劇場版『鬼滅の刃 無限城編』新入場特典“恋雪ver.”イラストボード10月18日より配布中!

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
現在公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』において、2025年10月18日(土)より、来場御礼入場者特典の第8弾として「第6弾キービジュアル イラストボード (恋雪 ver.)」が全国の劇場で配布中だ。期間は10月31日(金)までの2週間限定で、全国合計100万名に達し次第終了となる。
公開3ヶ月、熱気冷めやらぬ興行と特典戦略
本作は7月18日の公開から3ヶ月が経過した現在も、多くの観客を動員し続けている。ある情報によれば、観客動員数は2511万人、興行収入は364億円を突破しており、社会現象とも言える人気を維持している。
このロングランヒットを支える一因が、定期的に内容が更新される入場者特典である。今回で第8弾となる特典は、一度鑑賞したファンが再び劇場へ足を運ぶ動機付けとなっている。このような戦略は、作品の世界観を補完するアイテムを提供することで、ファンの満足度を高めると同時に、興行成績にも大きく貢献していると言えるだろう。
特典の詳細:「狛治」と対をなす「恋雪」の物語
両面で描かれる、はかなくも美しい世界観
今回配布される特典は、A5サイズの両面イラストボードだ。表面には、上弦の参・猗窩座(あかざ)が人間だった頃の姿である「狛治(はくじ)」と、その婚約者「恋雪(こゆき)」が描かれた第6弾キービジュアルが使用されている。一方で、裏面には恋雪の表情に焦点を当てたクローズアップイラストがデザインされており、一つの特典で二つの異なる魅力を楽しめる仕様となっている。
注目すべきは、10月17日まで配布されていた第7弾特典が「狛治ver.」であった点だ。第7弾は同じ第6弾キービジュアルを表面に使用しつつ、裏面は狛治の表情をクローズアップしたデザインだった。 今回の「恋雪ver.」は、まさにそれと対をなす構成であり、二つを揃えることで一つの物語が完成するかのような演出が、ファンの収集意欲を掻き立てている。
物語の鍵を握る人物、恋雪とは
恋雪は、鬼である猗窩座の過去を語る上で欠かせない重要人物である。病弱な父を持つ狛治が、ある武術道場の師範・慶蔵に拾われ、その一人娘である恋雪の看病をしながら修行に励む中で、二人は将来を誓い合う仲となる。しかし、悲劇的な事件によりその幸せは打ち砕かれ、狛治が鬼へと変貌するきっかけとなった。 この特典は、猗窩座の強さの根底にある、人間時代の悲しい記憶を象徴するものと言えよう。
SNSでの反響と公式の発信
特典配布の発表を受け、SNS上ではファンからの期待の声が相次いでいる。「狛治ver.と並べて飾りたい」「これは絶対に手に入れなければ」といった投稿が多く見られ、配布開始を心待ちにする様子がうかがえる。公式X(旧Twitter)アカウントも積極的に情報を発信し、ファンの期待をさらに高めている。
今後の展望と注意点
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』は三部作で構成されることが発表されており、本作はその第一章にあたる。今後、第二章、第三章と物語が続く中で、どのような特典が用意されるのかにも注目が集まる。今回の特典配布は10月31日までとされているが、全国100万名限定のため、劇場によっては早期に配布が終了する可能性も十分にある。鑑賞を予定しているファンは、早めに劇場へ足を運ぶのが賢明だろう。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
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