比嘉一貴がアジア大会ゴルフ男子個人初日65で首位タイ発進、中島啓太は1打差の4アンダー 団体は日本が単独トップ

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愛知・名古屋アジア大会のゴルフ男子が30日に開幕し、比嘉一貴が65をマークして5アンダーの首位タイで初日を終えた。中島啓太は1打差の4アンダーで追う。団体戦は日本が9アンダーで、2位の韓国と中国に2打差の単独トップ。1日から第2ラウンドが始まり、競技は3日まで続く。
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比嘉は65で首位タイ、中島は1打差で追う
アジア大会のゴルフ競技が30日、愛知県の春日井カントリークラブ東コース(7035ヤード・パー70)で開幕した。男子個人戦の第1ラウンドで、比嘉一貴(31)=フリー=は6バーディー、1ボギーの65で回り、5アンダーとした。台湾のワン・ウェイシュエン(王偉軒)と並ぶ首位タイ発進だった。
2018年ジャカルタ大会の金メダリスト、中島啓太(26)=フリー=は66。首位と1打差の4アンダーと、好位置で初日を終えた。
日本代表の3人目、アマチュアの本大志(米アリゾナ大2年)は74と伸ばせず、4オーバーの37位タイと出遅れた。米ツアー通算4勝のトム・キム(韓国)は3アンダーの7位タイで、比嘉とは2打差になる。
団体戦は、各ラウンドで代表3人のうち成績の良い2人のスコアを合計する方式だ。初日は比嘉の65と中島の66が採用され、日本は131ストロークの9アンダー。7アンダーで並ぶ韓国と中国に2打差をつけ、単独トップに立った。4アンダーの台湾が4位で続く。
台湾での2位から勢いそのまま
比嘉はこの大会の前から調子を上げていた。2週前のアジアンツアー「Yeangder 台湾オープン」で2位に入り、前週の国内ツアー「リシャール・ミル チャリティトーナメント」は15位。日本ツアー通算8勝、昨季はアジアンツアーの賞金王に輝いた実力者が、地元開催の大舞台に乗り込んだ。
それでも、準備が順調だったわけではない。練習ラウンドではショットに不安を抱えていたという。ゴルフダイジェスト・オンラインの取材には「練習ラウンドではショットに不安があったが、昨日のうちに調整できて、きょうは非常にいいショットが増えた」と話し、前日の修正が実った1日を振り返った。
プロとしての役割も口にする。みんなのゴルフダイジェストの取材では、出遅れたアマチュアの本について「いいスタートでしたね。本くんがおもいっきりプレーできるためにも、僕らプロがリードしていかないといけない。(本くんは)よくなかったかもですが、もっともっとトライしてほしいですね」と語り、唯一のアマチュアを気遣った。
プロが初めて加わった日本代表
アジア大会のゴルフに、日本からプロ選手が選ばれたのは中島と比嘉が初めてだ。女子の3人はいずれもアマチュアで、男子はプロ2人とアマチュア1人の混成チームになった。
中島にとっては2度目のアジア大会となる。アマチュアだった2018年ジャカルタ大会では、個人と団体の2冠を手にした。その後プロに転向し、2023年には日本ツアーの賞金王に。日本ゴルフ界で初めてとなる、個人戦2度目の金メダルを狙う。
初日は出だしから流れに乗った。中島はみんなのゴルフダイジェストの取材に「スタート前は緊張していましたが、1番ホールでバーディを取ることができていいリズムで回れました」とコメント。このコースでのプレーは初めてだったが、「9番でいいパーが取れて後半は強い気持ちでプレーできました」と後半の粘りにも触れた。
一方の本は「今日は全部ダメでしたね。パッティングもドライバーも。少し緊張していたのもありました。リズムが悪かったです」と悔しさをにじませた。団体戦は上位2人のスコアで争うため、本が巻き返せば日本の選択肢は広がる。
日本男子がアジア大会の個人戦で手にした金メダルは、次の4つだ。
| 大会 | 金メダリスト |
|---|---|
| 1990年北京 | 丸山茂樹 |
| 1994年広島 | 横尾要 |
| 1998年バンコク | 近藤智弘 |
| 2018年ジャカルタ | 中島啓太 |
団体戦でも日本男子は4度の金メダルを持つ。前回2023年の杭州大会では日本勢が金に届かず、今大会は2018年以来8年ぶりの金メダルがかかる。
ライバルは韓国と前回王者
団体で2打差の韓国は、トム・キム、キム・ソンヒョン、ムン・ドヨプの3人で臨む。韓国では、アジア大会の金メダリストが兵役の特例の対象になる。先週のプレジデンツカップに世界選抜として出場したトム・キムも、大会を終えるとアメリカから日本へ向かった。
前回大会の個人金メダリストで香港のコー・タイチ、2024年のアジアアマチュアを制した中国のウェニー・ディンら、実力者もそろう。男子は25カ国・地域から66人が出場している。
2日目は1日朝にスタート、最終日は3日
競技は男女とも4日間72ホールのストロークプレーで、個人戦と団体戦を同時に進める。第2ラウンドは1日朝に始まり、第3ラウンドが2日、最終ラウンドが3日の日程となる。
比嘉は2日目を午後のスタートで迎える。みんなのゴルフダイジェストの取材には「明日は午後スタートですし、グリーンが柔らかいので、傾斜のラインとかより、スパイク跡やへこみなどのライン読みが難しいので、そこら辺がタフになるんじゃないかなと思います」と話し、グリーンの変化を警戒していた。
プロ2人が上位に並び、団体も首位。地元開催のアジア大会で、日本男子は8年ぶりの金メダルへ好スタートを切った。残り3日、比嘉と中島がどこまで上位を守れるかが焦点になる。
[文/構成 by スポーツライター 南條楓]








































































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