岩井明愛、スタンレーレディスホンダ第2日に66で単独首位 古江彩佳が1打差で最終日へ

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女子ゴルフの国内ツアー第30戦「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」第2日が10月10日、静岡県裾野市の東名カントリークラブ(6530ヤード、パー72)で行われ、岩井明愛(24)=Honda=が7バーディー、1ボギーの66をマークした。2位から出て通算11アンダー。単独首位で最終日を迎える。
7バーディー、1ボギーの66で2位から単独首位へ
前日首位の古江彩佳(26)=富士通=は69で回り、1打差の通算10アンダーで2位。大会を特別協賛するホンダと所属契約を結ぶホステスプロが、2024年9月以来となる国内ツアー通算7勝目に王手をかけた。
初日の岩井は67で回り、首位の古江に2打差の5アンダーで、木戸愛、金澤志奈と並ぶ2位タイにつけていた。第2日はそこから6つ伸ばし、2日間の合計は133。首位の古江との2打差を、1日でひっくり返した。
パー3の6番ではチップインでバーディーを奪った。ボギーは1つにとどめ、7つのバーディーでスコアを積み上げている。
この日のプレーについて、岩井は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)を通じて「きょうも楽しくプレーできました」と口にした。グリーンを含むコースの仕上がりを高く評価し、「昨年よりもコースコンディションが良く、やりがいもあります」と続ける。3日間大会で伸ばし合いになることを見越し、「できるだけ多くバーディーを取る気持ちでプレーしました」とも明かした。
天候は晴れ、気温は26.6度で、観衆は3667人。予選カットは通算イーブンパーで、56人が最終日へ進んだ。
上位は大混戦、最終組は岩井・古江・藤田
2位の古江は、初日に9バーディー、2ボギーの65で単独首位に立っていた。2024年の日本女子オープン以来の首位スタートだった。
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第2日は前半に苦しんだ。古江は「前半はあまりドライバーショットがうまくいかず、アンダーで回れませんでした」と明かし、後半に気持ちを切り替えてバーディーを重ねた。パッティングの感覚は悪くないものの、「ラインがひと筋違って入らなかったのは悔しかった」とも語っている。米ツアーではメジャーのエビアン選手権を含む2勝を挙げ、国内ツアーでは通算8勝。勝てば、2022年の富士通レディース以来となる国内通算9勝目だ。
3位にはツアー初優勝を狙う藤田かれん(26)=ライク=が67で通算9アンダーにつけた。プロ5年目で、最終日最終組を回るのは2024年のリゾートトラストレディス以来2年ぶりだという。
| 順位 | 選手 | 1R | 2R | 通算 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 岩井明愛 | 67 | 66 | -11 |
| 2 | 古江彩佳 | 65 | 69 | -10 |
| 3 | 藤田かれん | 68 | 67 | -9 |
| 4T | 河本結 | 68 | 68 | -8 |
| 4T | 金澤志奈 | 67 | 69 | -8 |
| 6T | 三ヶ島かな | 69 | 68 | -7 |
| 6T | 桑木志帆 | 69 | 68 | -7 |
| 8T | 吉田鈴 | 71 | 67 | -6 |
| 8T | 吉澤柚月 | 70 | 68 | -6 |
| 8T | 荒木優奈 | 69 | 69 | -6 |
4位には大会連覇を狙う前年覇者の河本結が2日連続の68で浮上し、金澤志奈と並んだ。年間ポイントランキング首位の桑木志帆は、三ヶ島かなとともに通算7アンダーの6位。首位から5打差以内に10人がひしめく。
明暗が分かれた選手もいる。初日2位タイだった木戸愛は、最終18番パー5のティーショットが松の木の上に引っかかったとみられ、自分のボールと確認できずにロストボールの処置となってダブルボギー。74と崩れ、通算3アンダーの23位に後退した。一方で菅楓華は初日の92位から、この日のベストスコアとなる65で回り、23位まで順位を上げて予選を通過した。
米ツアー2年目、まだ届かない今季の1勝
岩井は2025年から米女子ツアーを主戦場とする。ルーキーイヤーの2025年、ザ・スタンダード・ポートランド・クラシックで決勝ラウンドを64、66と伸ばし、通算24アンダーで米ツアー初優勝。先に勝っていた双子の妹・千怜とともに、ツアー史上初の双子優勝者となった。
2年目の今季は、8月中旬の時点で4試合でトップ10に入るなど、上位に何度も顔を出している。7月のメジャー、エビアン選手権では3打差の2位から最終日に臨み、最終ホールまで優勝を争ったものの、通算18アンダーで1打差の3位。8月に連覇を狙ったポートランド・クラシックは予選落ちに終わったが、9月のアーカンソー選手権では最終日に62をマークし、優勝した西村優菜と5打差の2位タイに入った。
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国内の試合にも出ている。3月の開幕戦に続いて4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンに出場し、地元・埼玉で佐久間朱莉と並ぶ2位タイ。9月のソニー日本女子プロ選手権は7位タイだった。
勝ち星に手が届かない。大会前、岩井は「今年まだ優勝できてないのが1つ自分の中に残っている」と胸の内を語っていた。国内ツアーでは通算6勝を挙げているものの、最後の優勝は2024年9月の住友生命Vitalityレディス東海クラシックまでさかのぼる。
国内戦は約1カ月ぶり。大会前日のプロアマ戦の後には「所属先の大会でもあるので盛り上げたい」と話し、「今週は、優勝副賞の自動車を狙っています」とも話していた。優勝副賞はHonda ZR-V e:HEV Zだ。
妹・千怜は11位、昨年の雪辱を懸けた最終日
同じくHonda所属の千怜は、70、69で通算5アンダーの11位につける。前年の大会では濃霧で最終日が9ホールに短縮されるなか、優勝した河本に次ぐ2位に入った。今季の米ツアーでは、まだ勝利を挙げていない。
一方の明愛は、昨年は第2ラウンドを終えて通算2アンダーの40位タイ。上位30人に絞るセカンドカットにかかり、短縮された最終日をプレーできなかった。1年後、同じ東名カントリークラブで、首位に立って最終日を迎える。
最終日の10月11日は、岩井、古江、藤田の上位3人が最終組で、午前9時10分に1番ホールからスタートする。大会は動画配信サービスU-NEXTで3日間ライブ配信され、最終日も中継がある。優勝賞金は2160万円、賞金総額は1億2000万円。大会は1980年に始まり、一時の中断を経て2003年から東名カントリークラブで開かれている。今年で38回目となる。
「日本のゴルフファンの前でプレーする機会が少ないので、皆さんに楽しんで元気になってもらえるようなプレーを、あすもできるように」。岩井は自分も楽しみながら、所属先の大会で今季初の1勝を狙う。
[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]









































































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