坂下真心(NMB48)、感謝祭ミニマラソン優勝の祝福に「返信していたら朝4時ぐらいになりました」 NMB48劇場で取材会

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
NMB48の坂下真心(21)が10月11日、大阪市中央区のNMB48劇場で取材会を開いた。前日10日のTBS系「オールスター感謝祭’26秋」の名物企画「赤坂5丁目ミニマラソン」で、女性として25年ぶりの優勝。100件を超える祝福に「返信していたら朝4時ぐらいになりました」と笑顔で明かした。
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女性25年ぶりの優勝、最後は佐藤圭汰の猛追を振り切った
「オールスター感謝祭’26秋 放送70回記念SP」は10月10日午後5時40分から、今田耕司と島崎和歌子の司会で生放送された。1991年秋に始まった番組が70回目を迎えた記念回で、赤坂5丁目ミニマラソンにはエリック・ワイナイナ、森脇健児、小島よしお、B&ZAIの菅田琳寧、OWVの佐野文哉ら歴代優勝者が顔をそろえた。
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このレースは、性別や競技経験に応じてスタート時刻に差をつける方式で行われる。坂下は最も早く走り出す「一般女子」の枠で出場し、赤坂の名物「心臓破りの坂」を含む約5キロ、4周のコースに挑んだ。
序盤から先頭を守ったのは坂下だった。同じ48グループから初参戦したAKB48の伊藤百花がじわじわと差を詰め、4周目に入ったところで一時6秒差まで迫る。それでも坂下はペースを落とさず伊藤を引き離し、終盤に追い上げてきた陸上の佐藤圭汰も振り切って、真っ先にゴールへ飛び込んだ。
上位5人の結果は次のとおりだった。
| 順位 | 名前 | 所属・肩書 |
|---|---|---|
| 1位(優勝) | 坂下真心 | NMB48 |
| 2位 | 佐藤圭汰 | 陸上 |
| 3位 | 伊藤百花 | AKB48 |
| 4位 | 後上翔太 | 純烈 |
| 5位 | 井上咲楽 | タレント |
女性の優勝は2001年秋の谷川真理以来となった。谷川は1991年の東京国際女子マラソンを制したマラソンランナーだ。
ゴール後、坂下はガッツポーズで喜びを表し、「坂道とか使って、死ぬ気で練習してきました」と口にした。続けて「NMB48のために走ってきたので、来週コンサートがあるので、ぜひ見に来てください!」とグループのライブを売り込んでいる。
放送中からSNSでも反応が広がり、坂下の力走をたたえる投稿や、伊藤との48グループ対決に沸く書き込みが相次いだ。
劇場の取材会で明かした「朝4時」と人生初のグリーン車
一夜明けた11日、坂下は東京から大阪へ戻り、NMB48劇場の取材会に臨んだ。優勝直後からLINEなどに100件以上の祝福が届いたといい、「SNSの反響や知り合いの方のメッセージがすごくて『本当に優勝したんだな』と実感しました。返信していたら朝4時ぐらいになりました」と打ち明けた。
連絡をくれた相手もさまざまだった。高校時代の友人や、3年ほど連絡を取っていなかった知人、NMB48の先輩からもメッセージが届いたという。「新年のあいさつより、ずっとたくさんいただきました」と話し、反響の大きさに驚いた様子を見せる。
帰りの新幹線は、マネージャーの計らいでグリーン車にグレードアップされた。本人にとっては人生初のグリーン車で、「優雅に富士山を見ながら帰ってきました」と笑った。
劇場ではメンバーが待ち構えていた。クラッカーを鳴らすサプライズで凱旋を祝われ、「クラッカーを鳴らしてくれてすごくうれしい。びっくりしました」と感激。「NMB48のことをたくさん知ってもらえてよかった。皆にお土産を持って帰ってこられたことがうれしい」と胸を張った。
レース中の心境も語っている。走り出す前は「女性で1位」を目標にしていて、総合優勝は届かないと考えていたという。最後の1周の坂を上っている途中で、総合優勝を狙える位置にいると気づき、そこから必死に走った。「名のあるレースの中で私の名前が刻まれると思うとうれしい気持ち。結果が出て良かった」と表情を緩めた。
「山トレ」と師匠の練習メニューで坂を克服
優勝を支えたのは、地道な練習だった。
坂下は、お笑いコンビ・げんきーずの宇野けんたろうに練習メニューを組んでもらっていた。宇野はフルマラソンで2時間33分30秒の自己ベストを持つ”芸人ランナー”で、2026年2月の大阪マラソンでは坂下と一緒に走った間柄にあたる。メニューには週1回の14〜17キロのロング走も含まれていたという。
坂の対策として坂下が自分で考えたのが、いわば”山トレ”だった。電車で大阪の山まで通い、ほとんど人のいない場所で200メートルほどの坂を上っては下りる練習を一人で繰り返した。「赤坂の斜面よりきつく、自信がついた」と話し、本番では「前回出たときよりも苦しさがなかった」と手応えを口にしている。
前回とは、2025年10月放送の「オールスター感謝祭’25秋」のことだ。坂下はこのときもミニマラソンを走っており、1年越しで頂点に立った。
9月には長かった髪をばっさり切り、ファンを驚かせていた。「短い方が走りやすいですね。気分的に前向きになれましたし」と、思い切ったイメージチェンジもレースへの気持ちを後押ししたと振り返る。
「アイドルはこんなもんじゃないぞというところを見せられた」とも語っている。
賞金30万円の使い道は「実家のトイレ」
手にした優勝賞金は30万円。使い道を聞かれると、坂下は「全然決めてなくて。でもやっぱり家族のために使いたいと思いますね。旅行だったりとか」と答えた。
ここで話が意外な方向へ転がる。「最近、ウチのトイレが壊れてしまって」と切り出し、報道陣は爆笑。実家のトイレの修理に結構な額がかかったといい、次にどこかが壊れたときは自分が出せるようにしておきたいと、家族思いの一面をのぞかせた。
坂下は2005年8月2日生まれ、大阪府出身。2022年に8期生としてNMB48に加入し、2025年4月からチーム制がなくなった同年10月までチームBⅡのキャプテンを務めた。愛称は「まこち」で、身長は161センチ。ハンドボールやサッカー、テニスなどスポーツ全般を得意とする。
次は横浜マラソン、2027年2月の大阪マラソンでリベンジへ
走るアイドルとしての挑戦はまだ続く。10月25日には横浜マラソンにゲストランナーとして出走し、2027年2月28日の大阪マラソン2027に臨む予定だ。
大阪マラソンには因縁がある。フルマラソン初挑戦だった2025年大会は4時間9分43秒で完走したが、2026年大会はゴールまで残り約1キロの地点で脱水症状を起こし、棄権に追い込まれた。坂下は「(リタイアも)自分に残るものがあった。悔しさも持ちつつ、リベンジ、チャレンジを楽しみたい」と話し、最低でもサブ4(4時間切り)、目標は3時間45分と掲げる。
次の赤坂5丁目ミニマラソンも視野に入れる。「ハンディがついた状態で勝ったら、すごいと思わせることができる。それすらも楽しめたら」と、次回の出場にも意欲を見せた。
グループとしての目標は、大阪城ホールでのライブだ。「自分にできることは走って知名度を上げること。NMB48の名前を広めたい」と語り、「今のアイドル、今のNMB48はこんなもんじゃないんだぞ」と言葉に力を込める。
NMB48は10月17日と18日、大阪・オリックス劇場で結成16周年記念ライブ「NMB48 16th Anniversary LIVE GO TO 城」を開く。坂下は「大阪城ホールの舞台に立つための大事な場。歌と踊りと一体感を皆さんに知ってもらいたい」と話し、赤坂で広げた名前をグループの舞台へつなげようとしている。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]


















































































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