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深田茉莉を五輪金メダルに導いた家族の力 4人きょうだいの3番目が19歳で頂点へ【スノボ女子スロープスタイル/ミラノ冬季五輪2026】

深田茉莉を五輪金メダルに導いた家族の力 4人きょうだいの3番目が19歳で頂点へ【スノボ女子スロープスタイル/ミラノ冬季五輪2026】

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ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード女子スロープスタイルで、19歳の深田茉莉が金メダルを獲得した。予選7位からの逆転劇で、決勝3回目の滑走で高得点を記録。その強さの背景には、スノーボード一家という環境や、埼玉で同居し生活を支える兄など、家族の献身的なサポートがあった。

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予選7位からの逆転金 深田茉莉19歳、スロープスタイルで頂点に

ミラノ・コルティナ冬季五輪は大会第13日の2月18日、スノーボード女子スロープスタイル決勝が行われ、深田茉莉(19)<ヤマゼン>が87.83点を記録して金メダルに輝いた。ビッグエアで金メダルを獲得していた村瀬心椛(21)<TOKIOインカラミ>は85.80点で銅メダル。日本勢がダブルで表彰台に上がる結果となった。

決勝は予選を通過した12人で争われた。深田は1回目の滑走でジャンプの着地に失敗し、33.98点で9位と出遅れた。しかし、2回目では安定した滑りで全てのセクションを決め、85.70点の高得点をたたき出して一気にトップへ浮上した。

金メダルが懸かった最終3回目、深田はさらに完成度の高い滑りを見せる。自身の得点を87.83点に伸ばし、後続の選手に大きなプレッシャーをかけた。最終滑走者のゾイ・サドウスキー=シノット(ニュージーランド)が87.48点を記録するも、わずかに及ばなかった。この結果、深田の冬季五輪初出場での金メダルが確定した。

スノボ一家に育まれ 7歳で板に、兄の背中追った少女時代

深田は2007年1月1日、愛知県みよし市で生まれた。父・範生さん、母・美帆さんのもと、3歳上の双子の兄・渚さんと姉、そして5歳下の弟がいる4人きょうだいの3番目として育った。家族全員がスノーボードに親しむ環境だった。

深田がスノーボードを始めたのは7歳の時。兄と姉が雪山を滑る姿を見て「私もやってみたい」と思ったのがきっかけだった。当初は趣味の一つだったが、その才能は次第に開花していく。きょうだいは互いに技術を磨き合う関係で、特に兄の渚さんはプロ資格を持つほどの実力者だった。

人生変えた13歳の決断 名将との出会い、家族一丸のサポート

深田の競技人生が大きく動き出したのは13歳の時だった。のちに北京五輪金メダリストとなる蘇翊鳴(中国)や、日本のトップ選手である岩渕麗楽らを指導した佐藤康弘コーチと出会った。この出会いが、彼女を世界のトップへと導く転機となる。

佐藤コーチの指導を受けるため、深田は大きな決断を下した。中学時代は毎週末、両親が愛知県の自宅から埼玉県にある練習施設まで車で送迎する生活が続いた。高校進学時には、競技に専念できる環境を求め、進学校として知られる椙山女学園中学校から通信制のS高等学校へ進路を変更。練習拠点のある埼玉県へ、大学進学で上京していた兄・渚さんと共に移り住んだ。

埼玉での二人暮らしでは、兄が食事の準備など生活全般を支えた。深田の好物だという「兄が作ったチキンのトマト煮」は、厳しい練習に臨む彼女の心と体を支える力になった。家族一丸となったサポート体制が、10代の深田が競技に集中できる環境を作り上げた。

「考え過ぎていた」ビッグエアの悔しさバネに

今大会、深田はスロープスタイルに先立って行われたビッグエアにも出場したが、結果は9位だった。得意種目の一つでの不本意な結果に、本人は「考え過ぎていた。自分がやってきたことは体に染みついているから信じたい」と語り、スロープスタイルへの気持ちを切り替えていた。

その言葉通り、スロープスタイルでは精神的な強さを見せた。1回目の失敗を引きずることなく、2回目以降に完璧な滑りをそろえた。佐藤コーチは深田の強みについて「集中力がもの凄くあり、体が壊れない。だから急速に成長できた」と評価する。ビッグエアでの悔しさを乗り越え、大舞台で自分の滑りを信じ抜いたことが、最高の結果につながった。

ニューヒロイン誕生 日本スノボ界、フリースタイル種目で存在感

深田の金メダルは、今大会の日本選手団にとって5個目の金メダル。これは1998年長野五輪と並ぶ冬季五輪での最多タイ記録となった。また、メダル総数も22個となり、過去最多を更新した。

今大会のスノーボード競技は、日本の躍進が目立った。男子スロープスタイルでは長谷川帝勝(20)が銀メダルを獲得しており、男女そろっての表彰台。ビッグエアと合わせ、スノーボード競技全体で日本は今大会9個のメダルを手に入れた。19歳の深田茉莉という新しいヒロインの誕生は、日本のフリースタイル系種目の層の厚さを示すものとなった。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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