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【箱根駅伝2026・1/3復路結果速報】6区から10区のハイライトをリアルタイムで更新します。

【箱根駅伝2026・1/3復路結果速報】6区から10区のハイライトをリアルタイムで更新します。

【速報】復路スタート、総合優勝を賭けた最終決戦が開幕

2026年1月3日午前8時、第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路(芦ノ湖~大手町、5区間109.6km)がスタートした。

往路を5時間18分9秒の往路新記録で制した青山学院大学が、2位早稲田大学にわずか18秒差、3位中央大学に1分36秒差という僅差で復路に臨む。史上初となる同一大学2度目の3連覇(計9度目の総合優勝)を目指す青学大の逃げ切りなるか、それとも追う各校が大逆転を見せるのか。

特に注目は7位スタート(+4分51秒)の駒澤大学。佐藤圭汰(4年)ら主力を復路に温存しているとみられ、どこまで順位を上げられるかが焦点だ。

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【箱根往路結果ハイライト】
【箱根駅伝2026・往路結果ハイライト】青学大が5区逆転で3連覇、記録ずくめの高速レースを振り返る

【箱根駅伝 区間賞一覧】
【箱根駅伝2026】区間賞選手と記録、エピソードを振り返る 往路1区~5区・復路6区〜10区

紹介している記事のリンクは、記事末にも一覧でまとめています。本編を読み終えた後、気になる記事は最後にゆっくりご覧ください。

復路スタート時点の順位

青山学院大学 5時間18分9秒
早稲田大学 +18秒
中央大学 +1分36秒
國學院大學 +1分54秒
順天堂大学 +2分12秒
城西大学 +3分40秒
駒澤大学 +4分51秒
復路の戦いを追う:各区間のドラマ
6区(20.8km):「山下り」の激闘
(レース開始後、随時更新)

芦ノ湖から小田原へ向かう「山下り」の6区。ブレーキの危険性と隣り合わせの高速ダウンヒルで、各校の戦略が試される。

  • 青学大は18秒のアドバンテージを守れるか
  • 早大、中大は逆転なるか
  • 駒大の巻き返しはここから始まるか

【6区(20.8km)】創価大が区間賞の快挙、青学大は首位を堅守しリード拡大

午前8時、芦ノ湖をスタートした往路優勝の青学大。序盤は予想通り、各校が様子見の展開となったが、5km地点を過ぎた頃から徐々にペースが上がり始める。

先頭集団の最後方に位置していた青山学院大学の石川浩輝(1年)。当日変更での起用だったが、一時は集団から離れかけながらも粘り、9km地点の小涌園前から一気にペースアップ。前を走る選手たちを次々と抜き去り、残り1キロで先頭に立つと、そのまま独走状態でフィニッシュ。57分16秒の区間歴代3位タイをマークし、大学史上初となる6区首位通過を果たした。

2位は早稲田大学の山﨑一吹、3位は中央大学の並川颯太と続き、この区間では8人が1時間1分を切る記録ラッシュ。早くも高速レースの幕開けとなった。

一方、往路7位でスタートした駒澤大学は、当日変更で6区に伊藤蒼唯(4年)を起用。しかし、序盤から先頭集団から遅れ始め、苦しそうな表情を浮かべる。最終的に区間6位、首位から4分3秒遅れという大出遅れのスタートとなってしまった。

そして6区最大のハイライトとなったのが、往路8位スタートの創価大学。6区に投入した小池莉希(3年)が、中盤から驚異的なペースで先頭集団を追い上げる。

14.3km地点から区間新ペースに突入し、函嶺洞門、大平台と通過するたびに差を詰め、小田原中継所では56分48秒の区間賞を獲得。区間記録まであと1秒、区間歴代2位の快挙を成し遂げた。

右足は青、左足は赤という創価大カラーの左右色違いシューズでの快走は、多くの注目を集めた。駒澤大学も区間5位、早稲田大学も区間7位と、優勝候補各校が思い通りのレース運びができない波乱の展開に。

【区間記録】

区間賞:小池莉希(創価大・3年)56分48秒 区間歴代2位

1位 小池莉希③(創価大)56分48秒 区間歴代2位(区間記録-1秒)
2位 伊藤蒼唯④(駒澤大)56分50秒 区間歴代2位タイ
3位 石川浩輝①(青山学院大)57分16秒 区間歴代3位タイ
4位 並川颯太②(中央大)58分21秒
5位 後村光星③(國學院大)58分31秒

参考:6区区間記録 56分47秒(2025年・青山学院大 野村昭夢)

【小田原中継所通過順位】

1位 青山学院大 6時間15分24秒(石川浩輝① 57分16秒・区間3位)
2位 早稲田大 +1分33秒(山﨑一吹③ 58分49秒・区間6位)
3位 中央大 +1分57秒(並川颯太② 58分21秒・区間5位)
4位 國學院大 +2分25秒(後村光星③ 58分31秒・区間7位)
5位 城西大 +3分36秒
6位 駒澤大 +4分03秒(伊藤蒼唯④ 56分50秒・区間2位)
7位 順天堂大 +4分14秒
8位 創価大 +4分16秒(小池莉希③ 56分48秒・区間賞)

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【7区(21.3km)】國學院大が2位浮上、青学大は首位をキープも差を縮められる

(レース中・随時更新中)10:19更新

午前9時15分、早稲田・間瀬田を抜いて中央・七枝が2位に浮上。4位國學院も前の2校との差を徐々に詰める展開でスタートした7区。小田原から平塚へと向かう21.3kmの平坦基調のコースは「復路の2区」とも呼ばれ、主力選手を配置する大学が多い勝負区間だ。

先頭を快走する青山学院大学の佐藤愛斗(2年)。”伝説の駅伝男”の孫として注目を集める佐藤は、箱根7区で大学駅伝デビュー。序盤から安定したペースで走り、10km地点を28分40秒の好ペースで通過した。

そして7区最大のハイライトが、國學院大学の高山豪起(4年)の快走だった。小田原中継所では1位・青学大と3分23秒差、2位早大と2分11秒差の4位でスタートした高山は、序盤から区間新ペースで前を追い上げる。

二宮のポイント(約5km)では、早稲田、中央を抜いて2位に浮上。トップの青山学院・佐藤を上回るペースで首位を追走し、区間記録(1時間0分43秒・2025年駒澤大・佐藤圭汰)と変わらないペースで快走を続けた。

大磯のポイント(約13km)では1位青山学院と2位國學院の差は1分49秒まで縮まり、高山は「豪起ラストだ」の声に手を挙げて応える余裕も見せた。

一方、トップを走る青学大・佐藤愛斗は、終盤15キロ地点の給水ポイントでチームメートと一緒に”乾杯”からのラストスパートという粋なパフォーマンスを披露。リードを守りながらも、國學院の追い上げに対応する冷静な走りを見せた。

その他の順位変動としては、順天堂・玉目陸が並走していた駒澤を引き離して単独6位へ浮上。駒澤・谷中晴とのつばぜり合いでは笑みを見せる余裕もあった。また、学生連合の東大・秋吉拓真が順位を3位上げる快走を見せた。

【区間記録】

区間賞:高山豪起(國學院大・4年)1時間0分54秒 区間歴代2位タイ

1位 高山豪起④(國學院大)1:00:54 区間歴代2位タイ
2位 佐藤愛斗②(青山学院大)1:01:36
3位 七枝竜之介(中央大)1:02:21
4位 間瀬田純平④(早稲田大)1:03:10
5位 玉目陸(順天堂大)1:03:12

参考:7区区間記録 1時間0分43秒(2025年・駒澤大学 佐藤圭汰)

【平塚中継所通過順位】

1位 青山学院大 7時間16分24秒(佐藤愛斗② 1:01:36・区間2位)
2位 國學院大 +1分28秒(高山豪起④ 1:00:54・区間賞)
3位 中央大 +2分25秒(七枝竜之介 1:02:21・区間3位)
4位 早稲田大 +2分43秒(間瀬田純平④ 1:03:10・区間4位)
5位 城西大 +3分58秒
6位 順天堂大 +4分56秒(玉目陸 1:03:12・区間5位)
7位 駒澤大 +5分16秒(谷中晴② 1:04:03)
8位 創価大 +7分25秒
9位 日大 +9分45秒
10位 中央学院大 +11分26秒(シード権内)

【7区の見どころと総括】

國學院大・高山豪起の区間賞獲得

4位スタートから区間新ペースで前を追い上げた高山は、1時間0分54秒の区間歴代2位タイの好記録で区間賞を獲得。青学大との差をスタート時の3分23秒から1分28秒まで、実に1分55秒も詰める快走を見せた。

前回大会の区間記録保持者・佐藤圭汰(駒澤大)に迫る走りで、「豪起ラストだ」の声援に応える4年生の意地を見せつけた。

青学大・佐藤愛斗の堅実な走り

大学駅伝デビューの佐藤愛斗は、1時間1分36秒の区間2位の好タイムで首位をキープ。國學院の猛追を受けながらも、冷静な走りでリードを守り、8区の塩出翔太へ襷をつないだ。

給水ポイントでチームメートと”乾杯”するパフォーマンスは、余裕の表れとも、チームの一体感を象徴するシーンとも言える。

順位変動と8区への展望

7区終了時点で、青学大が1分28秒差で首位をキープ。2位國學院、3位中央、4位早稲田と続き、上位4校の差は1分15秒の大混戦となった。

6位順天堂の玉目が駒澤を抜いたことで、シード権争いにも影響が出始めている。8区以降、青学の逃げ切りか、國學院・中央の逆転か。そして駒澤のエース・佐藤圭汰が10区でどこまで巻き返せるか――。

復路の戦いは、いよいよクライマックスへと向かう。

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8区(21.4km)平塚~戸塚青山学院・塩出翔太が区間新記録、國學院大は2位守るも差が広がる

午前10時、平塚中継所を先頭でスタートした青山学院大学の塩出翔太(4年)。前日の当日変更で「区間賞は必須。区間記録にどれだけ近づけるか」と宣言していた塩出は、その言葉通りの圧巻の走りを見せた。

平塚から戸塚へと向かう21.4kmの8区は、復路の重要な勝負区間。区間記録は1時間3分49秒(2019年・東海大 小松陽平)で、7年間破られていない記録だった。

序盤から区間記録を30秒近く上回るペースで突っ込んだ塩出は、茅ヶ崎のポイント(約10km)でもハイペースを維持。遊行寺の登り坂でも区間記録を32秒上回るペースで快走を続けた。

2位を走る國學院大の飯國新太(2年)も好走を見せたが、塩出のペースには届かず。平塚中継所では1分28秒差だった青学大とのタイム差は、戸塚中継所では1分44秒差に広がった。

3位の中央大学は、佐藤大介が青学・塩出を上回るペースで快走。トップとの差を2分25秒から2分24秒へと1秒詰めたが、平塚中継所から戸塚中継所にかけてさらに差が開き、最終的には3分14秒差に。9区のエース・吉居駿恭へ襷をつないだが、逆転優勝には大記録が必要な状況となった。

4位早稲田大学の堀野正太は4分16秒差、5位は順天堂大学の永原颯磨が青学・塩出を上回る区間新ペースで走り、城西大を抜いて5位に浮上した。

7位の駒澤大学は、主将・山川拓馬を8区に投入。國學院、青学に次ぐペースで前の6位順天堂との差を詰めたが、青学との差は5分36秒と遠のいた。10区のエース・佐藤圭汰での逆転は厳しい状況に。

シード権争いでは、10位中央学院大学と帝京大学が並走。東海大学のロホマン・シュモンが一団を抜けてシード権に向けて追い上げる展開となった。

【区間記録】

区間賞:塩出翔太(青山学院大・4年)1時間3分46秒 区間新記録(7年ぶり更新)

1位 塩出翔太④(青山学院大)1:03:46 区間新記録
2位 永原颯磨(順天堂大)1:04:17
3位 佐藤大介(中央大)1:04:49
4位 飯國新太②(國學院大)1:05:18
5位 堀野正太(早稲田大)1:06:05

参考:旧8区区間記録 1時間3分49秒(2019年・東海大学 小松陽平)

【戸塚中継所通過順位】

1位 青山学院大 8時間20分10秒(塩出翔太④ 1:03:46・区間新記録)
2位 國學院大 +1分44秒(飯國新太② 1:05:18・区間4位)
3位 中央大 +3分14秒(佐藤大介 1:04:49・区間3位)
4位 早稲田大 +4分59秒(堀野正太 1:06:05・区間5位)
5位 順天堂大 +5分8秒(永原颯磨 1:04:17・区間2位)
6位 城西大 +5分39秒
7位 駒澤大 +5分36秒(山川拓馬④)
8位 創価大 +8分54秒
9位 中央学院大(シード権内最終)
10位 日大

【8区の見どころと総括】

青学大・塩出翔太の区間新記録

2年連続8区区間賞を目指していた塩出は、1時間3分46秒の区間新記録で期待に応えた。7年間破られなかった区間記録を3秒更新する快走で、青学大の3連覇に向けて大きな一歩を踏み出した。

茅ヶ崎、遊行寺と一貫して区間記録を上回るペースで走り続け、戸塚中継所では9区の佐藤有一へ襷をつなぐと同時に、ガッツポーズで喜びを表現した。

國學院大・飯國新太の奮闘も及ばず

2年生の飯國は1分28秒差の2位でスタートし、好走を見せたが、塩出の圧倒的なペースには届かず。戸塚中継所では1分44秒差まで開き、9区の野田(1年)へ襷をつないだ。

逆転優勝を狙う國學院大にとって、8区で差を詰められなかったのは痛手となった。

中央大・佐藤大介の力走も逆転は遠く

中央大の佐藤は区間3位の好タイムで走ったが、青学とのタイム差は3分14秒に拡大。9区のエース・吉居駿恭が仮にトップと2分以上縮めて1分以内差まで詰めても、10区での逆転は厳しい状況となった。

順天堂大・永原颯磨が5位浮上

永原は区間2位の好走で城西大を抜いて5位に浮上。青学・塩出を上回る区間新ペースでの走りは、8区の隠れたハイライトとなった。

シード権争いは大混戦

10位中央学院と帝京が並走、東海大が11位に浮上するなど、シード権(10位以内)を巡る争いは9区、10区でさらに激化する見込み。

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9区(23.1km)戸塚~鶴見「復路のエース区間」青学大・佐藤有一が歴代3位の快走、中大エース・吉居駿恭は不発で逆転遠のく

午前11時、戸塚中継所を先頭でスタートした青山学院大学の佐藤有一(4年)。「復路のエース区間」と呼ばれる23.1kmの最長区間で、大学駅伝ラストランとなる4年生が、その集大成となる快走を披露した。

序盤から区間新ペースで突っ込んだ佐藤は、7.7kmの権太坂を通過する時点で、2位國學院大・野田顕臣(1年)との差を1分58秒に広げる。3位でスタートした中央大のエース・吉居駿恭(4年)は、ここまで青学の佐藤に21秒遅れており、期待された大記録の兆しは見えなかった。

14.7kmの横浜駅前を通過する頃には、青学と2位國學院の差はさらに2分15秒まで拡大。佐藤は区間新ペースを維持し続け、3位中大・吉居との差は4分2秒、スタート時から48秒も差を広げられる展開となった。

一方、6km過ぎには順天堂大の石岡大侑(4年)が早稲田大の小平敦之(3年)を抜き、4位に浮上。復路で着実に順位を上げる粘りの走りを見せた。

鶴見中継所に、青学大の佐藤有一がトップで飛び込んだ。タイムは1時間7分38秒で、区間記録には及ばなかったものの歴代3位の好タイムだった。2位は國學院大で1分59秒差。野田顕臣(1年)は平林清澄の記録を上回る1時間7分53秒の力走を見せたが、青学との差をわずかに広げられる結果となった。

3位は中央大で4分23秒差。エース・吉居駿恭(4年)は青学大との差を1分9秒広げられ、1時間8分47秒と不発に終わった。期待された大記録は出ず、逆転優勝の夢は事実上遠のいた形だ。

4位は早稲田大で3位中大との差は52秒。5位順大、6位城西大もたすきリレーした。7位駒大は青学大から7分45秒も遅れ、エース・佐藤圭汰を10区に残すも、逆転は絶望的な状況となった。

シード権争いでは、9位中央学院大から12位東海大まで1分30秒差。激しさを増す10位以内の争いは、最終10区でのクライマックスを迎える。

【区間記録】

区間賞:佐藤有一(青山学院大・4年)1時間07分38秒 区間歴代3位

1位 佐藤有一④(青山学院大)1:07:38 区間歴代3位
2位 野田顕臣①(國學院大)1:07:53 平林清澄の記録超え
3位 吉居駿恭④(中央大)1:08:47 期待された大記録ならず
4位 石岡大侑④(順天堂大)- 6km過ぎに早大抜き4位浮上
5位 小平敦之③(早稲田大)-

参考:9区区間記録 1時間07分15秒(2022年・青山学院大 中村唯翔)

【鶴見中継所通過順位】

1位 青山学院大 9時間27分48秒(佐藤有一④ 1:07:38・区間賞)
2位 國學院大 +1分59秒(野田顕臣① 1:07:53・区間2位)
3位 中央大 +4分23秒(吉居駿恭④ 1:08:47・区間3位)
4位 早稲田大 +5分15秒(小平敦之③ 区間5位)
5位 順天堂大 -(石岡大侑④ 区間4位)
6位 城西大 –
7位 駒澤大 +7分45秒(谷中晴②)
8位 創価大 –
9位 中央学院大(シード権内)
10位 日大

【9区の見どころと総括】

佐藤有一の快走で青学大が独走態勢

青山学院大の4年生・佐藤有一が1時間7分38秒の歴代3位好記録で区間賞を獲得。戸塚中継所から権太坂、横浜駅前と区間新ペースで快走を続け、2位國學院大との差を1分44秒から1分59秒へ拡大。3連覇へ向けて盤石の態勢を築き、10区アンカーへ襷をつないだ。

区間記録には23秒及ばなかったものの、「復路のエース区間」で圧倒的な走りを見せ、大学駅伝ラストランを有終の美で飾った。

1年生・野田顕臣の力走も差縮まらず

國學院大の1年生・野田顕臣は、平林清澄の記録を上回る1時間7分53秒の力走で2位をキープ。若手ながら佐藤有一に食らいつく粘りの走りを見せたが、青学大との差は戸塚中継所の1分44秒から1分59秒へとわずかに広がった。

それでも区間2位の好タイムは、1年生として見事な走りであり、國學院大の未来を感じさせるパフォーマンスだった。

吉居駿恭、期待された大記録ならず

中央大のエース・吉居駿恭は4年生として9区に投入され、逆転への期待がかかったが1時間8分47秒と不発。青学大との差をスタート時の3分14秒から4分23秒へ、実に1分9秒も広げられた。

権太坂では青学の佐藤に21秒遅れ、横浜駅前では48秒差をつけられるなど、徐々に差を広げられる苦しい展開。期待された「大記録」は出ず、逆転優勝の夢は事実上遠のいた。9区区間3位という結果は決して悪くないが、エースに期待された役割を果たせなかった形となった。

順天堂大・石岡大侑が4位浮上

6km過ぎで早大の小平敦之を抜き、4位に浮上した順大の4年生・石岡大侑。復路で着実に順位を上げる粘りの走りを見せ、区間4位の好タイムで10区へ襷をつないだ。

シード権争いは大混戦

9位中央学院大から12位東海大まで1分30秒差の激しいシード権争い。10位以内に与えられるシード権を巡り、最終10区での大逆転劇に期待がかかる。

東海大のロホマン・シュモン、帝京大の尾崎仁哉らが猛追を見せる中、中央学院大、日大、東洋大らもシード権確保へ向けて必死の戦いを繰り広げた。

駒澤大、逆転は絶望的に

7位でスタートした駒澤大は、青学大から7分45秒も遅れる展開に。10区にエース・佐藤圭汰を残すも、総合優勝はおろか、上位進出も絶望的な状況となった。

復路での巻き返しを目論んでいた駒澤にとって、8区、9区と思うようなxレース運びができず、厳しい結果となった。

青学大、3連覇まであと1区間

青学大は佐藤有一の快走で、2位に1分59秒、3位に4分23秒という盤石のリードを築いた。10区アンカーの宇田川瞬矢へ襷をつなぎ、3年連続3度目の総合優勝まであと23kmに迫った。

復路も6区石川、7区佐藤愛、8区塩出、9区佐藤有と、すべての区間でトップをキープし続ける完璧な走り。まさに「盤石」という言葉がふさわしいレース運びで、フィナーレへと向かう。

立教大学・大東文化大、無念の繰り上げスタート

立教大学、大東文化大は9区の走者が規定時間内に鶴見中継所へ到着できず、繰り上げスタートとなった。10区の走者は本来の襷ではなく、大会本部が用意した繰り上げ用の白い襷でスタート。

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【10区(23.0km)】青学大・折田壮太が歓喜のゴール、史上初の10時間40分切りで3連覇達成

(レース開始後、随時更新)

午前12時15分頃、鶴見中継所を先頭でスタートした青山学院大学の折田壮太(2年)。最終23.0kmのアンカー区間で、3年連続3度目の総合優勝という重責を背負い、大手町へと向かった。

序盤から安定したペースで走る折田は、2位國學院大との差を1分59秒のまま維持。3位中央大とは4分23秒差と、逆転の心配は皆無の状態で快調に飛ばし続けた。

復路も6区石川浩輝、7区佐藤愛斗、8区塩出翔太(区間新記録)、9区佐藤有一と、すべての区間でトップをキープし続けた青学大。一度も首位を譲らない盤石のレース運びで、史上初となる同一大学2度目の3連覇に王手をかけた。

午後1時19分、大手町の読売新聞社前ゴールに、青学大の折田壮太が両腕を広げてトップで飛び込んだ。タイムは10時間37分34秒で、史上初の10時間40分切りとなる大会新記録だった。往路に続き、復路も大会新で制した。

2位は國學院大で過去最高の成績。3位は順天堂大、4位早稲田大、5位中央大と続いた。駒澤大は6位に終わり、3連覇中の王座奪還はならなかった。

一方、シード権争いは最終10区で大波乱。9区終了時点で9位日本大学、10位中央学院大学の順だったが、10区で帝京大学が猛追。往路17位からの驚異の巻き返しを見せた帝京大は、10位争いの中央学院大を逆転し、ぎりぎりシード権を獲得。”世界一諦めが悪いチーム”が有言実行の走りを見せた。

11位となった中央学院大は7年ぶりのシード権獲得はならず。日大も12年ぶりのシード権返り咲きを逃し、涙を飲んだ。

立教大学・大東文化大学が繰り上げスタート

9区から10区へたすきをつなぐ鶴見中継所では、立教大と大東文化大が無念の繰り上げスタートとなった。復路の各中継所では先頭チームの通過から20分が経過した時点で、前区間の走者の到着を待たずに次区間の走者はスタートする。

立教大・永井駿(4年)と大東文化大・入濱輝大(4年)が中継所に到着したのは繰り上げスタートから30~40秒後。たすきを渡すチームメートの姿はなく、がっくりと肩を落とした。

【区間記録】

区間賞:折田壮太(青山学院大・2年)1時間09分46秒

1位 折田壮太②(青山学院大)1:09:46
2位 尾熊迅斗(國學院大)1:10:05
3位 浅井玲雄(順天堂大)1:10:25
4位 真島圭史(東京国際大)1:10:28
5位 上田健太③(中央大)1:10:48

参考:10区区間記録 1時間07分51秒(2022年・駒澤大 山野力)

【大手町ゴール・総合成績】

1位 青山学院大 10:37:34(折田壮太② 1:09:46・区間賞) 大会新記録・3年連続9度目の総合優勝
2位 國學院大 +1:47(尾熊迅斗 1:10:05・区間2位)過去最高
3位 順天堂大 +7:51(浅井玲雄 1:10:25・区間3位)3年ぶりシード権獲得
4位 早稲田大 +8:40(森下翔太 1:11:05)
5位 中央大 +9:29(上田健太③ 1:10:48・区間5位)
6位 駒澤大 +9:50(佐藤圭汰④)
7位 城西大 +11:26
8位 東京国際大 +13:10(真島圭史 1:10:28・区間4位)
9位 創価大 +14:10
10位 帝京大 +17:38(八木蓮 1:11:36)シード権獲得
―――――シード権ライン―――――
11位 中央学院大 +17:56(鈴木愛音②)シード権ならず

【10区の見どころと総括】

青学大・折田壮太が歓喜のゴール

青山学院大の2年生・折田壮太が1時間09分46秒の区間賞で、3年連続9度目の総合優勝のゴールテープを切った。大手町では両腕を広げて歓喜のフィニッシュ。総合タイムは10時間37分34秒の大会新記録で、史上初の10時間40分切りを達成した。

復路も6区石川、7区佐藤愛斗、8区塩出(区間新)、9区佐藤有一(区間賞)と、すべての区間でトップをキープし続ける完璧なレース運び。まさに「盤石」という言葉がふさわしい3連覇だった。

原晋監督は史上最多の9度目の総合優勝。「チャラくて泥臭いチーム」がまた勝った。エース・黒田朝日は往路5区で区間新記録の快走を見せ、チームを優勝に導いた立役者として歓喜の涙を流した。

國學院大が過去最高の2位

國學院大は尾熊迅斗が区間2位の好走で、過去最高の総合2位でフィニッシュ。7区の高山豪起が区間賞を獲得するなど、充実した走りで青学大に続いた。

シード権争いは大波乱

10区で最大のドラマが起こった。往路17位からの大逆転を狙う帝京大学が、10区・八木蓮の粘りの走りで10位に滑り込み、シード権を獲得。”世界一諦めが悪いチーム”を掲げる帝京大が有言実行の走りを見せた。

9区終了時点で10位だった中央学院大は、帝京大に逆転され11位に。7年ぶりのシード権獲得はならず、涙を飲んだ。日大も9位から順位を落とし、12年ぶりのシード権返り咲きを逃した。

10位争いの明暗は、わずかな差で分かれた。帝京大と中央学院大の差はわずか18秒。最終区間まで諦めない走りが、シード権という大きな結果を生んだ。

青学大、史上初の10時間40分切り

青山学院大は往路5時間18分8秒の往路新記録、復路5時間19分26秒の復路新記録で、総合10時間37分34秒の大会新記録を達成。史上初の10時間40分切りという驚異の記録で、3年連続9度目の総合優勝を果たした。

総合成績・最終結果

(ゴール後、随時更新)

総合順位

1、青山学院大学
2、國學院大学
3、順天堂大学

(レース終了後、総括記事を更新)

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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