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足立美術館の絶景カフェ「喫茶室 翠」体験レポ!日曜の混雑状況や座席からの眺めをレビュー

足立美術館の絶景カフェ「喫茶室 翠」体験レポ!日曜の混雑状況や座席からの眺めをレビュー

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS

「まるで、生きている日本画の中にいるみたい…」

島根県にある足立美術館内のカフェ「喫茶室 翠(すい)」で窓の外に広がる庭園を眺めたとき、思わずそんな言葉がこぼれました。ここは、ただお茶を飲むだけの場所ではありません。芸術鑑賞の感動を、五感で味わい尽くすための特別な空間でした。

その評判は本物で、私が訪れた日曜の朝9:50にはすでに満席。しかし、幸運にも待ち時間も早々に、最高のロケーションで息をのむような絶景を堪能できました。

この記事では、そんな「喫茶室 翠」の魅力から、気になる混雑状況、席選びのポイントまで、私の実体験を交えて徹底的にレポートします!

大きな窓の向こうには、絵画のような枯山水庭園が広がる。

「喫茶室 翠」とは? 5万坪の庭園を望む美術館の特等席

「喫茶室 翠」は、島根県安来市にある足立美術館の中にあるカフェです。

この美術館の最大の特徴は、5万坪にも及ぶ広大な日本庭園。米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングでは、21年連続で日本一に選ばれており、「生きた日本画」とも称されています。

「喫茶室 翠」は、その庭園の中でも特に美しい「枯山水庭」を、大きな窓から一枚の絵画のように鑑賞できる絶好のロケーションにあります。美術品を鑑賞した後の感動の余韻に浸りながら、あるいはこれから始まる鑑賞への期待に胸を膨らませながら、特別な時間を過ごせる場所なのです。

店舗の基本情報

店名喫茶室 翠(きっさしつ すい)
場所足立美術館 新館1階(島根県安来市古川町320)
アクセスJR安来駅より無料シャトルバスで約20分
営業時間9:00~閉館時間まで ※季節により変動
注意点美術館の入館者のみ利用可能(別途入館料が必要)
公式サイト足立美術館公式サイト

足立美術館のレビューと、もう一つの喫茶店「大観」のレビューはまた別の記事で書いているので、もしよろしければぜひご覧になってみてくださいね。

紹介している記事のリンクは、記事末にも一覧でまとめています。本編を読み終えた後、気になる記事は最後にゆっくりご覧ください。

【体験レビュー】行列は必至? 待ち時間から絶景席の眺めまで

ここからは、私が実際に訪れて感じたリアルな体験を、写真と共にお届けします。訪問を検討している方が一番気になるであろうポイントを、詳しく解説していきます。

混雑状況と待ち時間:日曜朝9時台のリアル

私が美術館に到着し、庭園をささっと眺めたあとカフェへ向かったのは、日曜の朝9時30分頃。喫茶室は混雑すると聞いていたため早めに向かったのですが、正規の開館からまだ1時間も経っていないにもかかわらず、すでに満席でした。やはり皆さん考えることは同じですね。

システムは、入口にあるウェイティングシートに名前と人数、希望のテーブル(窓側/壁側/指定なし)を記入して待つというもの。私が見た時点で、すでに満席で4組ほどが待っていました。特に「窓側」を指定すると待ち時間が長くなる傾向にあるようです。

ウェイティングシートに名前を書いて待つスタイル。
壁側を選択すると早めに入ることができますが、今回はもちろん庭園側を選びました。

私は窓側がよかったので「窓側」に丸をつけました。ですが、おそらくカフェに入った人たちが出てくるタイミングとあったのか、記入してからわずか20分後の9:52には席に案内されることに!とってもラッキーです。

店内の雰囲気:豪華な内装と「生きた日本画」

店内は、クラシックで重厚感のある雰囲気。ふかふかの絨毯に、花柄のゆったりとしたソファが配置され、とても優雅な気分にさせてくれます。

窓際の席はまさに特等席。庭園を独り占めしているかのような贅沢な時間を過ごせます。

そして何より、壁一面の大きな窓。ここがこのカフェの主役です。窓枠がまるで額縁のように機能し、目の前に広がる枯山水庭が「生きた日本画」として目に飛び込んできます。丁寧に手入れされた松の緑、白砂のコントラスト、そして遠くの借景の山々。計算され尽くした美しさに、時間を忘れて見入ってしまいます。

雨上がりの庭園は、苔や木々の緑が一層深く、しっとりとした美しさでした。
カフェから眺める「亀鶴の滝」。

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