鎌倉・円覚寺の紅葉を現地レビュー!見どころと混雑、がっかりポイントも正直に解説
良かった点・気になった点【メリット・デメリット】
実際に訪れてみて感じた、良かった点と少し気になった点を正直にまとめました。
良かった点(メリット)
- 駅徒歩1分の圧倒的アクセス: 計画が立てやすく、体力に自信がない方でも安心です。
- 総門前の見事な紅葉: 拝観料なしでも楽しめる、鎌倉屈指の紅葉スポットです。
- 荘厳で静謐な雰囲気: 広大な境内に点在する歴史的建造物が、非日常的な空間を演出してくれます。
- 写真映えするスポット多数: 巨大な山門や仏殿、妙香池など、どこを切り取っても絵になります。
気になった点(デメリット)
- 見どころが少し分かりにくい?: 境内が広大で、伽藍が点在しているため、「ここが一番の見どころ!」という派手なハイライトが少なく、人によっては単調に感じるかもしれません。
- 休憩所の閉店: 以前は境内にあったお団子屋さんが閉店してしまったのは残念でした。ただ、少し階段を上った先にある「弁天堂茶屋」は営業しており、景色を楽しみながら休憩できます (jalan.net)。
- 国宝が非公開: 最大の見どころである国宝・舎利殿が通常非公開なのは、少し寂しく感じるかもしれません。
私の「少し期待外れ?」という第一印象は、この「見どころの分かりにくさ」から来たのかもしれません。派手なアトラクションを期待すると肩透かしを食らうかもしれませんが、禅寺ならではのわびさびや、歴史的背景に思いを馳せながらゆっくり散策することにこそ、円覚寺の本当の魅力があるのだと後から気づきました。
世間の反応は?SNSや口コミをチェック
私だけでなく、他の人は円覚寺をどう感じているのでしょうか。SNSや口コミサイトでの評判を調べてみました。
「紅葉の見頃をやや過ぎていました。禅寺らしい静謐な佇まいがとてもよかったです。弁天堂まで階段をヒーヒー言いながら登り、富士山がちょこっと望めたのは幸いでした。」
「閑静な北鎌倉の名刹。蝉時雨の中建ち並ぶ堂宇は非常に趣き深い。観光客も多過ぎず落ち着いて観られた。国宝の舎利殿を公開日に間近で観たいと思った。」
やはり「静謐な雰囲気」や「趣」を評価する声が非常に多いようです。また、紅葉だけでなく、新緑や紫陽花の季節の美しさを称賛する口コミも目立ちました。一方で、私と同じように「弁天堂までの階段が大変」という声もあり、体力に自信のない方は無理せず散策するのが良さそうです。
また、円覚寺では初心者でも参加しやすい坐禅会が定期的に開催されており、「姿勢を正し、呼吸を整えることでとてもすっきりとした気分になった」といった体験談も多く見られます。観光だけでなく、心を整える体験ができるのも大きな魅力ですね。
円覚寺を120%楽しむためのアドバイス
北鎌倉の顔ともいえる円覚寺。その魅力は、ただ美しい紅葉や大きな建物だけではありませんでした。元寇の戦没者を敵味方なく弔うために建てられたという歴史に思いを馳せ、広大な境内の静寂に身を委ねる。そんな「時間の過ごし方」こそが、円覚寺での最高の体験だと感じます。
これから訪れる方へのアドバイスは、「急がず、焦らず、五感で禅の世界を感じること」です。事前に見どころを詰め込みすぎず、気の向くままに歩いてみてください。疲れたら弁天堂茶屋で一休み。きっと、あなただけの心に残る風景に出会えるはずです。
駅前の喧騒から一歩足を踏み入れた先に広がる、800年の歴史が息づく静寂の世界。次の週末、あなたも体験してみませんか?
※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]













































コメントはこちら