日もユニークな表情をした布袋さまのお腹を撫でて来ました。」(2024年1月の口コミ)
「ずっと見てみたいと思っていた景色でした。落葉した葉っぱもまだとても綺麗で‥‥立ち寄って本当に良かったです。」(2025年11月28日のInstagram投稿)
また、浄智寺は文化人にも愛された場所で、境内には小説家・澁澤龍彦の墓があり、映画監督の小津安二郎も近くに居を構えていたと言われています。近年では、テレビドラマ『カネ恋』や『続・続・最後から二番目の恋』のロケ地としても使われ、新たなファン層を広げています。
浄智寺の公式Instagramでは、境内の四季折々の様子が発信されており、訪問前にチェックするのもおすすめです。
これから浄智寺を訪れるあなたへ
心静かな時間を求めるなら、浄智寺は最高の選択肢
浄智寺は、派手さや壮大さはありませんが、その代わりに深い静寂と豊かな自然が訪れる人の心を優しく包み込んでくれる場所です。鎌倉の喧騒から少し離れて、自分と向き合う時間や、ただただ美しい緑に癒される時間を持ちたい方に、心からおすすめします。
特に、平日の午前中や、私のように休日の夕方を狙って訪れると、より一層静かな境内を独り占めできるかもしれません。歩きやすい靴で、カメラを片手に、ぜひ北鎌倉の隠れた名刹で、心洗われるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。そして、訪れた際には、にこやかな布袋様のお腹を撫でて、たくさんの元気をもらってくださいね。
※本記事の情報は記事公開当時のものです。ご覧いただくタイミングによっては内容が変更されている場合がありますので、最新情報をご確認ください。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]













































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